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今年の走り納め [ ちび自転車たち]

自転車で走る今年のラストは、こないだの日曜、強い逆風で苦労させられた大阪市内〜石清水八幡宮往復にリベンジ。

イヤなイメージのままにしとくと走るのが億劫になりそうな気がして、いいイメージ作り直しとかなくっちゃと。

行きは軽い逆風でした。体感は、なので横の枯れ草を見てるとほぼ無風のようでした。ときおり少し強い逆風になることもありました。
これは帰りは無風、ときおり追い風でラクラクかなあと思ってたら、見事強い逆風となってしまいました。「なんでやねん!!」
こないだほどではないですが、凧あそびのカイトが折れそう、糸が切れそうって感じに吹いてました。

例によって、16インチのミニサイクルで可能な限界までサドルを上げて対応しましたが、やっぱりしんどい。
こりゃあ、リベンジならず返り討ちかあと、ガックリ。

このコース、もしかしたら大阪側から吹く時間と京都側から吹く時間が決まっている可能性はあります。これまでにもそう思われるフシはありました。同じタイミングで走ると往復ずーっと逆風になるのかも?

とは言え前回よりは余力あるのでせっかく枚方通るんやからと、T-SITEに行って写真撮ってきました。ずっと前来たとき枚方駅そばにあった記憶だったのでまあ適当に走ってたら出られるやろうと思ってたら出られました。探す間脚も休ませられたし。街なかは風が弱い。

枚方T-SITE[竹中工務店/2016]枚方市岡東町12-2
最初見たときは複雑な形状やなあと思いましたが、その後大阪市内で建築探訪してるといろんなのがあることに気づき、2度目の今回はなんだかそれほどヘンでもないなあと思いました。


中には特に用事もないんで入りませんでした。

枚方から少し走ったところで小休止。
前のときはあまりにもしんどすぎて意地になってノンストップで走りきりましたが今日は意地になるほどではなかった。
で、道を走る自転車たちを眺めてました。
ボクとは逆方向(京都方面)へ向かうロードバイクはいい調子でガンガン飛ばしてましたが、同じ方向(大阪方面)へ向かうロードバイクたちは一様にゆっくりともがいてました。やっぱりずいぶん風はキツいようです。
そんな中意外なことにとろ〜とろ〜とママチャリで走ってるお爺さんたちは案外しんどそうでもなく普通に走ってはりました。
んん〜と疑問点。

それを参考にして、一度サドルをちょい乗り用程度まで下げてみると・・・一気に楽になりました。
なんでや?
セオリーではやっぱり順調なペダリングのためには充分な高さが必要なはず。まあ、ミニサイクルではもともとそこまで高くはできませんが。

ひとつは、前回もそれは考えましたが身体を立てたほうが風を受けるんでなく縫う感じになりやすいからでしょう。これはおそらく正しいような気がします。

あと考えたのは、走るときに人はイメージに合った速度を出そうとしてしまうんじゃなかろうかということ。
坂や風などの逆境でもそれなりに。
だから必要以上に無理がかかってしまう。
自分のイメージより遅い速度に変更したら案外楽なものなのかも?
今回はちょい乗り設定にしたことでイメージ速度が極端に遅くなり、それに合わせて走ったので楽になったのかも?
顔や身体に感じる風は相当強かったのですが、完全に速度を捨てると走行への影響はほとんどなくなりました。
風と抗わず、風なりの速度で。
今回のような設定はロードバイクにはできないのでイメージ速度を大幅に作り変えるしかないですね。もっともロードに乗ってる人は遅く走ろうという気はあまりないとは思われますが。
個人的に最近「遅く走る」をテーマにしてたのでそういう気にはなれたのですけど。遅く走ろうとしつつまだ速かったようです。色気が残ってたんでしょうね。
速度を落とす覚悟ができたら風はたいした敵ではないってことなのかも(横風は別ですが)。
でも、人間って「速さ」に対するどうしようもない欲みたいなもんがありますね。
もしかしたら、生物としてのヒトにとって速いことは生存確率を上げる要素だったからなのかも?

ついでに、どうせ遅く走るんやからギア比も落としてしまおうと思いました。
普段は使わない軽い方から2〜3段くらいのを。
ますます遅くしたらますますラクになりました。軽すぎるギア比は却ってしんどくなるので使えないという意識があったりしましたがおそらく使えるんでしょうね。

ギア比でいえば、例えば登りのとき一番軽いギア比にしたら楽になるはずなのにしんどいだけで何段かギア比を戻した経験は誰にもあるんじゃないでしょうか。
そんなときは自分のイメージよりも速度が遅いんで無理して回そうとしてしまいリズムが狂ってしんどくなってるような気がします。
車体とは別にギア比にはギア比の適正な速度というものがあるわけでその速度で走ると楽になります。
軽いギア比がしんどいときイメージしてたより極端に遅い速度に変えてみると実はけっこうラクだったりします。車体がそこそこ軽ければかなりの山道も鼻歌まじりに走れます。遅く走りさえすれば。レースでは無理ですが。

今年の走り納めはミニサイクルで走るときのちょっとしたTipsみたいなのを発見したということで、まあよかったんじゃないでしょうか。
あ、あと、ひとつ建築物探訪できたし。
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