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ちょい乗り用に変更 [ 80歳で日本一周できる自転車を]

これまでちょい乗り用にしてた自転車が手元からなくなったのでMTBもどきをちょい乗り仕様に。
今までは連続で100キロ弱走るのに向いてる感じにしてて、ちょっとそこまでってときに乗るには少し気が重かったんで。

といってもたいしたことはしてません。

大きなとことしては裏返してセミドロップ風にしてつけてたプロムナードハンドルを本来の形に。


あとはサドルを少し下げて前傾をなくす。
ついでにサドルは後ろを少し下げ気味に。
重心を後ろにずらします。


これだけでずいぶん変わります。
まず、前へ前へ勝手に行こうとしてたのがなくなりました。これは残念。
これで快適なのは連続40キロくらいまででしょうか。
でも走りの軽やかさ自体は変わりません。いまだ快適ではあります。

18段変速の少し軽いママチャリになりました。ちょっと豪華?これで前カゴつけて今外してるマッドガード付けたら完璧ですね。

この自転車を端的に表現すると「余力」。
速さも、坂でも風でも、まだまだ「走れるぜ」って言ってます。

タイヤ太いんで安定感もバツグン。凹凸や段差にも強い。細いタイヤは速く走れるという以外のメリットがほとんどないんでやっぱりふだん走りのマシンにはなるべく太いタイヤがいいですね。できれば1.75インチ以上がほしい。細くても1.5インチかな。20インチとかの小径だったら最低1.75インチ幅でしょう。
ちなみにこの自転車は1.95インチです。ふかふかです。

どんな場合でも余裕。
常時乗るにはもってこいでした。

北河内サイクルラインふたたび [ 80歳で日本一周できる自転車を]

前走ったときあんまり楽しくなかったのでもう行かないかもと思ってたコースに再挑戦。
前のときは20インチドロップハンドルの自転車でしたが今回はMTBもどき車です。
部品の付け替えや多少の調整をしたのでそのテストも兼ねて。
あと、前のとき途中で飽いて本来よりも手前で曲がって淀川河川敷に出たので今回はフルで走ろうとも。

スタート地点。鶴見緑地。


東の立体交差のあるところから第二京阪道路に。左の歩道橋を渡る。



カカシがいた。


土管のある休憩所で朝食。


この辺でまた飽きてきました。
写真撮る気分がなくなってきました。

軽いアップダウンが繰り返され、道も整備されてますのでロードバイクのトレーニング向きのように思えますが、なんせ信号が多い。
ロードバイクではまともに走った気になれないんじゃなかろうか。スピードが出始めるとすぐ止まらなアカン感じで。
今回みたいなMTBもどきですらなんとなく乗りきれない感じ。

アップダウンはだいたい1.4くらいのギア比が今のボクにはちょうどいいくらいの坂・・・う〜ん、もうちょっと重い方が走りやすいかもしれません。軽すぎても走りにくいもんなんで。
高校生の頃のロードレースやってたボクなら3.4くらいのギア比(いちばん重いくらいのレベル)のままで鼻歌まじりに走りきってしまってたんでしょうけど。というか、アップダウンだと意識しなかった可能性が強いですが。なんせ登りに強かったんで。

なんやかやと前のとき曲がった交差点を過ぎ、コース本来の場所で曲がり、山田池公園ってとこに着きました。
コースとしては公園を迂回してそのまま走り淀川河川敷に向かう形ですが、2度と来ない可能性も強いので公園に入ってゆるゆると散策しました。



ヘンな形の休憩所で間食。



鶴見緑地なんかに比べて樹々の密度が濃く、人の密度は薄い感じ。
けっこういいです。




ひととおりのんびりしてから発進。
淀川に出ようとしましたがここでアクシデント。

道なりに進んでいるといつの間にか牧野のゴルフ場の中に入り込んでしまってました。
アレ?と思いはじめたのはもうかなり入り込んでから。一度でも来たことがあったならすぐ気づいたんでしょうけど。
当初は堤に出そうに思える道の方を行こうとしてたんですけど、それだとけっこう好きな、林の中を通ってる道を走れなさそうだったので直接河川敷に抜けようとしてそうなってしまいました。
ずっとカート道を進んでたようです。戻ろうかどうしようか悩みましたがそのまま進むことにしました。どこかに抜け道があるかもと。
これは失敗。戻るべきだったでしょう。さらに、深く入り込んでいくことになりました。でも、ここまできたらとことん行くぜ!!
結局ほぼ一周したところで抜け道発見して馴染みの河川敷の道に出ることはできたのですが。
それにしても、入り込んでしまう自転車けっこういるんじゃなかろうかって気がします。このコースだと。ごく自然なので。ともあれ脱出できてホッ。

あとはもう、いつもの河川敷コースで、気持ちよく走ってきました。

空の蒼も、樹々の緑も濃くなって初夏の雰囲気でした。
のどかわきました。これからは水分かなり必要になってきますね。
トシですし、鍛えてないのでけっこう消耗した感じでした。今ねむいです。では。
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スタンド付け替えました [ 80歳で日本一周できる自転車を]

MTBもどきのスタンドを付け替えました。

これまでのが鉄製で重すぎて段差のたびにガチャガチャ揺れまくってる音がしてうっとおしかったので。
アルミの軽そうなのにしようかと。
これまでのはこれ。
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当初はセンタースタンドに、それも二股のにしようと思ってましたが、他のパーツやフレームと干渉するかどうか買って付けてみないとわからないって面があるので確実さで後ろの方にセットするタイプに変更。
ただハブで共締めってのはイヤなんでそうじゃないタイプを。

いろいろ考慮した結果アキワールドの3Dなんちゃらってヤツにしました。

付けました。



シートステーとチェーンステーの2点どめに見えますが、シートステーの方にはほとんど荷重はかかっていないようです。
実質チェーンステーの1点どめということになるのでしょう。
ただチェーンステーだけやと形状その他の原因で回転する事態が発生することもあるだろうから回転止めのためにシートステーで引っ張っているのだろうと。

使ってみた感触は、これまでのひたすら頑丈な鉄とは違い華奢さは否めません。乱暴に扱ったら壊れてしましそう。
でもまあ、必要充分とは言えます。
揺れる音はしなくなりましたし、まずは希望通り。

ついでに(ってわけでもないですが)、もうひとつ音が鳴ってたサドルも他のマシンから移植しました。安物やったんでしょうね、ずっとギシギシいってましたが鳴らなくなりました。
金具が原因かサドルが原因かわからなかったのですが、サドルの方だとわかりました。
移植元の自転車の方に音の出るサドルが行ったわけですが、あちらは元々もう少しマシなサドルに替えようと思ってたのでそれまでガマン。

ともあれMTBもどきの方はこれですっかり快適な自転車になりました。基本的にはもうこの辺でパーツの付け替えは絶対やらなアカンことではなくなったかなあと思います。あとは痛むたびに少しマシなパーツに替える程度でいいかなあと。それでもVブレーキやシートポストなんかは候補かな。





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大阪城桃園に [ 80歳で日本一周できる自転車を]

昨日パーツを付け換えたMTBもどきの試走も兼ねて大阪城に行ってみた。
桃園がそろそろ咲いてると思い。



ま、いろいろ咲いてました。桃園なのでぜんぶ桃なのだとは思いますがよくわかりません。
中国語が飛び交ってました。
日本人観光客より多いんでない?
桃と中国はなんかイメージ合います。










梅、桃と大阪城に見物に来たので次は桜ですね。どこででも見られますが。

自転車は快調。やっぱりセミドロップ化はやってよかった感じです。
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セミドロップハンドルもどき? [ 80歳で日本一周できる自転車を]

昨年末にゲットしたMTBもどき。
かなり気に入ってるのですがとりあえず2点だけは直しときたいなあと思ってるところがあります。


ひとつはスタンドが重すぎ段差や悪路でガシャガシャ揺れる音や振動がすること。
もひとつはフラットバーハンドルが長すぎること。

そのうち乗った感覚が大幅に変化するだろうハンドルの方をまず換えてみようと思いました。

単に短いフラットバーやライザーバーに取り換えるとか短くカットするとかではちっとおもろないかなと考えてたのですが前にこのブログでセミドロップっていいかもと書いて自分自身で興味が湧き上がりました。

中学から高校半ばまでセミドロップの車体に乗ってました。思い返してみるとけっこう乗りやすかったように思えます。

ちょっと探してみて、ちゃんとセミドロップとして売られてるハンドルはなんかなしイメージ違う。けっこう高いし。
まだあったんやとも思いましたが。

で、いずれ老いたときにとチェックはしてたビームのプロムナードハンドルを裏返したらセミドロップとして使えるんやないかなとまでは前のブログで書きました。
昔も自転車屋で売ってるときはアップライトなハンドルになってて、買った人が裏返してセミドロップにしてたし。
たぶん危険だというクレームを避けるためにそういう形で売ってたんやと思う。セミドロップの自転車は少年用という認識やったんで。

で、ビームのプロムナードハンドルを買いました。

とりあえず一度アップライトなハンドルとしても試してみました。


これも乗りやすそうではありましたが今回はセミドロップにと決めてたし、これはまた老いたときに。

裏返してみました。


まあ、いけるんとちゃう?

ちゃんとセッティングしました。
これまでバーハンドルで使ってたブレーキレバーとシフター(レボシフト)もなんの問題もなくそのまま使えました。調整も必要ない。
この機会にシフターを換えようとも思いましたがレボシフトもけっこう嫌いじゃないんでそのままに。

グリップは例によって外しにくかったので端っこを切り落として細い棒で隙間を作り潤滑剤のスプレーを吹き込んで外しそのまま使いましたが、取り換えるつもりではあります。
ま、正直なとここのままでも気になりませんが。
潤滑剤を吹き込むとき、ものすごく細い模型用ヤスリの、ヤスリのない手で持つなめらかな部分で隙間を作りましたがほんの少しだけ傷がつきました。竹串なんかの方がいいでしょう。
まあ、元のハンドルやグリップを再利用する気がなかったら切り刻んで外すのがラクです。

外した元のハンドルは鉄製で、改めてずっしり重いなあと思いました。測ってないけどプロムナードの倍、600gくらいはありそう。もしかしたらもっと?
武器にできそうです。最初の装備、「自転車のハンドル」とか。

ちょっくら試走してきました。こんな感じ。




う~ん、これはええです。
かなり走りやすい。

安定してます。
発進時のフラつきも発生しにくいのはおそらく上から押さえつけるチカラも引くチカラも両方使えるような形になっているからでしょう。
ドロップハンドルのバーエンド部が意外に超低速走行にも向いてるのをさらに無理なくした感じかも。
脇が締まるというのもいいのかも。人間、いちばんチカラの入るのは脇を締めた状態でしょう。フラットバーにしろドロップハンドルにしろわりと脇が開くわけですけど、セミドロップだと握る位置が近いので必然的に脇が締まります。かつそこそこの前傾は保たれるのでけっこう理にかなっているのかもしれませんね。
自分の体重もある程度支えられて痛めてる腰もちょっと楽です。

登りにも強そうです。
チカラが入りやすいです。フラットバーなんかはほとんどチカラが入らないわけですが。

ゆるく走りたいボクとしてはさらに自転車が愉しくなりそうです。

高速にはあまり向かないかもしれませんが昔はこれでけっこうな速度で走ってたもんなんでそれなりというところでしょうか。
案外フラットバーよりは走れるかも。

ていうか、フラットバーってあんまりよくないハンドルなんやなあと気がつきました。たんにコントロールのために手で持つ場所ってだけの感じ。

バーエンドをもう少し下げる感じに傾けたらさらに登れるマシンになりそうですが今は普段走り用でこれくらいにしときましょ。

ともあれ、今回は大成功!!
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淀川を上流に向かって [ 80歳で日本一周できる自転車を]

今朝はどこに行こうか。

前からやってみたかった、淀川河川敷をひたすら行ってみるってのをやろう。
ゆうべ決めました。

朝6:30に家を出て11:30には戻ってくるつもりで。
5時間、片道2時間30分でどこまで行けるか。
と言っても速く走るつもりはないのでMTBもどきのガゼルでとろとろと行きます。
実際は常に帰りの方が短時間ですむので9:30までは進めるでしょう。

スタートは豊里大橋にします。
いつもは対岸に渡りますが今日は渡らず右岸に降ります。
堤の自転車・歩行者道を行きます。
時折橋と遭遇し下をくぐらなければならないところでは河川敷に降ります。

夜が明けたら晴れてきました。
快適です。
朝食をとりました。

しばらく行くと前方、たぶん枚方あたりが雲に包まれていました。
雨雲になりかかっているように見えました。
あそこに突っ込まなアカンのかあ、ちょっと憂鬱。
でもしかたないです。

枚方で案の定曇りました。雨は降ってません。
でも冷えてきました。もともと今日は寒いと聞いていたので靴の中に小さい使い捨てカイロを入れていたのですが、水分は問題なく供給できてるでしょうけど、酸欠なのか温くなりません。踏み固めることになってるからかもしれません。
ちょっと余裕の気分がなくなってきました。
当初は枚方で食事休憩するつもりでしたがそのまま走ることにします。

枚方以降は整備が行き届いていない感じで、道も風景も荒れてきます。
ボクにはこの方が心地よいです。
気分がよくなってきました。
林の中を走る自転車道。
左右から鳥の鳴き声がしきりに聞こえてきます。

道になんか木の実がたくさん落ちています。ほんとたくさん。
1.95インチのタイヤなら踏みつぶしながら行けます。それでもちょっと走りにくくはありました。
今日は同じユニホーム着たロードバイクの団体とたくさん出会いました。
あの細いタイヤではかなり走りにくかったでしょう。

少し日が射してきました。
さらに気持ちいい。
その辺の無人のグラウンドのベンチで二度目の朝食。兼自転車整備時間兼たばこタイムとします。

長いことグダグダしてました。

さて、再出発。
そろそろ、9:00です。
もう少し行ったら戻らねばなりません。
どこまで行けるか。

樟葉のゴルフ場。
何度かプレイしたことがあります。
その横を通り過ぎるときヘタなプレイヤーの打球が飛んでこないかヒヤヒヤしました。自分自身のことを考えたら飛んできてもおかしくないです。
あともうちょっと。

最終的に石清水八幡宮まで届きました。
まあ、こんなもんかな。
まったく休憩しなければ嵐山まで行けたかも。
ナントカ自転車道がつながってるようでした。
京都も意外に近かったです。

引き返しました。
路面がけっこう濡れてます。
あれから降ったのかな?
枚方ではほんのちょっぴりの雪と遭遇。ホコリかと思った。今冬最初に見た雪でした。

枚方を抜けると晴れました。


今日はわざとガタガタ部分を選ぶようにしました。
先日取り付けたマッドガードの状態チェックのために。なんだかヤワそうだったので。
揺れはしてますが、金具が外れることもなく特に問題はありませんでした。

家にたどり着くとジャスト11:30。予定通り。
寒かったけど、なかなかいい感じでした。
とはいえ重くてタイヤの太いMTBもどきではそれなりにしんどくはありました。
今度、基本速度の少し速いCDR 214ALで嵐山までに挑戦してもいいかも。

深北緑地に来た [ 80歳で日本一周できる自転車を]

自転車で走りたくなってとりあえず東に向かって走り出しました。
どこに行こうかなあと走りながら考えて、候補にしたのが
1.豊里大橋から淀川河川敷、なにわ自転車道の一部分。
2.北河内サイクルライン。
3.深北緑地。
4.生駒を上まで登る。たまたま登りやすい自転車で出てきたこともあって。

で、選んだのが一番楽な、深北緑地でまったりのパターン。軟弱やなあ。
ぽかぽかして気持ちいいです。正解やなあ。山が近くてのどかな感じ。


ベンチに何かの種子っぽいのが落ちてる。なんやろ?


ひなたぼっこしながら自転車の整備をしました。きょうは金属の工具を使ってても指がかじかまない。

マッドガードつけた [ 80歳で日本一周できる自転車を]

こないだ買ったMTBもどき、世間ではルック車というみたいですね。
調べてみるとルック車ってのはほぼ正式なカテゴリ名のようで、なんだかなあって感じです。

ともあれ、マッドガード(泥除け)がなかったんで、つけました。
普段走り用のマシンには必須だと思います。
マッドガードなしのマシンは公道を走る資格がないと思ってるんで。
自分の背中なんかが汚れるのもイヤですが、他の人の迷惑になりにくいよう。
まあ、マッドガードつけても完全には泥はねは防げないんですけどね、少しでも、と。
外せるのは専用のコースだけですね。

ということなので、探しました。
いかにもMTBって感じの、ステーのないタイプでも良かったんですが、やはりなるべく多くタイヤをカバーしたかったので、そしてがっちりした感じのが欲しかったんで、あんまり選択肢は多くなかったです。
ステーがあって1.95インチ幅のタイヤの上半分くらいはカバーできそうなのを選びました。


取りつけ後はこんな感じ。これでようやく完成品になりました。



取り付け前は下のような感じ。

見た目は案外変わりません。
重量は500グラム増えて16キロにはなったでしょう。
ここからは部品交換のたびに減っていくので最終目標は13.5キロです。
まあ、10年後くらいまでに。
まずはスタンドですかね。
バネの強さと重さのバランスが悪いようで、段差のたびに揺れてる音がします。センタースタンドにしようかとも思ってます。

せっかくステーのあるタイプを買ったのですが、どうもステーまわりが頼りない感じ。瞬間接着剤で固めようかとも思っていますが、きょう初めてちゃんと(20キロくらい)走ってみた感じでは、ステーは振動を緩和するくらいの役目でそれほど強度は必要なさそうです。
最悪、強力かつ防水の効くテープで貼り付ける程度でも充分なくらいかもしれません。

あと、ステーの取りつけ具が、大きな衝撃がかかったとき外れて緩和するような仕組みになってるのですが、小さな段差でもけっこう簡単に外れてしまいます。少なくともこれは接着剤で固めた方がいいかも。
外れなかったらどうなるんでしょう?壊れるってことかしら?命にかかわるようなことは発生しにくいでしょうから、接着剤OKと思いますが。
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自転車で初走り [ 80歳で日本一周できる自転車を]

うっかりまた一台買ってしまいました。
なので今日は初走り兼、初日の出見物。いつものように「なにわ自転車道」。
ふたつの意味の「初走り」。
初日の出は淀川沿いの堤で。
IMG_20160101_073143.jpg
かなりいい感じでした。橋に上がるときのそこそこ急な登りも楽々でしたし。
ほとんど何のストレスもなく走れました。いつもよりむしろ快適。寒かったけど。

初日の出は見ることができました。
だいたい雲とかあって初日の出の瞬間って見られないことが多いけど、今日は出る瞬間から登りきるまでずっと見ることができました。
とりあえずお祈りはしときました。
世界平和の。

これまで乗ってた16インチの小さい自転車の代わりを探してて、こないだ買ったのを選んだのだけど、あれはちょっと思いがけず高性能すぎて代わりにはならんかった。走りの快適さは申し分ないのだけど。
ので、もっと低性能の普段乗り用のを探してた。前のが安く買えたのでまだ予算が余ってることもあり。
条件としては・・・

  • 気楽に乗れるタイプ。
  • タイヤが太い。できれば1.95インチ以上。
  • 26インチ以上。本当は小さい方が取り回しがラクでいいのだけどちょっと考えてることあって。
  • 一般的なパーツのみ使用している(修理・改造がラク)。
  • 車重が軽い、もしくは小さいギア比を持っている。
  • できればフレームが鉄(好みの問題で)。
  • サドル高を低くできる(高齢者になったときのために)。
  • スタンド、マッドガードなど日常用のパーツ装備。
  • 安価であること(予算もあるけど、盗まれたときのショックを軽減したいということも。車体自体これまでに3度盗まれてるし(2回は探し出したけど)、パーツの盗難やイタズラを含むと10回は軽く越えるだろうから杞憂ではないでしょう)。
  • 前傾姿勢が小さい(腰痛が・・・)。

で、選んだのがこれ。



「ガゼル」なんて名前がついてるけど、どっちかいうと「ライノ」ないしは「ヒポポタマス」の方が似合ってるような。ヒポポタマスはかわいい感じでいいかも。

マウンテンバイクもどき、いわゆるルック車ってヤツですね(商品の説明にちゃんとそう書いてあった)。ネットとか見てると、高級な自転車に乗ってる人はついついバカにしてしまいがちだけど、この手のだって立派な自転車。けっこういいもんやと思ってます。
とっても低いギア比も持ってるママチャリだと思えば立派なもの。むしろ高品質。今回はママチャリでもかまわなかったとこなんで。
安いし。
正直なところ、ちゃんとしたマウンテンバイクやロードバイクを乗りこなせてる人なんて購入者の1割にも満たないだろうから、ほとんどの人はこの手ので充分だろうと思いますし。それすらたぶん乗りこなせない。ボク自身40年前はロードレースやってたけど「ほとんどの人」の仲間やと認識してます。
昔は、スキルに応じてステップアップしていったもんなんで、上等な自転車に乗ってる人はだいたい信頼に足る技術・心構えを持ってたものですが、今は上等そうな自転車に乗ってても必ずしもですね。

それにまあ、マウンテンバイクの起源が、ヒッピーたちが普通の自転車に太いタイヤ履かせて山野を走りまわって遊んでたことという説が正しいのだすると、むしろこういう方が正当な子孫と言えるかも。ルック車の持ち主の皆さんもあまり卑下しないでもいいのではないかと。あ、してないですか?

さて、最初に出した条件の中ではマッドガードだけはクリアできてないけど、それは後で付けられるということで。
で、楽天で商品評価として書いたのが下。
【デザイン】まあ、普通かなと思います。マッドガードを自分で付けて完成品というところでしょうか。
【乗り心地】タイヤが太い(26×1.95)ので安定感は抜群です。段差等もあまり気ならないし。どこでも走れる感があります。これまでこんな太いタイヤは乗ったことがないので楽しいです。
【操作性】安定してます。自由に操れる感じあります。
【耐久性】買ったばかりなので不明ですが、フレームは鉄(普通の鉄と思いますが)ですしそれなりに丈夫そうです。
【重さ】自転車で一番重要な要素である車重が書いてなかったので実際に測ったところ15.6kgでした。マッドガードを付けたら16kgは越えることになります。やはり重くは感じますが、耐えられないほどではないです。むしろ走行の安定につながるでしょうし、乱暴な自転車にぶつかられたときの耐衝撃度も高そうです。サドルをできるだけ上げたら、軽いギア比も持ってますし、さして苦にならないです。 磁石を当てて調べたところ主要なパーツではリムがアルミらしい以外はほとんど鉄のようなので2-3年して痛んできたものから上等なパーツに換えていったら最終的にはそこそこ軽くなるのではないでしょうか。感覚的には13kg台にはできそうに思えます。不都合はないので当面はこのまま走ります。
【その他】完成品で送られてきました。自分で組む作業はなかったです。タイヤに空気もパンパンに入ってました。段ボールでがっちり固められてましたので特に問題はなかったです。サドルの角度と前後の変速機のみ多少微調整しました。その辺は好みのレベルかもしれません。他にはほとんど調整なしで即走ることができました。サドルの角度を調整するとき工具が当たってサドルの表面が少し破れました。ヤワい感じですが、その分ソフトでもあります。修繕はしたので問題なく走れます。

自転車の世界は昔からそうですが、軽く速くシャープにという方向が正義なのですが、ボクが今求めてるのは重く、遅く、鈍重な方向性です。そういう自転車でやっと落ち着いた気分になれそうだなぁと。
イヤまあ、軽いのに越したことはないんですが。軽さは自転車にとって常に正義です!走るにも取り扱いにもラクですし。でも軽いとついつい速度が出てしまうのでそれを戒めるためにわざわざ重さを求めてるという感じです。

他には、ペダルやブレーキレバーは樹脂製だし、特にペダルは回転がゴリゴリしてるけどパーツとしての形はいいので壊れるまではこのまま使っていきましょう(車輪もちょっと)、まあそんなことを気にするような繊細なタイプの自転車じゃなし。そういう気楽さを求めてたという面もあります。少しくらい不都合があろうが、そこを直そうが、それほど全体の走行感覚に変化はないというような大雑把な自転車を。

評価で書いたように、痛んだり錆びたりしてきたパーツから順に交換していこうと考えてます。10年後くらいに理想の自転車になってたらいいな、と。
なんにせよ、ものづくりにはコンセプトってのが大切。それを設定していないと中途半端なものになりがち。とりあえず何でもいいので設定しておいて、その後状況に応じて変更していったらいい。
この自転車、まずは「80歳で日本一周できる自転車を」ってことでいこうと思ってます。
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もし、70歳過ぎに日本一周自転車旅行をしたくなったら? [ 80歳で日本一周できる自転車を]

ここんとこ老人向け自転車にはどんなのがいいかなあと考えてるんですけど。
もちろんこれは、ボク自身が70歳くらいになったときに乗りたい自転車という想定です。

ちなみに、予算は3万円(改造費抜き)で考えてます。
上等な自転車を入れてしまうと、なんでもアリになって愉しくない。どんな条件を出してもクリアできてしまう。
安い中でなんとかしようというおもしろさを求めたいんで。

で、2回ほど書いたわけですけど、なんだかいまいちパッとしない結論になったなあというのが正直なところ。
その1
その2
で、もう1回考えてみようと。
ちょっと極端な設定をした方がおもしろくなりそうかなと思うので、表題の「70過ぎて日本一周したくなったとしたら」どんな相棒がいいだろうかということにします。

実のところ、昔、1年ほどかけて徒歩で日本中をふらふら放浪したことがあるので、夢物語というほどの想定ではないんですよね、ボクにとっては。あり得るかもしれない「目標」みたいなもんですか。

まず体力をなるべく落とさないよう努力が必要ですが、これはすでにあやうい。
まあ、ヨボヨボになった自分をイメージして考えましょう。

季節は冬を避けるということで考えましょう。
日本の外周が19000キロだとして、1日80キロ走ったとしたら237.5日ですか。なんとか冬は避けられるでしょう。別に完全に外周一周でなくてもいいし。気まぐれに行きたい道を走るということもするでしょうし。

70歳に1日80キロはしんどいかどうか?
かつてのサイクリングではアップダウンの激しいコースを1日120から140キロくらいの予定を立てて走ってたもんですが、果たして?
たぶんしんどいんやろうなあ・・・
ただ、60歳近い今でも休みの日には40キロくらい午前中に走ってきて、午後からのんびりという生活をしてるので、無理ではないような気もするんやけど・・・

ともあれ、真冬を考慮しなくていいならば、持ち物はそれほど多くなくていいはず。
宿と、野宿の併用でいきましょう。野宿はホントの野宿で、キャンプではないです。そんな野宿には慣れてるということはありますが、持ち物を減らすためということもあります。でも、小さめの寝袋くらいは必要かな。また、実はキャンプより野宿の方が愉しいということもあります(人によるでしょうけど)。
35から40リットルくらいのリュックに主に寝袋と着替えを入れて、全部背負ってしまうことにしよう。重すぎると体力がもたないので入れるものは厳選して。

ついでなので、荷物の中身もちょっと考えてみましょう。
先に書いた通り、野宿するにしても小さい寝袋は欲しいですね。
あと、レジャーシート最低1枚できれば2枚。状況によって簡単なテントっぽい使い方もできるし、風よけにもなるし、もちろん雨よけになるので。下に敷くのと上を覆うのをで2枚。レジャーシートは丈夫なのがいいとこです。今持ってるのは30年以上使ってる(実働は10年くらいかな)けど穴もあいてない。もちろんとっても安いものいい。
大きめのビニールポンチョ1枚。もちろん雨具として使いますが、上記のレジャーシートの代わりないしは補助に使えます。うまく使えば、ポンチョだけで野宿は可能です。ただ、強度的にはレジャーシートにはかなわない。また強風で雨のとき自転車にポンチョはけっこう危険なのであきらめて濡れましょう。リュックの中の荷物をポンチョでくるんでおけば濡れずにすむでしょう。雨はどうやったって体力を奪うのでできれば走らない方がいいです。風邪のもとでもありますし。
あとは着替え。ジャージとTシャツと下着くらいで。あと、防寒用のヤッケかジャケットもできれば。洗いながら使いまわしていきましょう。走りながら干しましょう。そんなとき前カゴがけっこう便利です。
チョコなどの非常食も必須です。
基本的にはバッグの中身はそれだけでいいかなと思います。
ドイターのリュックなどには水タンクを入れ水分補給できるものもあります。今持ってるドイターもそういう仕様です。真夏に走るだろうことを考えるとかなり重要だなあと思いますが、水の重さを考えると悩みどころですね。なんとかペット茶くらいですませたい。こまめに水分採るよう意識して。
もしリュックの底面にベルトを取り付ける部分があるならば寝袋の下に敷くクッションを巻いて持っていきたい。快適さがかなり異なります。
財布・たばこなどの小物類はできるだけポケットに入れましょう。雨でもなるべく濡れないように。
自転車旅行なので、工具は必需品ですね。改造できるほどのものはいらないですが。とりあえず自転車用のマルチツールと小型のモンキーレンチ、パンク修理キットは必要でしょう。昔の自転車のサドルにはバッグなどを取り付けるための金具がついてましたが、今のはついてないのが多いようで昔の工具ケースは取り付けられそうになく、今のサドルにセットできるようなサドルバッグを買って工具を入れておきましょう。そのバッグには入れられる限り入れたいですが、工具は重いのであまり欲張らないように。
空気入れはフレームに取り付けるタイプを。これも昔のこの手のはまともに空気が入らなかったものですが、最近のはけっこうマシである程度頼りにできそうですね。
タイヤチューブとかチェーンの予備(10コマくらいでいいか)とか持っていきたいものですが、あれもこれもと考えすぎるとキリがなくなります。必要なときは現地調達するくらいのつもりでいればいいと思います。
あと、ヘルメット+帽子(とかバンダナ)はかぶりましょう。ヘルメットの日照を遮る能力がそこそこあるのならヘルメットだけでもいいでしょう。

ともあれ、荷物はほぼリュックに入るだけにしたい。
ならば、自転車にキャリアは必要ないと。
当初はリアのキャリアで左右に振り分けるタイプのバッグを、というふうに考えてました。その方が重心が下がって、多少は安定性の役に立つだろうと。

そう、その安定性ってのが最優先に考えなアカンことでしょうね。
歳とると、腕力も、各部の筋力も、平衡感覚も鈍ってくるでしょうから、ちょっとしたことでフラついてしまいそうです。そのときをカバーしてくれる自転車であって欲しい。
それは・・・

まず、重いことでしょうか。
自転車の価値のほとんどは軽さによって決まるって思ってますが、たま〜にママチャリで走るとその安定感にホッとするので、たぶん重い方が自転車は安定するのだと思います。
15キロになるとボクの感覚では相当重い自転車なので、最低でそれくらいかな。
ママチャリ並みの20キロはちょっと重すぎって気がするので、18キロくらいまでということにしましょうか。
実のところ重い自転車の方が基本的には安いので予算内に収めやすいというメリットもあります。

次に、タイヤが太いことでしょうか。
路面状況をある程度タイヤが吸収してくれるような。
2インチ前後の太さが欲しいです。
最低限1.75インチでしょうか。
これまで乗ってた16インチのちびサイクルが1.75インチ幅ですが、悪路で安定してる感じはないです。これは小さいということもあるでしょうし、故に絶対的な空気量が足りないということもあるでしょう。でもやっぱり1.75では足りない気もします。ゆえに1.95くらいを最低ラインにしたいところ。

タイヤが太いと、弱った脚力には負担ですが、それは軽めのギア比で対処したい。
基本を軽めのギアにしといて、登りにはさらに軽くする。
もともと「山では誰にも負けん!!」と豪語してたボクは、登ったことのある坂(急なことで有名な峠も多々あります)はほとんど、持ってた自転車の最も重いギア比で登り切ってたものなんで、最初から軽めのギア比なんてのはなんとなくナサケナイ気分なんですけど、齢には勝てんよなあ、と諦めてます。
ともあれこの場合最も軽いギア比は1:1があってもいいんではないかと思ってます。
1:1なんてギア比は使ったこともないし、変速機のキャパの問題や、チェーンとフレームの関係なんかでちゃんと使えるのかどうかもわからないですが、数値上はそういうギア比を持つ自転車もあるようなので。
昔は1:1なんてギア比を企画してみたりしたら「なんや、アホみたい」と笑われたもんですが。当時から部品的には可能ではありましたが(イヤ、完全な1:1は無理やったかな?)、そんなのやってるの一度も見たことがなかった。

路面状況への対処的には、サスペンションもあればそれに越したことはないと思うのですが、予算の範囲内の自転車についてるサスなんてほとんど信用できない気がします。むしろ走るエネルギーを吸収して疲れやすくなる可能性もありそうな・・・?

次に、車輪が大きいことでしょうか。大きい方が、路面の影響も受けにくいですし。
よく言われるように自転車の安定感にジャイロ効果が必要なのだとしたら車輪が大きい方が有利なのはたしか。
また、軽めのギア比の方がクランクの回転数が上がるのでそれもまた安定感につながるのでしょう。
ただ、この辺はホントにそうなのかなあ?という疑問も個人的には感じてます。
私見ですが、車軸が低いところにあった方が安定するような気もしてます。
16インチの自転車って、けっこう安定してるんですよね。そんな実感。
これも私見ですが、自転車の安定性はジャイロ効果以外にもいくつかあるんではと思います(もちろんジャイロ効果もあるんだと思います)。たとえば、前後の車輪がフレームでつながれているという構造自体が安定性につながってるような気もします。
ともあれ、仮に大きい方がいいのなら26インチがいいのでしょう(それより大きいのはサドル高が高くなりすぎるかも)。
小さくても、今乗ってる16インチ変速ナシのちびサイクルではさすがに日本一周は、1日80キロは無理(たぶん)。たぶん巡航速度8キロくらいだと思うので。
20インチくらいは必要でしょう(それでもキツいかなあ)。

次に、サドル高が低いことも重要。
フラついたときにすぐ足をペタッと道に着けられるよう。
最適な高さによる効率的な走りをということからすると反しますが、老人に高いサドルはたぶん危険です。
カッコわるいけど、見栄張ってる場合じゃないと。
日本一周にはサドルを高くしてスムーズに、そこそこの速度で走りたいところですが、それよりもまず安全の方を優先せえへんとアカンでしょう。
スピードのあることは安定感につながりますが、捨てざるを得ないところでしょう。鈍った反射神経・とっさの運動能力なんかではきっと対応できないことがあります。
ま、これだと移動する椅子という感じになっていいですね。

立ちこぎはしないようにしましょう。70歳のダンシングって・・・。
う〜ん、カッコいい感じもしますけど。

サドルの形は、1日80キロくらいなら幅広タイプで大丈夫でないでしょうか。痛くなる間もないでしょう。幅広の方が椅子って感じしますし。
細い方がオールマイティなんですけどね。
でも、年寄りには幅広タイプがよく似合います?

安定性についてはそんなもんかな。
弱ってる脚力対策ってのも考えなアカンのですが、けっこう上の安定性と相反する部分もあって悩みどころです。
弱ってる脚力(筋力全般含む)を相殺する最もよい手段は軽い自転車に乗ることです。これは誰もが認めるところでしょう。
軽ければ軽いほどどんどん勝手に進んでくれるようになりますから。
でも、これも捨てざるを得ないかと。
価格も高くなりますし、実のとこ軽すぎる自転車には軽すぎるゆえに弱点もあるので。
基本的には、軽すぎるゆえに危険さが増大するでしょう。
タイヤの細さも同様。
ギア比を軽くするというのは採用できますが、上でもう書いてますね。
降りたときには軽くて小さいのが取り扱いやすくて腕力のない老人向きと思いますが。
ま、それでも、少しでも軽いのに越したことがないのはたしかなんですけどね。

筋力は全般的に落ちているでしょうから、前傾姿勢を長く続けるのはたぶん無理。
それよりも、前傾になるほど視界が狭くなるので、年寄りには危険を察知しにくくなるでしょう。
できれば直立で乗れるようなのがいいでしょう。
サドル高の低さと、フレームサイズの小ささを。
フレームサイズは身長171センチ強のボクの場合だと480ミリくらいが最適なのでしょうが、あえて420ミリくらいのを選ぶのもいい手だと思います。26インチのミニサイクルみたいな感じになるかも。
サドル高は本来なら最低85センチくらいのフレームがいいと思いますが、今回の企画では80センチ前後か、75センチくらいでもかまわないと思う。

自転車の世界では基本、速く走れるのが正しいという雰囲気はあります。完成品にしろ部品にしろ高性能になればなるほどその傾向があります。
でも、今回のは逆に「遅さを極める」のが方針ということになるでしょう。
一から作るなら、土台としてのフレームはできる限り軽くて小さいものを選び、低いサドル高、低いギア比(1:1.5くらいかな。変速はあってもなくてもよい)、小さくて太いタイヤ、前カゴ(あるといろいろ便利なんですよねえ)、リアキャリア、マッドガード、スタンド、ハブダイナモにオートライト・・・なんて感じでしょうか。でも、今回は出来合いのものを探します。
今手持ちの20インチのフレームにすごく軽いのがあるので、それに太いタイヤが付けられれば上記は実現できるのですが、残念ながら細いタイヤしか付けられなさそうな感じです。

フレームは鉄が好みです。
鉄は細く作れて形が好みになりやすいというのもあります。
が、長丁場のときには走れなくなるのが一番困ります。
アルミはいきなり折れるということもあり得ますが、鉃だとよっぽどのことがない限り曲がるだけで折れはしない(皆無ではないと思うけど)。子どもの頃すごく乱暴に乗ってた自転車がそうでした。かなり曲がったのだけどとにもかくにも走ってくれたので、しばらくはそれで過ごせました。今回は自転車屋にたどり着くまででいい。最悪そこで新しいのに買い替えてもいいのだから。

・・・今日のところは、こんなもんでやめときます。
他に思いついたら改訂していくことにしましょう。

で、どんな自転車がいいかなあと実例を探してみます。
まず「結局のところ、ママチャリでもええんとちゃうやろか」というのが最初の案。
なら、その中では上等な部類が欲しいということで見つけたのが。

わりと有名どころですね。
ママチャリの中では最良のあたりではないでしょうか。
モデルチェンジを繰り返しているとは言え、ロングセラーなので安心感もありますし。
重さもサイト上の表記では15キロほどのようですし。
タイヤもそこそこ太そうです。望みとしてはもう少し太い方が良かった。スピードは全く求めてないので。
ただ、坂にはあんまり強くなさそうですね。前ギアを多段化する手もありますが、めんどくさそうです。


タイヤの太さに着目してみました。


この2台のタイヤの太さは2.3インチです。これだけあればサスはいらない?
見た目丈夫そうですし。
最低のサドル高も、上のマシンはかなり低く設定されています。
リアだけの変速で、タイヤの太さもあいまって登りにはかなり弱そうですが、なんだか年寄り向きって感じはします。そこはかとなくレトロ感もあって。

でも、街の駐輪場の前輪をはさむレーンに入らないかも?ギリギリな感じしますね。

実は、今のところ、この上のマシンを候補のNo.1に考えてます。
下のマシンは、このメーカーのマシンは以前に買っていて、けっこう品質的に悪くないと思ってますが、サドル高がちょっと高いようです。まあ、それでも直立で乗れるとは思いますが。
まあ、とりあえずNo.2ということで。

このマシンたちを見て思い出しましたが、ビーチクルーザーってのも選択肢に入れてもいいかもしれません。もちろん、ちゃんとハンドルにリア用のブレーキレバーがついてる「ビーチクルーザーもどき」ですが。

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老人向けの自転車は? その2 [ 80歳で日本一周できる自転車を]

ここんとこずっと、老人向けの自転車はどんなんがええやろう?と考えてます。
もちろん、老人だって千差万別。元気な人もおるし、不元気な人もおるやろうとは思うけど、この場合、ボクが70歳になった頃こんなふうになってるやろなという想定です。

前にも一回書いたけど(修正したいとこあるけど)、また異なる切り口で10項目考えてみました。

01.全般的に体力がなくなってる
前傾姿勢にならない自転車であること。
軽い自転車であること(13kg台以下が望ましい)。
鉄製フレームが身体にはラクかもしれない。

【候補】小径車(比較的上等なタイプ)。

02.アシのちからが弱くなってる
ギア比が軽めであること。
なるべく軽いこと。
進行方向と垂直な段差に強いこと。
多少のアップダウンは軽くクリアできること。
  小さい上りを登りきれなかったお年寄りを最近見ました。

【候補】小径車。マウンテンバイクもどき(一見MTBだが中身はママチャリというタイプ)。

03.腕力がなくなってる
軽いこと。
小さいこと。

【候補】小径車。

04.平衡感覚が弱ってる
ここが最重要ポイントか?
重いこと(18キロ以上くらいある方が安定はする)。
タイヤが太いこと。
  最低1.75インチ、できれば2インチ前後。それ以上になると駐輪場でレールに入らないかも?。
タイヤが大きいこと(26インチなら安定感あり)。
サスペンションがあること。
サドル高が低いこと(身長171センチのボクとしては85センチ前後くらいが適切か?)。
ギア比が軽めであること。
進行方向と平行になってる小さい段差に強いこと。
  ごく小さい段差でコケたお年寄りを最近見ました。
ハンドルの操作がしやすいこと。

【候補】マウンテンバイクもどき。ビーチクルーザーもどき(一見ビーチクルーザーだがリアブレーキ用のレバーがハンドルにある)。ファットバイク(さすがにこれはイヤかな)。ママチャリ。

05.反射神経が鈍くなってる
遅いこと=ギア比が低めであること。

【候補】前項目と同じ。

06.瞬間的な対応力がなくなってる
遅いこと=ギア比が低めであること。
ブレーキレバーやハンドルの操作がしやすいこと。

【候補】前項目と同じ。

07.動体視力が落ちてる
遅いこと=ギア比が低めであること。

【候補】前項目と同じ。

08.身勝手になってる(他を見ようとしない)
よく目立つこと。

【候補】マウンテンバイクもどき。ビーチクルーザーもどき。ファットバイク。

09.複雑なことに耐えられなくなってる
変速ナシもしくは、フロントギアが一枚であること。前後のギアの組み合わせ意識するのってけっこう面倒ですよね。

【候補】ママチャリ。ビーチクルーザーもどき。小径車(ミニサイクルという感じの)。

10.めんどくさがりになってる
あまりメンテナンスがいらない部品構成であること。
アルミをメインにするのがよいか。
  でも、鉄の方が壊れにくいしなあ。鉄は壊れる前に曲がって耐えてくれるから。

とりあえずの結論
車輪が20インチで最低15kgくらいあるフロントギア1枚のマウンテンバイクもどき。
がよいと思われる。
予算3万円以下で探してみると・・・あるもんやなあ。ひとつだけ候補出しときます。




26インチで18キロくらいのマウンテンバイクもどきでも可かなと思います。
これは探してみると意外にたくさん売られているレベルなので、あえて候補は出さない。
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老人向けの自転車は? [ 80歳で日本一周できる自転車を]

今は買ったばかりの、小径ながらわりと高速仕様でドロップハンドルの自転車をメインに走ってるわけですが、あと10年後、70歳くらいになったときにまだこの自転車で走れてるかと考えるとちーっと厳しいではないんかい?と思うのです。

ふつうママチャリをということになるんでしょうけど、実はママチャリはそこそこ元気でないとちゃんと走れない自転車ではないのかと思うしだい。特に重さで。アシの力が衰えてなかったら重い方が安定するという面はあるのですけど。
1年ほど前、お爺さんが歩道をママチャリで走ってたのですが、そのお爺さんの2〜3メートル前を走ってた自転車が信号を渡ろうとしてゆるやかに速度を落としただけでお爺さんがフラついてコケてしまったのを見ました。コケるまではいかなくても、ヒヤリハット的事例はちょいちょい見かけます。

金に糸目をつけなければママチャリのようなフレームを軽い素材で作って、それに高性能な(おおむね軽い)部品をつけていけばいいのができるとは思いますが、年金生活になってるでしょうし、なるべく安価で欲しいですね。

で、高齢時代も踏まえて、老いてもなるべくラク〜に走れる自転車はどんなもんかいなと考えてみました。
  1. まず軽いこと。重くても13キロ台以下にしたい。軽ければ軽いほどいいでしょう。やはり。
  2. 低速仕様のギア比であること。
  3. 前傾姿勢にならない。視界も広がるし、身体もラクでしょう。
  4. サドルが低いこと。両足の裏がペタンと地面に着けられること。まあ、自転車=移動する椅子だと考えればいいでしょう。車重が軽くて重心的に不安定になってもアシが着けば大丈夫。ほとんどの自転車も調整はできますが、フレームのシートチューブの高さによっては一番下までサドルを降ろしてもけっこう高いのもあるのでそういのは避けたい。
  5. 小径車であること。26インチくらいの方が重心的には安定すると思うのですが、16インチとか20インチとかの自転車は取り回しがとてもラクなのです。特に16インチのはすごくラクです。また、小さい方がシートチューブのてっぺんの高さも必然的に低くなりますし。
  6. 変速あり。実は高齢者にこそ変速機は恩恵があるのではないかと思うのです。速く走るためではなく、遅く走るために。遅く走ったときの安定のために。クランクがちゃんと回転していた方が自転車は安定するでしょう。
  7. タイヤが太いこと。段差を越えるときや道の凸凹、進行方向への小さな段差なども危険なのでそれの影響を減らすため。1.75インチから2インチくらいあった方が安定するでしょうし、クッションにもなるので。それ以上太くなると重くてキツくなるかも。 できれば前後にサスペンションがあるとさらによいかも?(サスペンション付きの自転車に乗ったことないので効果はよくわかりませんが)
  8. なるべくメンテナンスフリーにしたい。トシを取るとなんでも億劫になってくるので。もちろん人それぞれですが。錆びない丈夫なパーツを使いたい。
  9. なるべく一般的な普及度の高い規格のパーツだけでできていること。各部の不調は必ず発生してきますが、一般的なものの方がメンテは楽でしょう。また成熟しているので元々の故障も少ないでしょう。一台を長く使いたいので部品の交換がいつでもできるものがいい。ただ、できるだけ上等な部品ではありたい。
  10. 泥よけ、スタンド、据え付けの鍵など街中の移動で必要なものは付けておきたい。盗まれにくい地味な風貌も欲しいですね。出先で盗まれたら帰るのがたいへんや。

以上、10項目考えてみました。
どんなもんでしょうか?

ついでなので、この条件に合いそうなマシンはと探してみました。予算は3万円以下としました。

これはちょっと若向きかな。ルックス的に。でも、けっこう条件はかなえてると思います。
以前からボク好みの自転車の条件を入れると必ずひっかかってくるマシンです。


このマシンのことは、いま初めて気づきました。
送料込みで10000円以下かあ。安いなあ。Vブレーキかあ。6段変速かあ。
14.5kgってことなんで、ちょっと条件より重いですが、後キャリアを外して、アルミ部品に替えられるのを全部替えるとうまくいけば12kg台まで落とせる可能性もありそう?
10年先まで待たなくても、すぐ買ってもいいかなと思います。今も乗ってるちび自転車が不調で、修理と改造を考えてましたが、それにかかりそうな金額よりも安くあがるかもしんない。


ルックス的には上のマシンより好みです。今乗ってるちび自転車と同じような雰囲気でもう少し機能的には上のようです。色もいろいろやし。
これも送料込みで10000円以内で収まりそうですね。
ただ、16インチなので部品交換のときの選択肢が少し減るかもしんないですね。

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理想の自転車(個人的に) [ 80歳で日本一周できる自転車を]

すでに新しい自転車を購入した今となってはそんなこと考えても遅いような気もするんやけど・・・
ボクにとって自転車のあるべき姿はどんなだろう?と10項目並べてみます。
  • 軽い。[軽ければ軽いほどいい。が、13kg台以内だったら特に不自由は感じない。ただ、13kgだと輪行はなかなかしんどいものがあります。]
  • ホリゾンタルフレーム。[形が好きなのと、担いで運びやすいのと。昔はよく担いで山に登ったものです。登山の愉しみではなく山越えのためですが。]
  • ランドナー。[こだわらないが、ココロはランドナーな自転車を。]
  • 小径。[20インチ以下が望ましい。単に小さいものが好きという理由ですが。]
  • ゆっくり走るための自転車にしたい。[ゆっくりだと視界が広がり走るのが愉しい。]
  • 悪路に強い。[細いタイヤでも悪路は走れるが、余裕が欲しいので許される限り太いタイヤを(でも、最近時折見かける単車みたいな極太タイヤはイヤ。ほどほどに。]
  • ドロップハンドル。[個人的にはいちばん使いやすいので。]
  • ポタリングメイン。[その気になれば一日120キロくらいは充分走れるが、おおよそ60キロくらい走ることを目安にしたマシン。]
  • 最低3段変速。[ギア比が問題になるわけだが、とりあえず目安として7段変速くらいが適当か(使うギアはそのうち1段飛ばしの4枚くらいだろうが)。それ以上の段数はもちろんかまわないが必要性はあまり感じない。]
  • 折り畳める。[ホントは折り畳み自転車は好きではないが、盗難も怖いし置き場所がないので部屋の中やベランダに置くために。]

こんなとこでしょうか。両立しにくいのもあるかと思いますが。
今回購入した自転車はある程度これをクリアしていると改めて思う。
考えが変わったらその都度変更していきます。
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歩く二人旅の番組を観て [ 80歳で日本一周できる自転車を]

昨夜たまたまテレビをつけたときベビーカーに荷物を積んで(赤ん坊は入っていない)日本縦断の歩き旅をしている男女のカップルの話をしていました。
どうやらブログを書いているらしいので探してみると、それぞれが書いているようでした。
  ・女ブログ
  ・男ブログ
それによると「エチカの鏡」という番組だったようです。
10分ほどでスイッチは切ったのですけど、うらやましくもあり、うらやましくもなし、でした。

ぼくもずっと前に長い間ふらふら歩き続けて(ほぼ)日本一周していると思うのですが、ああいう旅をもう一回やってみたいという点ではうらやましい。
でも、あんなふうに取材を受けたり、ブログを書いたりしているとそれだけで楽しくないんじゃなかろうかと思ったりしました。その点ではうらやましくない。

番組の中で旅の三原則というのを出していました。
  ・予定を立てない。
  ・観光地に近寄らない。
  ・人の好意はありがたく受ける。
そんな感じだったでしょうか。
最初の「予定を立てない」というのは大賛成です。
でも「日本縦断」と銘打った時点で、もう予定、立ててますよね。だからこの辺はぼくのイメージではない。
「人の好意はありがたく受ける」というのも、結局、「予定」というのは社会とのつながりによって発生するものだと思うのですが、たとえばたまたま知り合った人の家に泊めてもらうと決まった時点でなんらかの「予定」が発生してしまうので、ある意味矛盾しているのかもしれません。
まあ、優先順位をどこにおくのかというところですか。
おそらくは、この二人にとっては「人の好意をありがたく受ける」ということが上位に来ているのだろうと思います。
だから、これでOK。

ぼくの旅とこの二人の旅は、同じ歩く旅という点で似ているようで、かなり違う。
どこか違うのか考えてみました。

たぶんこのお二人の旅は意識が外に向いているのです。
だから他者との出会いは大切だし、さりげない風景に観光地よりもいい風景を見いだせることに喜びを得るのでしょう。

一方、ぼくのはひたすら内にこもる旅だったでしょう。
他者とのかかわりをなるべく排し、風景なんてどうでもいい、歩いていればそれでいい。
なるべく多くのつながりを削り、たった一人になっていく。
せっかく一人になりに行っているのに、「世の中」を連れて行ったり(ラジオすら持たなかった、ましては他者といっしょでは・・・)、「新しい出会い」を作ったりしてはもったいない。
そんな旅だったので。
日本にはたくさん観光地があるので、たまにそういう場所に遭遇することはありましたが、そのときはあきらめて観光すればいいでしょう。
すでにある程度削られた後には、さほど邪魔にはなりませんでした。

そして、予定どころから、向きすら決まっていませんでした。
だから「ほぼ」日本一周。
自分でも歩いたコースと距離がよくわかってません。
折に触れて知ることのできた地名を総合してみると、そのくらいにはなってるかな、と。

しかし、途中で幻想の領域に入っていたやもしれません。
海を渡った記憶がないのに、なぜか、どうやら、四国を歩いていたことがあったりしました。
どこかで、何かが、欠落してしまったのでしょう。

おそらくその四国の中で、たぶん、愛媛と高知の間あたりで、誰もいない集落の痕に出たりしました。
そこの雰囲気が気に入って、もう一生、ここで暮らしてもいいと思ったりしていたのですが、自給自足の技術もないし、結局、今ここにいます。

ともあれ、お二人の旅は、ぼくにとっては旅ではないということなのでしょうが、こういう行動を取ることができるという、その点で、尊敬に値します。
こういうタイプの旅を好む方々はおそらく、実生活に戻っても、しっかり生きていくことのできる人なのです。
ぼくとは違って・・・
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