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逆風でへろへろ [ ちび自転車たち]

一昨日、大阪市内〜石清水八幡宮、自転車で往復しました。いつものコースです。
設定している最長のコースを取ったので往復70キロくらいでしょう(測ったことないのでカンです)。

使った自転車はこれ。


前日の雨でかなり水たまりが残ってました。


普通ならミニサイクルでも余裕、エネルギー消費ゼロの気分で走りきれるコースでしたが・・・
帰りがかなり強烈な逆風となりました。マジキツい風。立ててる自転車が倒れていく風。それも弱くなる瞬間がない。

戻り始めてすぐに「こりゃアカン」「家にたどり着けるかしら?」と危機感を覚えました。
なんせ延々登りが続くのと同じですから。
16インチのミニサイクルではさすがにヤバイ。
ミニサイクルでなくとも35キロも続く登りなんてまず存在しないし。
輪行袋持ってきてたら電車で帰ってたかも。

ともかく走るしかない。
できるかぎりサドルを上げて。でも所詮はミニサイクル。高さが足りない。
ハンドルは上げようか下げようか悩みましたが、極端な前傾は取れそうにないし、経験的に強風では案外身体を立てたほうが抵抗が小さいように思います。半端な前傾では身体自体が帆の代わりになってしまい逆風をモロに受けるからでしょう。電信柱のように立った方がマシ。なのでできるかぎり上げました。もちろん下げた状態もテストはしてみました。結果的に上げて正解だったとは思います。

とは言えしんどいに違いはありません。
まるで前に進まない。
いつもならどんどん追い越していくロードバイクにもまったく抜かれませんでしたので皆も苦労してたんでしょう。
ただ2台だけ逆風にも負けずグイグイ行った人がいました。感心。特に1台はロードバイクではなくクロスバイク。ビンディングもしてないでしょうからなかなかのもんでした。
まあ、走り始めの元気な状態だった可能性もあります。

しまいには脚の感覚がなくなるくらい疲労が蓄積しいつもなら3分で走れる距離に10分くらいかかったような気がします(そこまでではなく5分くらいだったかもしれないけど気分的には)。そしてますますしんどさが増えていく。

それでも降りもせずずっと走り続けることができたのは「登りには強い」と自分で信じきっている自負のおかげだったかもしれません。
プライドは根拠があろうがなかろうが支えにはなってくれます。

もう10分で家に着くというあたりで左脚に激痛。それをかばい右脚だけで走ってるうちに右脚にも激痛。動けなくなってしまいました。
内股の筋肉のようです。
痙攣か、それともつったか。肉離れではなさそう。ならば少し休めば・・・
うつむいて痛みに耐えてるうちにマシになってきたので恐る恐るゆっくりと走ってなんとか無事に帰宅成功。

いやー、もしかしたら長い自転車人生の中で最もキツい日だったかもしれません。35キロあるかなり急勾配の登り同等。
昔600キロ強をほぼノンストップで走ったときよりキツかったです。

トゥークリップとストラップを付けてたらかなりマシだったでしょう。案外けっこう余裕だったかもしれません。ゆるゆるで抜きやすくしてたとしても引く脚が使えるので。
ただミニサイクルには似合わないので今回みたいなときのためだけにペダルに巻くバンドみたいなのを用意しておくといいかもしれません。ストラップだけでもいいかも。
こんな感じかな?




昨日も用事があり同じ自転車で計30キロほど走りました。体力は回復してましたが脚はまだ戻ってませんでした。ちょっとフワフワしてました。
自転車は一昨日の悪路でかなりドロドロになってました。

泥は痛みにつながりやすいので拭き取っておくべきですが、盗まれにくくなるかなとも思いそのままにしてます。
・・・億劫なだけかな?
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