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映画「裸の島」 [読書・鑑賞]

何年か前正月用に安売りDVD買ってたのをやっと観た。

大学のときの映画論のテキストでも最初の方で扱われていた。
日本映画史に残る名作と言われているがどんなんでしょう。

ストーリーはあるようなないような。有名作なのでいまさら書く必要もないでしょうがとりあえず。

瀬戸内海と思われる小島。
その島ではある一家だけが農作業しながら暮らしている。
本土なのか他の島なのかで水を汲むため手漕ぎの小舟で日に何度も往復しなければならないし乾いた島の地面は砂のようにすぐ水を吸い込んでしまう過酷な労働。
それでも一家はなにものにも邪魔されずそれなりに満ち足りて暮らしていた。
が・・・という感じ。

全編ほぼセリフなしというしばりが詩情をかもしだす。

この過酷さを当然のように受け入れている夫婦の感覚は?
その夫婦は互いに互いのことをどう思っているのだろうか?
もっと作業は改善できそうなものだがなぜいつまでも同じことを繰り返すのだろうか?
なにかあったらすぐ破綻しそうな暮らしは彼らにとってどんな意味があるのだろうか?

などなど考えてしまう。

諦念というのでもなくただ今を維持することの喜び、充実感のようなものがあるのだろうか。
それはわからないでもないが。

それはさておき俳優のお二人、乙羽信子さんと殿山泰司さんはの農作業や水運びの動きがたどたどしくてベテラン農民のような安定感が見えなかったところはちょっと気になった。

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半田清舟さんについて [読書・鑑賞]

『ばらかもん』完結記念で今「ガンガンオンライン」が単行本を無料で読ませてくれているんやけど(各巻期間限定)それを通して読んで思ったこと。

主人公半田清舟は
・スキが多い。
・何にでも過剰に反応する。常に驚きをもってものに対する。
・やりだしたら真剣になる。
・純粋で裏表がない。
・頼りない。
・一刻悩んでもちょっとしたことで回復してくれる。

だから
・皆に信用される(頼られるという意味ではない)。
・皆がついつい手助けしたくなる。
・子どもたちからは(頼りない)仲間として扱われる。

こんな人にとって人生は刺激に満ちてるんやろなと思い、かつこんな人が近くにいたら楽しいやろなと思う。半田成分が伝染るやろなと。

田舎暮らしの魅力も相まって読んでいて心地よい。

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映画「ぶどうのなみだ」観た [読書・鑑賞]

テレビでやってたので観てみた。

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」が上映されるんで(もうされてる?)それに合わせたのかどうかは知らないけど。
想像してたのより気に入った。
ずっと昔今はなき北浜の三越劇場で観た「精霊のささやき」を思い出した。
リアルなようでいて、どこかファンタジー。
たぶんファンタジーとして観たらええんやろうと思う。

皆が楽器を演奏しながら行列するところでは「旅芸人の記録」も思い出した。これも三越劇場やったかも。

ついでに自分の体験も思い出した。
3人が夕陽をながめてるシーンで。
とある旅行中、たぶんユースホステルの前の崖っぷちに座って皆で夕陽が沈むのを見てたことがある。
そのユースではそんな習慣があったようだ。
そのとき隣にいた女の子と陽が沈むのに合わせるようにして何やらぽつりぽつり語り合ってた記憶。
何をしゃべってたかは覚えてへん。
でもココロのつながりができたように感じたんやけどその後特に恋愛関係に発展した記憶もないのでそのユースで初めて出会った人やったんかもしれへん。

なんとなく記憶を刺激される映画やった。

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読了『ちいさな桃源郷』池内紀・・・幻戯書房 [読書・鑑賞]

今年最初の読書。いい始まりだなあと思う。

かつて愛してた雑誌「アルプ」。それからの選集。
ただしこの雑誌一冊も購入はしていない。モノとしてのありようを愛しつつもおそらくはその自己陶酔的なところを敬遠したのかもしれない。
串田孫一さんは好きで、最近ほとんどの本を処分したときもある程度残してしまったんやけどその影響下にあった人たちはいくらかハナにつくって感覚もある。
その点では今回の本の編者である池内紀さんと近い感覚やったのかも。
ま、貧乏な若者には高かったというのもある。山歩きにはそれなりにカネかかるんでそっちに回すほうがいいと。

今になって古本で一冊ずつ集めようかなあという気分もあるけど古書値もまたけっこうするし。ずいぶん以前だがどっかの古本屋で一冊500円くらいで何十冊か出てたことあって、それ全部買っとけばよかったかなあ。でも、やっぱその頃カネなかったしなあ。

今回の本の中では大谷一良さんのあむばあシリーズ?が面白かった。でもこれ随筆?宮澤賢治が稲垣足穂ふうの作品を書いたら・・・って感じ。
もともと名前は知ってたけど改めて興味抱いたのでこの人の本探してみたい。

今回の本は図書館で借りてきた。
中公文庫でも出ているらしいので入手するならそちらになるでしょう。

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『妖怪アパートの幽雅な日常』香月日輪 [読書・鑑賞]

ずっと読んでたけど、こっちには書き忘れてたなあ。後日追加していこう。

【内容】
大学進学へと方向転換した夕士クンに運命に導かれるようにとあるできごとがふりかかってくる。ある意味これまででいちばん大層なできごと。

【感想】
個人的には民俗学がええやろなと思ってたらそうなってた。まあ、民俗学がええやろなと思ったのは自分自身がもう一度大学に行くことがあったら専門に学んでみたいと思ってるからなんやけど。
青木センセはあまりいいように書かれてないけど、ある意味この著者もけっこう一方的な視点でものごとを見てるなあと思うことはある。ま、お話やからしゃーないけどね。
(2017年10月24日読了)


三年生の卒業にともなうイベント。
去る人もあり新キャラもあり。桔梗さんとタマたん。
まり子さんの様子がおかしい。
夕士クンが改めて自分の生き方を考える。少し余裕ができてきたようだ。


雪山にて夕士vs怨霊?
■修学旅行はスキーで雪山に。
■霊的に、ちょっと怪しいホテル。
■千晶センセがなんだか不調だ。
■少しずつ不穏な空気が強くなる。
■夕士クンと千晶センセの萌え~な関係・・・
■作者の予定では全10巻で、これで折り返したところらしい。

2011.10.28読了


二大名物教師の時代がやってきた
■今度は学校が舞台。
■新任の先生が二人。どんな先生でしょう?
■ちょっと問題がありそうな新入部員が英会話クラブに入ってきた。
■修行用の滝を作ってもらった。
■妖怪アパートのお月見。
■「今年も人生を楽しむぞ~~~!!」「おお--っ!!」(p.234)

2011.10.13読了


■レベルアップした夕士クン
■二年生の夏休み。
■修行第二段階に。いきなり体重10キロ減。
■自殺未遂の女の子。
■バイト先の新人バイトたち。
■驚異のアイテム。
■相変わらず食事の話多し。
■本人だからわからない部分ってのも多いもんだ。(p.114)
2011.08.20読了


1.第三弾は学校が主舞台
2.妖怪アパートはバランス感覚育成機関?
3.尊敬できる大人たちとただ歳をへただけの者たち
4.違いのある者たちを嫌うのが人間
5.「知ってしまった」から「わかるようになった」ということもある
6.学校の怪談(高校で)
7.前の学校でなにかがあったらしい、暗い教師
8.価値観の崩壊と再構成
9.言霊というものがある
10.縁があるなら見捨てない

2011.07.13読了





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『玄奘西域記』諏訪緑 [読書・鑑賞]

【内容】
西遊記もの。
1巻では後の玄奘三蔵と思われる主人公は身体の弱い兄の長捷さんの通訳兼ボディーガードとして天竺の旅へ出る。よくできた長捷さんにひきかえ玄奘は語学力と体力こそあるものの気が短くて乱暴者(もっとも実は学力も高い)。
長捷さんは(おそらくは目的があって)彼をそういうふうに育てたわけだしあたたかく見守ってくれている。
途中、悟空っぽいキャラ(ハザク)や悟浄っぽいキャラ(ブラジュニャーカラ)に出会いながらなんとか旅を進める。
そして長く続く宗教がしだいに歪んでいく様を見つめ悩む。
気になるのは、
長捷さんはいつまで生きられるのか?八戒っぽい人物は出てくるのか?

【感想】
玄奘三蔵のイメージとは随分異なるが拳銃振り回して妖怪を撃ち殺すほどにはぶっ飛んでいない。等身大の青年として悩み成長していくところが現代的だがおそらく実際の玄奘もそうであったのではなかろうかと感じさせるのは著者のチカラか。もっともこの主人公、なかなか成長せず行きつ戻りつしてくれるので前途遼遠・・・
(2017年10月1日読了)


【内容】
天竺の人心の乱れを知りそして政治に利用される宗教の姿を目の当たりにし宗教の存在価値というものに悩みつつまたハザクを助けたい玄奘は沈着で賢明な少年である東天竺のクマーラ王と出会いまた天竺を統一しているハルシャ王と会うが王もまた深く悩んでいるのだった。そしてハザクの命、帰国の援助をかけた論戦大会が催されるのだった。

【感想】
どちらかといえば玄奘が悟空役か?
ハザクは八戒?
プラジュニャーカラはそのまま悟浄で。
三蔵役は前巻では兄上でこの巻では正法蔵ってことになる。
結局のところ居場所を求めた青年たちのしかし立場上けっこう壮大になってしまった友情の物語ってとこかなあ。
(2017年10月9日読了)

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『それでも町は廻っている』石黒正数 [読書・鑑賞]

【内容】
今回もいろいろあり。火の用心の話では「どんな物でも使う人次第で凶器になるんだね〜」「うむ」。エビちゃんとタケルの話。ジョセフィーヌの放浪。真田くんの好きな人は。謎のべちこ焼き。紺と歩鳥。リッちゃんとの思い出。花火見物の穴場にて。

【感想】
そばとお稲荷さんを食べたくなったかな。
(2017年08月14日読了)


【内容】
あとがきによると歩鳥ですらなんでも思った通りにいくわけではないという話が集まってるとか。
その分笑い要素が少なくなってるかもしれません。

【感想】
現実世界であるにもかかわらずなんでもありの世界。
この巻もバリエーションの一傾向ということかも。
(2017年08月13日読了)


これはマンガとしてデキがいいです。
あらゆるシチュエーションがこににある(かも)。
まあ基本、ギャグですけど。
(2017年01月03日読了)

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「コトノバドライブ」芦奈野ひとし [読書・鑑賞]

【内容】
完結となっています。
でも今回もことに何があるというわけでもない平常運転、でもちょっとした不思議との遭遇。
そしてたぶん少し豊かになる、世界への感受性。

【感想】
終わるのは少し残念ですが、こういう作品は長くないほうがいいのかもしれません。
次はどんな世界を描きはるでしょうか?楽しみでもあります。

スクリーントーンを使わない作品は好きです。

「カブのイサキ」の続編なんかも期待したいかも。彼が戻ってくる話なんかを。
(2017年08月12日読了)


日常の中の一瞬の幻想。
何があるというわけでもないけど。
この空気がいいです。
今回は冬読むのに合っているかもしれません。

おそらく今年最後の読書。


第2巻
新キャラ登場。
正直なんの物語もない。
なんの刺激もない。
あるのはただ雰囲気のみ。
芦奈野ひとしさんの世界を受け入れられる感性のない人には「なんや、これ?」となりそうです。
ボクはまあ、受け入れられるんで、休日にここちよく読んでるんですけど。(2015年10月12日読了)








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『のんのんびより』あっと [読書・鑑賞]

【内容】
季節は春くらい?
新キャラ「あかね」登場。ずっと出てくるかどうかはわからないけど。
つまようじ人形。ドラマのネタバレ。楽器の練習。ゴールデンウィークの宿題。いちご狩り。お菓子づくり。9年前の話。

【感想】
本日お盆休み初日です。そういうときに読むには最適?
気分はまったり。
(2017年08月11日読了)


あいかわらずののんきなくらし。
小鞠vsいたち。参観日。蛍の恥ずかしいシーンの目撃者。モヒカンひな人形。謎のコムソーマン。家庭菜園。小鞠の料理づくり。
(2017年01月02日読了)

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『百姓貴族・2』荒川弘 [読書・鑑賞]

このシリーズおもしろいので、持っておきたいですが、せっかく本を大量に売ってスッキリしたところなので、あんまり蔵書を増やしたくはないなあ。
電子書籍で買うという手はあるかも。

笑いました。
が、笑いごとではない話が多かったりするかもしんない。

豪快というか大らかというか。
もちろん、あえてそういうポーズとってるってこともあるんでしょうけど。

おしごとで十勝毎日新聞読む機会があるんですけど、一面コラム「編集余録」を歌人の時田則雄さんが書かれる回が好きです。
時田則雄さんも「百姓」を自称しておられます。
ちょっとその文章を彷彿とさせます。

それから、十勝毎日新聞や日本農業新聞にも農機具による事故の話はでてきますが、「一瞬で下半身マッパ」どころでないことも多いようです。笑い話で終わればいいんですけどねえ・・・。注意してくださいね。

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『花のズボラ飯』 [読書・鑑賞]

題名は知ってましたが初めて読みました。
図書館に2巻しかなかったのでとりあえずそれを。

愉しくはありました。
でも、ちょっと陰も。

それにしても、この人食べ過ぎでは?
エンゲル係数高そう・・・

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「チャンネルはそのまま!」佐々木倫子 [読書・鑑賞]

相変わらずのマイペースで周囲を振り回す。
でも、ついにバカがバカでなくなる日が?

最終巻なんですね。
ざんねん。
もちょっと読みたかったかな。このシリーズ。
まあ、それくらいでいいんでしょう。
作者はもっといろんなもん書きたい人なんやろうし。
(2017年06月11日読了)


4巻
あいかわらずのドタバタ。
無条件で愉しいです。
今回はなんと異動が・・・
今後は誰がお世話をするのか!?
 (2015年10月11日読了)




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本を一部屋に集めた [読書・鑑賞]

売るために本を集めてみた。書店にあるていど分量把握しておいてもらうのが目的。
前の写真より増えてるはずだがなぜかあんまり増えてるように見えない。
IMG_20170528_211830_953.jpg
いちばん低い山が50センチ、高い山が130センチくらい。
とりあえず平均75センチと見ておこう。
10×5列ほどあるので50本の山。3750センチ。

本棚1本目。
スライド式で2列になってるタイプ。
75センチほどが今は7段。525センチ。
プラス、スライド部分25センチが今は7段で175センチ。
合計700センチ。
IMG_20170528_211932_052.jpg

本棚2本目。
引き出し付きのライティングデスク。
42センチ×4で168センチ。
55センチ×1。
27×2で54センチ。
合計277センチ。
IMG_20170528_211900_946.jpg

どちらの棚も二重に置いてる部分があるのでもう少し多い。
あと3段ボックスもある。それと50冊程度入る文庫棚がひとつ。最終的にはこの文庫棚だけで生きていたいと思うのだけどまだ無理そうだ。

全部合わせると、4727センチ。
本棚に並べたらだいたい50メートル分くらいになるか?
あくまでも計算上なので、そんなにはないかも。意外に少ないもんだ。

マンガなんかは再読もしやすいしカサのわりに値段もつかないだろうから残しててもいいと思ってるし、それ以外に2本の本棚分くらいは残そうとも思ってるので結局は35メートル分くらい売ることになるか?
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「大奥 11」よしながふみ [読書・鑑賞]

【内容】
田沼意次失脚後。
田沼に敵対していた松平定信も失脚。
すべてを支配したのはモンスター徳川治済。
お飾りの11代将軍家斉(男)は・・・
一方市井では、蘭学が排されそうになっている中で赤面疱瘡撲滅の夢を追い続ける男たちがいた。

【感想】
今回の主役は治済と思います。巨悪がいた方が物語は盛り上がるかなあ。(2017年02月05日読了)

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『ビブリア古書堂の事件手帖  6 栞子さんと巡るさだめ』三上延 [読書・鑑賞]

「走れメロス」「駆込み訴へ」「晩年」。すべて太宰治関連のようです。今回は長編かなあと思いました。『晩年』は再びですね。

「走れメロス」は檀一雄さんの『小説 太宰治』の話でもあるかもしれませんね。六興出版社かどこかの版で昔読みました。面白かったです。

「駆込み訴へ」はトリックは即座にわかるでしょうからそしたら自動的に犯人と動機もわかるでしょう。

この巻を通じた犯人は消去法で見当はつきますがちょっと単純な性格すぎかも・・・と思って、もしかしてあの人?と思ったらあの人でした。

個人的な話ですが大学に入るとき卒論は太宰治にしようと考えてました。その後興味が他に移ったので結局は他の作家にしましたけど入学時点で400字詰めに70枚ほどはすでに書いていたので探したら今でも家のどこかにあるかも。

卒論にしようと思ったのは世に出回っている多くの太宰治論、勿論すべて読んだわけではないですが有名な奥野健男さんのも含めどれもピンと来ず自分がピンと来るのを書いてみようと思ったからでした。

まず太宰治のことを誰もが「ダザイ」という呼び方をするあたりにかなり抵抗感があったのでなぜ抵抗感を覚えるのかそのへんを導入にしました。そして太宰治って皆が言うよりももっと食えない一筋縄じゃいかない作家じゃなかろうかという感じに持っていきました。大人になったら全集持ってるのが恥ずかしくなるハシカのようなものではなくもっとちゃんと凄い作家じゃなかろうかと。
いくつかの作品について書き始めるあたりで中断しています。概算で最低でも500枚にはなりそうでしたが卒論にはかなり削除しないといけないなあ、導入部だけを水増しして提出するかとか考えてました。

そんな頃に今回出てきた檀一雄さんの『小説 太宰治』という本を手に入れとても面白かったので逆に事実かどうかは疑わしいとは思いつつもそれまで読んだ関連本の中ではいちばんしっくりきたのでした。内容はすでにほとんど記憶の彼方ですが今回のビブリアにもある「走れメロス」にまつわるエピソードだけはいまだ覚えてます。それだけ印象的だったのでしょう。この小話は卒論に入れようと思いました。ホントかウソかは別にいかにも(ボクがイメージするところの)太宰治らしい。なぜ「らしい」と思うのかを記すために。
また根拠なしの直感だけで書こうと思ってた部分は檀一雄さんをヒントに小説形式にしてもいいかもとも思いました。
(2017年01月15日読了)

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