読了『ちいさな桃源郷』池内紀・・・幻戯書房 [読書・鑑賞]
今年最初の読書。いい始まりだなあと思う。
かつて愛してた雑誌「アルプ」。それからの選集。
ただしこの雑誌一冊も購入はしていない。モノとしてのありようを愛しつつもおそらくはその自己陶酔的なところを敬遠したのかもしれない。
串田孫一さんは好きで、最近ほとんどの本を処分したときもある程度残してしまったんやけどその影響下にあった人たちはいくらかハナにつくって感覚もある。
その点では今回の本の編者である池内紀さんと近い感覚やったのかも。
ま、貧乏な若者には高かったというのもある。山歩きにはそれなりにカネかかるんでそっちに回すほうがいいと。
今になって古本で一冊ずつ集めようかなあという気分もあるけど古書値もまたけっこうするし。ずいぶん以前だがどっかの古本屋で一冊500円くらいで何十冊か出てたことあって、それ全部買っとけばよかったかなあ。でも、やっぱその頃カネなかったしなあ。
今回の本の中では大谷一良さんのあむばあシリーズ?が面白かった。でもこれ随筆?宮澤賢治が稲垣足穂ふうの作品を書いたら・・・って感じ。
もともと名前は知ってたけど改めて興味抱いたのでこの人の本探してみたい。
今回の本は図書館で借りてきた。
中公文庫でも出ているらしいので入手するならそちらになるでしょう。
2019-01-01 16:29
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