『コトノバドライブ 3』芦奈野ひとし [読書・鑑賞]
「谷内六郎展覧会」揃いました [読書・鑑賞]
OBPのツイン21で古書即売会見かけました。
覗いてみて、『谷内六郎展覧会 夢』を見つけたので購入。150円也。
これでやっとこさ全巻。いちばん欲しかった巻がラストとなりました。旺文社文庫の『旅の絵本』もつけて7冊。
べつに必死になってたわけでもなく、たまに古書の量販店なんかに行ったときぽつぽつと集めてました。10年近くかかったとは思いますがそれで揃ったのでさほど入手が困難な本ではないでしょう。
個人的な思い入れのある方なので揃えることができて嬉しいです。
覗いてみて、『谷内六郎展覧会 夢』を見つけたので購入。150円也。
これでやっとこさ全巻。いちばん欲しかった巻がラストとなりました。旺文社文庫の『旅の絵本』もつけて7冊。
べつに必死になってたわけでもなく、たまに古書の量販店なんかに行ったときぽつぽつと集めてました。10年近くかかったとは思いますがそれで揃ったのでさほど入手が困難な本ではないでしょう。
個人的な思い入れのある方なので揃えることができて嬉しいです。
「銀河ヒッチハイクガイド」ダグラス・アダムス [読書・鑑賞]
1巻目「銀河ヒッチハイクガイド」
モンティ・パイソンSF小説版って感じでしょうか。
2巻目「宇宙の果てのレストラン」
個人的にはこの巻がいちばん好きだったりしますが、理由は知らないです。
3巻目「宇宙クリケット大戦争」
読もうとするとすぐ眠気が襲ってくる巻でした。けっしておもろないわけではないのですが。
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 918 円
4巻「さようなら、いままで魚をありがとう」
よけいな言葉(もしくは真実)だけで書かれたSF小説の4冊目。
アーサーに恋人!?彼女は電波系美女。
個人的にマーヴィンが好きなので、最後に出てくれてよかった。
「ご不便をおかけして申し訳ございません」なのね。
え?まだ続くの?
(2015年10月16日読了)
5巻
この巻はいまいち普通。
終わり方など、いろいろご不満はあるでしょうが、これはこれでいいんではなかろうかと。
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 918 円
新・第1巻
【内容】「このままで終わられてたまるか!!」と考えた方々のために書かれた、公式な続編ということになるそうです。
オーエン・コルファーって、どっかで聞いたことあるなあと著者紹介を見たら「アルテミス・ファウル」の作者。ああ、あれはけっこう読んでる。
【感想】キャラクタがしっかりしてる。これまでみたいな「ええかげん」な感じでない。ストーリーもちゃんとしてる。やっぱりええかげんさが足りない。ええかげんでタイクツな中でときおり気に入るフレーズが出てきたりするところが魅力なんやけどなあ。途中「ガイド」からの引用でカバーしてるけど、それでも全体の「しっかり」さは変わらない。う〜ん、やっぱりちょっと違うかなと思いました。 (2016年12月24日読了)
欲しい本「福永武彦新生日記」 [読書・鑑賞]
人の日記にはあまり興味はないのだけど、縁も深いし、前のも読んだし、たぶんこれも読むのでしょう。
十勝毎日新聞2012.11.29
十勝毎日新聞2012.11.29
森博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ [読書・鑑賞]
ブクログには書ききれない分量になったので、こちらにメモしとく。
★スカイクロラ
【内容】
ずいぶん前に読んだので、もう内容ははっきりしていない。
「ナ・バ・テア」を読むことにしたので、書くことにした。
「ナ・バ・テア」の主人公と思われるクサナギという人物は出ていたように思う。パイロットではなく指揮官として。
もし同一人物ならば、空から引きずり降ろされて悲しいのではないかと思う。
他にキーワードとしては「不死」「成長しない子どもたち」「戦争としてのゲーム」という感じだろうか。
【感想】
最初読んだとき「エリア88」を思い出した。あれをもっとクールにした感じと思えばいい。
★ナ・バ・テア
飛ぶために、生まれてきたのだ。
【内容】
これが「スカイクロラシリーズ」の実質的な最初の巻らしい。
【はじまり】
美しい夕日に向かって、僕は飛んでいる。
【感想】
個人的には、相性がいいシリーズのようだ。
そのクールさが。
その衒学的なところが。
その希薄なところが、うすっぺらなところが。
(2012年11月08日読了)
★ダウン・ツ・ヘブン
大空で踊ろう 生と死のダンスを
【内容】
負傷したクサナギ。
そして気づく。
いつの間にか、かかわりたくない世界に組み込まれかけていることに。
しかし、ついに最も望んでいたダンスを踊る機会が来た。
【感想】
プラモデルで戦闘機をたくさん作ってきた人には楽しめる妄想の第三巻(ナ・バ・テアからなら二巻目)。
しかしこの巻は地べたの話が多い。その分クサナギがいろいろ考えることになり、面白くもあり、面白くなくもあり。
(2012年12月6日読了)
簡単なリスト
【赤座】前の基地で半年ほど同僚だった。
【明日】昨日や一昨日は、もう来ない。来るのは明日ばかりだ(ナ・バ・テアp.294)
【意志】人間の意志も、見えないところで広がるのかもしれない。(ナ・バ・テアp.250)
【岩】雲の中に浮かんでいる岩にぶつかったと思ったかもしれない。パイロットの間では、その岩の話は有名だった。(ナ・バ・テアp.61)
【嘘】《しかし、僕は、すべてに対して嘘で答えた。》(ナ・バ・テア)。《「嘘かもしれない」甲斐は即座に頷いた。「でもね、今の言葉は、私のこの口から出た言葉なのよ。その言葉を口にした私の立場を考えて」》(ダウン・ツ・ヘブンp.318)
【羨ましい】僕は、人を羨ましいと思ったことはない。それから、人に羨ましがられたいと思ったこともない。(ダウン・ツ・ヘブンp.112)
【大人】大人のパイロットはしつこい?
【甲斐】本部から来た女。たぶん大人。《いつものことだが、この人の周りには、この人の自信しか見当たらない。》(ダウン・ツ・ヘブンp.39)
【会話】話なんて、すべて余計なのだ。(ナ・バ・テアp.185)。話したいことなんて、いつも、どんな場合だって、ない。話したくないことが多すぎて、その下に埋れてしまっているのだろう。(ダウン・ツ・ヘブンp.110)
【カヤバ】萱場。甲斐の上司。ティーチャの古い友人らしい。
【カンナミ】病院で出会った少年。函南。パイロットらしい。《そう、飛んでいる。飛んでいるものを、僕たちはお互いの瞳の中に見ているのだった。》(ダウン・ツ・ヘブンp.53)。撃墜され記憶を失っているらしい。《思い出せませんが、パイロットとしての機能はすべて残っています》(ダウン・ツ・ヘブンp.128)
【危険】危険というのは、予測されるものだけに使う言葉だろう。(ナ・バ・テアp.45)
【基地】クサナギが新たに配属された基地のチームはティーチャがいるから名門とされていた。パイロットは全員で14人所属。
【キルドレ】大人にならない子どもたち。《子供はみんな、空を飛ぶ夢を見るのだ。》(p.235)
【草薙水素/くさなぎ・すいと】「ナ・バ・テア」「ダウン・ツ・ヘブン」の主人公。語り手。ティーチャのいる名門チームに配属された新人パイロット。「ナ・バ・テア」開始時すでに、かなりの腕のパイロット。《飛びたい。/離れたい。/今すぐにでも。》(ダウン・ツ・ヘブンp.46)
【クサナギと甲斐】クサナギと世界をつなごうとする存在。もちろん社命であり、彼女でなかったら誰か他の人間がその役となる。クサナギに少しだけ羨望の眼差しを送っているかもしれない。それにしても、外界におけるクサナギの最良の理解者ではある。クサナギの希求をあるていどわかっている。だからこそ、あるいはクサナギを空から引きずり降ろそうとする悪魔であるかもしれない。そのままいけばクサナギは空の存在のままいつか天に帰ってしまうだろう。
【クサナギとカンナミ】いずれ深くかかわりそうだが、今読んでいる「ダウン・ツ・ヘブン」前半の段階ではわからない。スカイ・クロラの主人公がそんな名前だったような気も少しする。もしそうなら、スカイ・クロラ以前に知己だったってことか。クサナギとティーチャの裏返しの関係かもしれない。《僕は、あなた以外じゃない》(ダウン・ツ・ヘブンp.228)
【クサナギと笹倉】戦闘機を通じてクサナギと最も近しい外界がメカニックの笹倉。互いに戦闘機が一番大切で孤独ではあるが、空の存在と地の存在であり、その空隙は結局のところ埋めることは不可能。
【クサナギと散香】現在のところクサナギにとって最も相性のいい機体。クサナギをクサナギでいさせてくれる。空への道。空戦時はクサナギ自身。あるいはダンスシューズ。
【クサナギと世界】クサナギにとって世界は無縁の存在。可能であるならば、他者とは関わりたくない。
【クサナギと空】クサナギは空にいられれば、そして同類たちと命を賭け金にしたダンスを踊っていられればそれでいい。《ずっと浮かんでいられたら良いのに。》(ダウン・ツ・ヘブンp.125)
【クサナギとティーチャ】自己と同質で、さらに強力な存在であるティーチャはクサナギにとって他とは全く異なる重みを持っている。憧れ、めざす対象であり、(そうとは意識していないがおそらくは)乗り越えるべきものであり、共にダンスを踊りたい最良のパートナー。ダンスを終えたとき彼女がどうなるのか。そのままなのか、それとも脱け殻になるのか。
【クサナギと比嘉澤】ほとんど登場しないし、クサナギに影響を与えたわけでもないが、その終わり方によってクサナギに何かは遺した。いつかそうなる自分の姿であるのかもしれない。
【クサナギとフーコ】クサナギとの接点は多くないが、なんらかのキッカケとはなっただろう。クサナギがなり得ないオンナという存在の象徴か。
【栗田】新人パイロット。と言ってもパイロットとして新人というわけではなく、基地にとって。
【勲章】アクセサリ。
【怪我】怪我というのは、いつだってそうなんだ。知らないうちにこっそりやってきて、知らないうちに躰の中に入り込んでくる。痛いな、と気がついたときには、もうすっかり自分のものになっていて、口に含んでやりたくなるくらい可愛く思えてしまう。そうやって人を騙す力が、怪我にはある。(ダウン・ツ・ヘブンp.31)
【向上心】自分には、向上心はありません(ナ・バ・テアp.248)
【合田/ごうだ】基地の指揮官?少なくとも部隊のトップ。たぶん大人。
【相良】医師。クサナギの旧知。
【笹倉】メカニック。観念的な話が好きな孤独な奴。クサナギと同時に配属された。
【散香/さんか】戦闘機の機種名。空冷エンジンを後方に搭載した軽量な機体。イメージ的には第二次大戦中に間に合わなかった震電ってとこか?クサナギの以前乗っていた機体。翠芽を挟み、後に改良型のマークA2に乗ることになった。
【死】「さあね。どっちも、同じくらい死んでるんじゃないかな」(ナ・バ・テアp.124)。《僕は、空で死ぬことを望んでいるのだ。》(ダウン・ツ・ヘブンp.180)。《最後の夕食になるかもしれないなんて感覚は、僕たちには日常茶飯事だ。》(ダウン・ツ・ヘブンp.183)。《明日死ねたら、とても幸せだと思った。》(ダウン・ツ・ヘブンp.195)
【弱者】機敏さってのは、逃げるものが欲しがる機能だ(byティーチャ ナ・バ・テアp.85)
【ジョーカ】敵陣営のかつてのトップエース。クサナギが墜とす。
【食事】パイロットに美食家はいない(by甲斐 ダウン・ツ・ヘブンp.108)
【翠芽/すいが】戦闘機の機種名。空冷21気筒。圧倒的なパワー。ちょつと不器用。イメージ的には第二次大戦米軍のサンダーボルトってとこか?クサナギが「ナ・バ・テア」開始時乗っている機体。
【鈴城】爆撃機。
【戦闘機乗り】一人で戦える奴だけが、空に上がってくる。(ダウン・ツ・ヘブンp.101)
【泉流/せんりゅう】無尾翼の偵察機。
【善良】仕事をしないでぶらぶらしていられるなら、誰だって、シンプルで善良な人生が送れるってこと(by笹倉 ダウン・ツ・ヘブンp.76)
【杣中】記者。誠実ではあるらしい。
【染赤/そめあか】戦闘機。プッシャの双発。おー、けっこう想像しにくいタイプ。
【空】舞台、そしてキルドレたちのふるさと。《やっぱり、雲の上が本当の空。》(ダウン・ツ・ヘブンp.293)
【大衆】大衆は騙されているんじゃない。(by杣中 ダウン・ツ・ヘブンp.190)
【地上】地上では、死んでいる者たちが、死ぬことを恐れ、雲に覆われた灰色の空しか見ていない。(ダウン・ツ・ヘブンp.180)
【チキン】鶏はチキンになる。さっきまで生きていたものが、いつの間にか美味しそうな食べものになっていく様を、じっと観察していた。どこから、自分はそれを食べたいと思うか、知りたかった。(ナ・バ・テアp.152)
【辻間】パイロット。クサナギが入りティーチャと一緒に飛ぶ座を奪われた。
【ティーチャ】パイロット。キルドレかどうかはよくわからない。物腰その他は大人のようにも思えるが、何の記述もないのでおそらくキルドレなんだろう。他者の参考にならないくらい滑らかに飛ぶ天才。150機くらい撃墜してる伝説の英雄。すべてのパイロットの憧れ。「命を粗末にするな」(ナ・バ・テアp.39)。いつか敵対陣営に移り、乗り越えるものとしてクサナギに撃ち落とされそうな気がするキャラだと、ほとんどの読者は出会った瞬間に思うだろう。
【敵】戦っている敵は、地上にいる人間たちよりも、自分に近い。(ダウン・ツ・ヘブンp.218)
【手抜き】周囲の連中には、わざと手抜きをして、無能な自分を見せることにしていた。そうでなければ、いざというときに困るだろう。(ダウン・ツ・ヘブンp.100)
【都会】人も車も多すぎるって、誰か気づかないのだろうか。(ダウン・ツ・ヘブン)
【トラクタ】戦闘機のタイプ。たぶんエンジンが前についていて、機体を牽引しながら飛ぶタイプのことか?
【トルストイ】ダウン・ツ・ヘブンの各章最初にあるアナグラムは「イワン・イリッチの死」から。
【涙】《誰のための涙でもない、彼女は自分のために涙を浮かべたのだ。それだけが、本当の涙だ。》(ダウン・ツ・ヘブンp.319)
【入院】なんという礼儀正しい草薙水素。いつから、こんなに大人しくなったのだろう。これではまるで入院患者だ。(ダウン・ツ・ヘブンp.57)
【粘性】纏いつくことで、きっと得られるものがあると信じているのだ。あるいは、そう信じたい。信じられることで安心したいのだ。(ダウン・ツ・ヘブンp.124)
【パイロット】クサナギが所属している会社の戦闘機パイロットの平均就業年数は2年8ヶ月。
【比嘉澤】比嘉澤の弟。キルドレではない。
【比嘉澤無位】新人パイロット。と言ってもパイロットとして新人というわけではなく、基地にとって。女。
【飛行場】都会ではあっても、ここは飛行場。だからこそ、僕はまだ生きていられる。(ダウン・ツ・ヘブンp.175)
【不安定】安定していることは戦闘機としては失格だ。(ナ・バ・テアp.275)
【フーコ】酔っ払って道のど真ん中で寝ていた女。基地のパイロットたちの遊び仲間。
【ブーメラン】クサナギのコードネーム。生きて戻ってくるからなのだろう。
【プッシャ】戦闘機のタイプ。たぶんエンジンが後ろにあって機体を押して飛ぶタイプのことか?
【部屋】部屋の中の空気は、煙草を吸うには少なすぎる。(ダウン・ツ・ヘブンp.123)
【褒められる】褒められることに価値を見出すことは、僕の根底を否定することに等しいように感じる。(ダウン・ツ・ヘブンp.126)
【本】僕は、本のタイトルなんて気にしたことがないので、自分がこれまで読んだものでも、一つとしてそれが言えない。(ダウン・ツ・ヘブンp.43)・・・ボクにもその傾向があるなあ。
【身軽】いつもドライで、そして身軽でいたいし、いつも、そのときに可能な最高のコンディションでいたい。(ナ・バ・テアp.10)
【水】水なんて飲むのは、久しぶりではないだろうか。(ダウン・ツ・ヘブンp.35)
【紫目】爆撃機。双胴。
【名所】行ってみたいな、と思ったけど、でも、行っても、きっと何もないだろう。この写真のとおりのものがそこにある、それだけだ。(ダウン・ツ・ヘブンp.147)
【毛利】指揮官。髭の長身。
【薬田】僚友。色白で丸眼鏡。頬に傷がある。
【役立つ】あの鳥だって、誰の役にも立ってない。空を飛ぶってことは、そもそもそういうことでしかないのだ。(ダウン・ツ・ヘブンp.78)
【優しさ】優しいものって、どうしてどれも止まろうとするのか。(ナ・バ・テアp.9)。思いやりや優しさというのは、他人から自分を切り離すためのもの(ナ・バ・テアp.162)。優しさが不自由さを作っているのだといえる。(ナ・バ・テアp.170)
【汚れ】仕事なんて、みんな汚いものだ。人間が生きていくこと自体が汚れている(ナ・バ・テアp.272)
【夜】僕は夜が好きだ。(ナ・バ・テアp.61)
【理由】理由がなければ、何も正しくないし、何も間違っていない。(ナ・バ・テアp.160)
★スカイクロラ
【内容】
ずいぶん前に読んだので、もう内容ははっきりしていない。
「ナ・バ・テア」を読むことにしたので、書くことにした。
「ナ・バ・テア」の主人公と思われるクサナギという人物は出ていたように思う。パイロットではなく指揮官として。
もし同一人物ならば、空から引きずり降ろされて悲しいのではないかと思う。
他にキーワードとしては「不死」「成長しない子どもたち」「戦争としてのゲーム」という感じだろうか。
【感想】
最初読んだとき「エリア88」を思い出した。あれをもっとクールにした感じと思えばいい。
★ナ・バ・テア
飛ぶために、生まれてきたのだ。
【内容】
これが「スカイクロラシリーズ」の実質的な最初の巻らしい。
【はじまり】
美しい夕日に向かって、僕は飛んでいる。
【感想】
個人的には、相性がいいシリーズのようだ。
そのクールさが。
その衒学的なところが。
その希薄なところが、うすっぺらなところが。
(2012年11月08日読了)
★ダウン・ツ・ヘブン
大空で踊ろう 生と死のダンスを
【内容】
負傷したクサナギ。
そして気づく。
いつの間にか、かかわりたくない世界に組み込まれかけていることに。
しかし、ついに最も望んでいたダンスを踊る機会が来た。
【感想】
プラモデルで戦闘機をたくさん作ってきた人には楽しめる妄想の第三巻(ナ・バ・テアからなら二巻目)。
しかしこの巻は地べたの話が多い。その分クサナギがいろいろ考えることになり、面白くもあり、面白くなくもあり。
(2012年12月6日読了)
簡単なリスト
【赤座】前の基地で半年ほど同僚だった。
【明日】昨日や一昨日は、もう来ない。来るのは明日ばかりだ(ナ・バ・テアp.294)
【意志】人間の意志も、見えないところで広がるのかもしれない。(ナ・バ・テアp.250)
【岩】雲の中に浮かんでいる岩にぶつかったと思ったかもしれない。パイロットの間では、その岩の話は有名だった。(ナ・バ・テアp.61)
【嘘】《しかし、僕は、すべてに対して嘘で答えた。》(ナ・バ・テア)。《「嘘かもしれない」甲斐は即座に頷いた。「でもね、今の言葉は、私のこの口から出た言葉なのよ。その言葉を口にした私の立場を考えて」》(ダウン・ツ・ヘブンp.318)
【羨ましい】僕は、人を羨ましいと思ったことはない。それから、人に羨ましがられたいと思ったこともない。(ダウン・ツ・ヘブンp.112)
【大人】大人のパイロットはしつこい?
【甲斐】本部から来た女。たぶん大人。《いつものことだが、この人の周りには、この人の自信しか見当たらない。》(ダウン・ツ・ヘブンp.39)
【会話】話なんて、すべて余計なのだ。(ナ・バ・テアp.185)。話したいことなんて、いつも、どんな場合だって、ない。話したくないことが多すぎて、その下に埋れてしまっているのだろう。(ダウン・ツ・ヘブンp.110)
【カヤバ】萱場。甲斐の上司。ティーチャの古い友人らしい。
【カンナミ】病院で出会った少年。函南。パイロットらしい。《そう、飛んでいる。飛んでいるものを、僕たちはお互いの瞳の中に見ているのだった。》(ダウン・ツ・ヘブンp.53)。撃墜され記憶を失っているらしい。《思い出せませんが、パイロットとしての機能はすべて残っています》(ダウン・ツ・ヘブンp.128)
【危険】危険というのは、予測されるものだけに使う言葉だろう。(ナ・バ・テアp.45)
【基地】クサナギが新たに配属された基地のチームはティーチャがいるから名門とされていた。パイロットは全員で14人所属。
【キルドレ】大人にならない子どもたち。《子供はみんな、空を飛ぶ夢を見るのだ。》(p.235)
【草薙水素/くさなぎ・すいと】「ナ・バ・テア」「ダウン・ツ・ヘブン」の主人公。語り手。ティーチャのいる名門チームに配属された新人パイロット。「ナ・バ・テア」開始時すでに、かなりの腕のパイロット。《飛びたい。/離れたい。/今すぐにでも。》(ダウン・ツ・ヘブンp.46)
【クサナギと甲斐】クサナギと世界をつなごうとする存在。もちろん社命であり、彼女でなかったら誰か他の人間がその役となる。クサナギに少しだけ羨望の眼差しを送っているかもしれない。それにしても、外界におけるクサナギの最良の理解者ではある。クサナギの希求をあるていどわかっている。だからこそ、あるいはクサナギを空から引きずり降ろそうとする悪魔であるかもしれない。そのままいけばクサナギは空の存在のままいつか天に帰ってしまうだろう。
【クサナギとカンナミ】いずれ深くかかわりそうだが、今読んでいる「ダウン・ツ・ヘブン」前半の段階ではわからない。スカイ・クロラの主人公がそんな名前だったような気も少しする。もしそうなら、スカイ・クロラ以前に知己だったってことか。クサナギとティーチャの裏返しの関係かもしれない。《僕は、あなた以外じゃない》(ダウン・ツ・ヘブンp.228)
【クサナギと笹倉】戦闘機を通じてクサナギと最も近しい外界がメカニックの笹倉。互いに戦闘機が一番大切で孤独ではあるが、空の存在と地の存在であり、その空隙は結局のところ埋めることは不可能。
【クサナギと散香】現在のところクサナギにとって最も相性のいい機体。クサナギをクサナギでいさせてくれる。空への道。空戦時はクサナギ自身。あるいはダンスシューズ。
【クサナギと世界】クサナギにとって世界は無縁の存在。可能であるならば、他者とは関わりたくない。
【クサナギと空】クサナギは空にいられれば、そして同類たちと命を賭け金にしたダンスを踊っていられればそれでいい。《ずっと浮かんでいられたら良いのに。》(ダウン・ツ・ヘブンp.125)
【クサナギとティーチャ】自己と同質で、さらに強力な存在であるティーチャはクサナギにとって他とは全く異なる重みを持っている。憧れ、めざす対象であり、(そうとは意識していないがおそらくは)乗り越えるべきものであり、共にダンスを踊りたい最良のパートナー。ダンスを終えたとき彼女がどうなるのか。そのままなのか、それとも脱け殻になるのか。
【クサナギと比嘉澤】ほとんど登場しないし、クサナギに影響を与えたわけでもないが、その終わり方によってクサナギに何かは遺した。いつかそうなる自分の姿であるのかもしれない。
【クサナギとフーコ】クサナギとの接点は多くないが、なんらかのキッカケとはなっただろう。クサナギがなり得ないオンナという存在の象徴か。
【栗田】新人パイロット。と言ってもパイロットとして新人というわけではなく、基地にとって。
【勲章】アクセサリ。
【怪我】怪我というのは、いつだってそうなんだ。知らないうちにこっそりやってきて、知らないうちに躰の中に入り込んでくる。痛いな、と気がついたときには、もうすっかり自分のものになっていて、口に含んでやりたくなるくらい可愛く思えてしまう。そうやって人を騙す力が、怪我にはある。(ダウン・ツ・ヘブンp.31)
【向上心】自分には、向上心はありません(ナ・バ・テアp.248)
【合田/ごうだ】基地の指揮官?少なくとも部隊のトップ。たぶん大人。
【相良】医師。クサナギの旧知。
【笹倉】メカニック。観念的な話が好きな孤独な奴。クサナギと同時に配属された。
【散香/さんか】戦闘機の機種名。空冷エンジンを後方に搭載した軽量な機体。イメージ的には第二次大戦中に間に合わなかった震電ってとこか?クサナギの以前乗っていた機体。翠芽を挟み、後に改良型のマークA2に乗ることになった。
【死】「さあね。どっちも、同じくらい死んでるんじゃないかな」(ナ・バ・テアp.124)。《僕は、空で死ぬことを望んでいるのだ。》(ダウン・ツ・ヘブンp.180)。《最後の夕食になるかもしれないなんて感覚は、僕たちには日常茶飯事だ。》(ダウン・ツ・ヘブンp.183)。《明日死ねたら、とても幸せだと思った。》(ダウン・ツ・ヘブンp.195)
【弱者】機敏さってのは、逃げるものが欲しがる機能だ(byティーチャ ナ・バ・テアp.85)
【ジョーカ】敵陣営のかつてのトップエース。クサナギが墜とす。
【食事】パイロットに美食家はいない(by甲斐 ダウン・ツ・ヘブンp.108)
【翠芽/すいが】戦闘機の機種名。空冷21気筒。圧倒的なパワー。ちょつと不器用。イメージ的には第二次大戦米軍のサンダーボルトってとこか?クサナギが「ナ・バ・テア」開始時乗っている機体。
【鈴城】爆撃機。
【戦闘機乗り】一人で戦える奴だけが、空に上がってくる。(ダウン・ツ・ヘブンp.101)
【泉流/せんりゅう】無尾翼の偵察機。
【善良】仕事をしないでぶらぶらしていられるなら、誰だって、シンプルで善良な人生が送れるってこと(by笹倉 ダウン・ツ・ヘブンp.76)
【杣中】記者。誠実ではあるらしい。
【染赤/そめあか】戦闘機。プッシャの双発。おー、けっこう想像しにくいタイプ。
【空】舞台、そしてキルドレたちのふるさと。《やっぱり、雲の上が本当の空。》(ダウン・ツ・ヘブンp.293)
【大衆】大衆は騙されているんじゃない。(by杣中 ダウン・ツ・ヘブンp.190)
【地上】地上では、死んでいる者たちが、死ぬことを恐れ、雲に覆われた灰色の空しか見ていない。(ダウン・ツ・ヘブンp.180)
【チキン】鶏はチキンになる。さっきまで生きていたものが、いつの間にか美味しそうな食べものになっていく様を、じっと観察していた。どこから、自分はそれを食べたいと思うか、知りたかった。(ナ・バ・テアp.152)
【辻間】パイロット。クサナギが入りティーチャと一緒に飛ぶ座を奪われた。
【ティーチャ】パイロット。キルドレかどうかはよくわからない。物腰その他は大人のようにも思えるが、何の記述もないのでおそらくキルドレなんだろう。他者の参考にならないくらい滑らかに飛ぶ天才。150機くらい撃墜してる伝説の英雄。すべてのパイロットの憧れ。「命を粗末にするな」(ナ・バ・テアp.39)。いつか敵対陣営に移り、乗り越えるものとしてクサナギに撃ち落とされそうな気がするキャラだと、ほとんどの読者は出会った瞬間に思うだろう。
【敵】戦っている敵は、地上にいる人間たちよりも、自分に近い。(ダウン・ツ・ヘブンp.218)
【手抜き】周囲の連中には、わざと手抜きをして、無能な自分を見せることにしていた。そうでなければ、いざというときに困るだろう。(ダウン・ツ・ヘブンp.100)
【都会】人も車も多すぎるって、誰か気づかないのだろうか。(ダウン・ツ・ヘブン)
【トラクタ】戦闘機のタイプ。たぶんエンジンが前についていて、機体を牽引しながら飛ぶタイプのことか?
【トルストイ】ダウン・ツ・ヘブンの各章最初にあるアナグラムは「イワン・イリッチの死」から。
【涙】《誰のための涙でもない、彼女は自分のために涙を浮かべたのだ。それだけが、本当の涙だ。》(ダウン・ツ・ヘブンp.319)
【入院】なんという礼儀正しい草薙水素。いつから、こんなに大人しくなったのだろう。これではまるで入院患者だ。(ダウン・ツ・ヘブンp.57)
【粘性】纏いつくことで、きっと得られるものがあると信じているのだ。あるいは、そう信じたい。信じられることで安心したいのだ。(ダウン・ツ・ヘブンp.124)
【パイロット】クサナギが所属している会社の戦闘機パイロットの平均就業年数は2年8ヶ月。
【比嘉澤】比嘉澤の弟。キルドレではない。
【比嘉澤無位】新人パイロット。と言ってもパイロットとして新人というわけではなく、基地にとって。女。
【飛行場】都会ではあっても、ここは飛行場。だからこそ、僕はまだ生きていられる。(ダウン・ツ・ヘブンp.175)
【不安定】安定していることは戦闘機としては失格だ。(ナ・バ・テアp.275)
【フーコ】酔っ払って道のど真ん中で寝ていた女。基地のパイロットたちの遊び仲間。
【ブーメラン】クサナギのコードネーム。生きて戻ってくるからなのだろう。
【プッシャ】戦闘機のタイプ。たぶんエンジンが後ろにあって機体を押して飛ぶタイプのことか?
【部屋】部屋の中の空気は、煙草を吸うには少なすぎる。(ダウン・ツ・ヘブンp.123)
【褒められる】褒められることに価値を見出すことは、僕の根底を否定することに等しいように感じる。(ダウン・ツ・ヘブンp.126)
【本】僕は、本のタイトルなんて気にしたことがないので、自分がこれまで読んだものでも、一つとしてそれが言えない。(ダウン・ツ・ヘブンp.43)・・・ボクにもその傾向があるなあ。
【身軽】いつもドライで、そして身軽でいたいし、いつも、そのときに可能な最高のコンディションでいたい。(ナ・バ・テアp.10)
【水】水なんて飲むのは、久しぶりではないだろうか。(ダウン・ツ・ヘブンp.35)
【紫目】爆撃機。双胴。
【名所】行ってみたいな、と思ったけど、でも、行っても、きっと何もないだろう。この写真のとおりのものがそこにある、それだけだ。(ダウン・ツ・ヘブンp.147)
【毛利】指揮官。髭の長身。
【薬田】僚友。色白で丸眼鏡。頬に傷がある。
【役立つ】あの鳥だって、誰の役にも立ってない。空を飛ぶってことは、そもそもそういうことでしかないのだ。(ダウン・ツ・ヘブンp.78)
【優しさ】優しいものって、どうしてどれも止まろうとするのか。(ナ・バ・テアp.9)。思いやりや優しさというのは、他人から自分を切り離すためのもの(ナ・バ・テアp.162)。優しさが不自由さを作っているのだといえる。(ナ・バ・テアp.170)
【汚れ】仕事なんて、みんな汚いものだ。人間が生きていくこと自体が汚れている(ナ・バ・テアp.272)
【夜】僕は夜が好きだ。(ナ・バ・テアp.61)
【理由】理由がなければ、何も正しくないし、何も間違っていない。(ナ・バ・テアp.160)
読書中「狼が連れだって走る月」菅啓次郎 [読書・鑑賞]
読書中。今のところの感想。
★内容の3ポイント
(1)熱に浮かされたように旅を語る。自分にとっての、ほんとうの旅とはを考える。
(2)古い国と文化と国家について考える。
(3)旅の気分、野性を見失わぬ生についていい感じに表現されている。
★感想の3ポイント
(1)読者もまた、自分の旅を考える。
(2)愛読書になるかもしれないし、まつたく受け入れられないかもしれない。そういうチカラを内包する本ではある。
(3)ボクがいくらかそうであるように結局インテリというある種の特権階級の産物ではある。欠如ないしは過剰も感じる。
★内容の3ポイント
(1)熱に浮かされたように旅を語る。自分にとっての、ほんとうの旅とはを考える。
(2)古い国と文化と国家について考える。
(3)旅の気分、野性を見失わぬ生についていい感じに表現されている。
★感想の3ポイント
(1)読者もまた、自分の旅を考える。
(2)愛読書になるかもしれないし、まつたく受け入れられないかもしれない。そういうチカラを内包する本ではある。
(3)ボクがいくらかそうであるように結局インテリというある種の特権階級の産物ではある。欠如ないしは過剰も感じる。
「ハチクロ」読書中 [読書・鑑賞]
1巻
有名な、集団片恋コミックス。
■コロボックル、野性と遭遇。
■理花←真山←山田、はぐ←竹本、はぐ←森田?
■メインは軽いギャグ。だから読みやすい(今のところ)。
■それぞれの切なさ。
■豊かな感情表現。
■学生生活のワクワク。
■肉。
2011.08.13読了
2巻
君がいて みんながいて
■卒業制作真最中。
■誰が残り誰がいなくなるのか?
■理花や先生の過去。
■損な役割の真山と先生。
■先生が研究旅行でいなくなる?はぐはどうする?
■森田お手製、恐怖のツイスターゲーム。
■真山の新しい趣味、ストーキング行為。
■山田は美乳。
■誰も 誰かの代わりにはなれん(by合田)
■一生のうちの 一番大事だった時間を一緒に過ごして 同じ部屋で同じものを食べて 同じ空気を吸って もう自分の カラダの一部みたいに思っていた(by先生)
3巻
別れの予感はらんだパーティー
■森田のさりげない優しさ。
■森田とはぐと竹本と。
■はぐ初めてのアルバイト。
■先生帰国。
■はぐと森田のお買い物。
■はぐの知恵熱と森田の出国(逃避?)。
2011.08.28読了
4巻
■森田のいない日々。
■はぐと森田、離れている二人の、芸術をはさんだ絆。
■山田がだんだんかわいくなっていく。
■
:合田稼頭男:竹本の母の再婚相手。優しくはかなかった実父と違い明るくガサツで頑丈そう。
:犬:犬には二種類いる。前世が人間だった犬と、前世も犬だった犬だ。ミドリさんはまちがいなく人間だった犬だ。
:西園寺マツ:先生のマンションの大家さん。
:西園寺ミドリ:大家さんちのプードル。はぐのボディガード。かなり凄い。
:竹本祐太:いちばんの後輩。現在森田のいちばんの被害者。はぐに一目惚れし、いきなりビニール袋に入ったコロッケをプレゼント。真山は実家の忠犬サブを思い出す。実家は高崎。手先が器用ではぐのためにドールハウス的なものを作ってあげてる。
:野宮:真山の会社の先輩。にっこり笑ってゴリ押しのメガネ。
:はぐ:花本はぐみ。18歳だがちっちゃくてまるでコロボックル。性格や行動パターンも幼い。彫刻では天才的。趣味は服を作ることと粘土いじり。お気に入りの青い空のバッグには森田の作った小鳥のブローチ。この物語の中心となるか?
:花本修司:はぐの父親のイトコ。30歳と少々。はぐ離れできない人。
:原田:花本の親友であり理花の結婚した相手だったが事故死。その事故で理花も大怪我を負う。
:真山巧:メガネ。建築科4年。22歳にしてはこずるく人あしらいがうまい。クールなわりに仲間外れになるのが嫌い。
:森田忍:身勝手で謎な男。はぐをコロボックルよばわりしおびえさせている。マイペースさでモテるが彼女がいたという話もない。絵は超絶的に上手いようだ。が、専門は木彫のようだ。
:山田あゆみ:真山にいきなりヒール付きカカト落としをかました乱暴な女。「鉄人」と呼ばれている。むくわれないと知りつつ真山に惚れている。陶芸をやっている。美脚で美乳で性格もよし。酒屋の娘。
:理花:真山がバイトしている店舗設計事務所をやっている。皆と同じ大学の卒業生でもある。花本教授の旧友。ダンナは死んでるみたい。
:ローマイヤ先輩:肉の供給源。
有名な、集団片恋コミックス。
■コロボックル、野性と遭遇。
■理花←真山←山田、はぐ←竹本、はぐ←森田?
■メインは軽いギャグ。だから読みやすい(今のところ)。
■それぞれの切なさ。
■豊かな感情表現。
■学生生活のワクワク。
■肉。
2011.08.13読了
2巻
君がいて みんながいて
■卒業制作真最中。
■誰が残り誰がいなくなるのか?
■理花や先生の過去。
■損な役割の真山と先生。
■先生が研究旅行でいなくなる?はぐはどうする?
■森田お手製、恐怖のツイスターゲーム。
■真山の新しい趣味、ストーキング行為。
■山田は美乳。
■誰も 誰かの代わりにはなれん(by合田)
■一生のうちの 一番大事だった時間を一緒に過ごして 同じ部屋で同じものを食べて 同じ空気を吸って もう自分の カラダの一部みたいに思っていた(by先生)
3巻
別れの予感はらんだパーティー
■森田のさりげない優しさ。
■森田とはぐと竹本と。
■はぐ初めてのアルバイト。
■先生帰国。
■はぐと森田のお買い物。
■はぐの知恵熱と森田の出国(逃避?)。
2011.08.28読了
4巻
■森田のいない日々。
■はぐと森田、離れている二人の、芸術をはさんだ絆。
■山田がだんだんかわいくなっていく。
■
:合田稼頭男:竹本の母の再婚相手。優しくはかなかった実父と違い明るくガサツで頑丈そう。
:犬:犬には二種類いる。前世が人間だった犬と、前世も犬だった犬だ。ミドリさんはまちがいなく人間だった犬だ。
:西園寺マツ:先生のマンションの大家さん。
:西園寺ミドリ:大家さんちのプードル。はぐのボディガード。かなり凄い。
:竹本祐太:いちばんの後輩。現在森田のいちばんの被害者。はぐに一目惚れし、いきなりビニール袋に入ったコロッケをプレゼント。真山は実家の忠犬サブを思い出す。実家は高崎。手先が器用ではぐのためにドールハウス的なものを作ってあげてる。
:野宮:真山の会社の先輩。にっこり笑ってゴリ押しのメガネ。
:はぐ:花本はぐみ。18歳だがちっちゃくてまるでコロボックル。性格や行動パターンも幼い。彫刻では天才的。趣味は服を作ることと粘土いじり。お気に入りの青い空のバッグには森田の作った小鳥のブローチ。この物語の中心となるか?
:花本修司:はぐの父親のイトコ。30歳と少々。はぐ離れできない人。
:原田:花本の親友であり理花の結婚した相手だったが事故死。その事故で理花も大怪我を負う。
:真山巧:メガネ。建築科4年。22歳にしてはこずるく人あしらいがうまい。クールなわりに仲間外れになるのが嫌い。
:森田忍:身勝手で謎な男。はぐをコロボックルよばわりしおびえさせている。マイペースさでモテるが彼女がいたという話もない。絵は超絶的に上手いようだ。が、専門は木彫のようだ。
:山田あゆみ:真山にいきなりヒール付きカカト落としをかました乱暴な女。「鉄人」と呼ばれている。むくわれないと知りつつ真山に惚れている。陶芸をやっている。美脚で美乳で性格もよし。酒屋の娘。
:理花:真山がバイトしている店舗設計事務所をやっている。皆と同じ大学の卒業生でもある。花本教授の旧友。ダンナは死んでるみたい。
:ローマイヤ先輩:肉の供給源。
「心霊探偵八雲」読書中 [読書・鑑賞]
4巻読書中・・・
■晴香さん、小学校で教育実習中。
■なんかいろいろ炎がからんできているもよう。
■なんだか小学校もいろいろからんでいるようだ。
Evernoteバージョンアップでなんだか使いにくくなったので、So-netブログのiPhoneアプリをメモ代わりにできないか、テストしてみようと。
■晴香さん、小学校で教育実習中。
■なんかいろいろ炎がからんできているもよう。
■なんだか小学校もいろいろからんでいるようだ。
Evernoteバージョンアップでなんだか使いにくくなったので、So-netブログのiPhoneアプリをメモ代わりにできないか、テストしてみようと。
坂木司「夜の光」 [読書・鑑賞]
ゆるいからこそほどけない
「ホテルジューシー」が気に入ったので、他の作品にも手を出してみる。
読み始めました。
この作者は、さりげない、ささやかな感情・感覚を表現するのが上手なような気がする。
さて、読み終えました。
高校天文部が舞台だが「宙のまにまに」のように「夜空命」というような連中はいない。
少人数のゆるやか~な部活だ。
どうやら部員たちはそれぞれ何かと戦っているらしい。
そのつらさを紛らわすためなのか、かれらは自分たちをスパイに見立ててミッションに挑戦している。
それぞれ妙に目立つ彼らはそれだけでもスパイっぽくないスパイだが。
ちょっとした事件を解決するミステリっぽいところもある。
友情の物語としては、もしかしたらこれまで読んだ中でもいちばん好きかもしれない。
ぼく自身のスタンスに近いから。
ぼくもまたなんらかの戦場で戦うスパイであったか?
ジョーは一見正統派美少女だが突き放したような態度を取るクールビューティー。高校を「戦場」と呼ぶ。
ゲージはお洒落な剽軽者。「デュラララ!!」の紀田正臣に近い雰囲気。道化のようであるがこういうヤツほど何かを隠していたりする。
ギィはケバいギャルっぽいが仮の姿。コーヒーを淹れるのが上手で調理師免許を武器に早期の独立を考えている。
ブッチは大きなクマさん。農作業で鍛えられた肉体はまるで格闘家。そして天文部の部長でもある。
(2010年12月3日読了)
読み始めました。
この作者は、さりげない、ささやかな感情・感覚を表現するのが上手なような気がする。
さて、読み終えました。
高校天文部が舞台だが「宙のまにまに」のように「夜空命」というような連中はいない。
少人数のゆるやか~な部活だ。
どうやら部員たちはそれぞれ何かと戦っているらしい。
そのつらさを紛らわすためなのか、かれらは自分たちをスパイに見立ててミッションに挑戦している。
それぞれ妙に目立つ彼らはそれだけでもスパイっぽくないスパイだが。
ちょっとした事件を解決するミステリっぽいところもある。
友情の物語としては、もしかしたらこれまで読んだ中でもいちばん好きかもしれない。
ぼく自身のスタンスに近いから。
ぼくもまたなんらかの戦場で戦うスパイであったか?
ジョーは一見正統派美少女だが突き放したような態度を取るクールビューティー。高校を「戦場」と呼ぶ。
ゲージはお洒落な剽軽者。「デュラララ!!」の紀田正臣に近い雰囲気。道化のようであるがこういうヤツほど何かを隠していたりする。
ギィはケバいギャルっぽいが仮の姿。コーヒーを淹れるのが上手で調理師免許を武器に早期の独立を考えている。
ブッチは大きなクマさん。農作業で鍛えられた肉体はまるで格闘家。そして天文部の部長でもある。
(2010年12月3日読了)
タグ:坂木司
新聞で「第七官界彷徨」連載スタート [読書・鑑賞]
米村圭伍「桜小町」 [読書・鑑賞]
高嶺の花の美女に惚れた、諦めることに慣れてしまっていた冷や飯が一念発起、ゲットのために立ち上がってみれば、藩上層部の不正に遭遇し、ちとビビる。(2010年10月7日読了)
岩波少年文庫のベストセラー [読書・鑑賞]
朝日新聞2010.10.05朝刊。
岩波少年文庫創刊60年にちなんだ記事にベストセラーの上位5冊の表がありました。
「星の王子さま」は圧倒的ですね。
ナルニア国が2冊。
プーよりもナルニアの方が売れてるのですね。これはけっこう意外。もしかしたらプーはディズニーの絵本その他の方が売れていて原作は案外読まれていない(といっても読まれてるわけですが)ということなのかもしれません。
ドリトル先生はいっとき差別表現がどうたらこうたらでなくなるというウワサもありましたが、無事なようです。
この5冊は全部持ってます。
岩波少年文庫は大好きな叢書です。
あ、プーは単行本で持っていたのでした。
次に出してもらいたいのはアーサー・ランサムのツバメ号シリーズなのですが。全部読んでますが、絶対買います。
ずっと期待していたリンドグレーンのやかまし村シリーズも出てくれたので、全然無理というわけでもないかもしれません。
宮崎駿さんが作ったという岩波少年文庫の冊子(パンフ?)も欲しいですね。普通の本屋では手に入らないようですが。
あっ!!今調べたらツバメ号シリーズ、出始めてるみたいです。
気がつかなかった。
急いで買いに行かなくっちゃ!!
岩波少年文庫創刊60年にちなんだ記事にベストセラーの上位5冊の表がありました。
- 「星の王子さま」284万部
- 「ライオンと魔女」70万部
- 「クマのプーさん」55万部
- 「カスピアン王子のつのぶえ」41万部
- 「ドリトル先生アフリカゆき」39万部
「星の王子さま」は圧倒的ですね。
ナルニア国が2冊。
プーよりもナルニアの方が売れてるのですね。これはけっこう意外。もしかしたらプーはディズニーの絵本その他の方が売れていて原作は案外読まれていない(といっても読まれてるわけですが)ということなのかもしれません。
ドリトル先生はいっとき差別表現がどうたらこうたらでなくなるというウワサもありましたが、無事なようです。
この5冊は全部持ってます。
岩波少年文庫は大好きな叢書です。
あ、プーは単行本で持っていたのでした。
次に出してもらいたいのはアーサー・ランサムのツバメ号シリーズなのですが。全部読んでますが、絶対買います。
ずっと期待していたリンドグレーンのやかまし村シリーズも出てくれたので、全然無理というわけでもないかもしれません。
宮崎駿さんが作ったという岩波少年文庫の冊子(パンフ?)も欲しいですね。普通の本屋では手に入らないようですが。
星の王子さま (岩波少年文庫 (001)) | |
サン=テグジュペリ 内藤 濯 岩波書店 2000-06 売り上げランキング : 7571 おすすめ平均 空の効果 決して長い話でないはずなのに この本に出逢えて。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫) | |
C.S.ルイス C.S. Lewis 岩波書店 2000-06 売り上げランキング : 60067 おすすめ平均 子供だから感じられることを、子供のうちに感じてほしい。 子供の頃に読んでれば・・・ ガス燈時代のRPG Amazonで詳しく見る by G-Tools |
クマのプーさん (岩波少年文庫 (008)) | |
A.A.ミルン E.H.シェパード 岩波書店 2000-06 売り上げランキング : 41832 おすすめ平均 大人も子供も楽しめる 和訳が硬すぎ? やわらかい日本語 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
カスピアン王子のつのぶえ―ナルニア国ものがたり〈2〉 (岩波少年文庫) | |
C.S. ルイス C.S. Lewis 岩波書店 2000-06 売り上げランキング : 186124 おすすめ平均 「ナルニア国物語」本編始まり! 2作目 独特の雰囲気が魅力的 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ドリトル先生アフリカゆき (岩波少年文庫 (021)) | |
ヒュー・ロフティング 井伏 鱒二 岩波書店 2000-06 売り上げランキング : 16084 おすすめ平均 すばらしい世界への扉 今の子供も大好きです do little Amazonで詳しく見る by G-Tools |
あっ!!今調べたらツバメ号シリーズ、出始めてるみたいです。
気がつかなかった。
ツバメ号とアマゾン号(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ) | |
アーサー・ランサム 神宮 輝夫 岩波書店 2010-07-15 売り上げランキング : 9296 おすすめ平均 「間切る」→「タッキングする」は英断かも Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ツバメ号とアマゾン号(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ) | |
アーサー・ランサム 神宮 輝夫 岩波書店 2010-07-15 売り上げランキング : 10242 おすすめ平均 大人になっても大丈夫! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
急いで買いに行かなくっちゃ!!
好きな挿絵画家 [読書・鑑賞]
よく本の挿絵を書いてくれる人たちの中でも特に好きな数人がいます。
この人たちが挿絵を書くだけでその作品の面白さがグッと上がってしまう人たち。
いま思い出しただけで、和田誠、村上豊、佐竹美保、水玉螢之丞、柴田ゆう、山田章博、天野喜孝、南伸坊など。
これらの人々が挿絵や表紙カバーを書いているというだけで本を買ってみるのもいいかもしれません。
自分の好みの絵師が描いているという理由はけっこうハズレがないような気がします。
いまさら説明しなければならないような人々ではありませんが、いちおう。
和田誠
ぼくがもっとも愛している線を描く人です。
シンプルでありながらとても味がある。
べつに挿絵がメインというわけではない、クリエイターというべき幅広い人ですね。
どの作品というものは取り上げられませんが、ちょうどいま「お楽しみはこれからだ」という映画に関する本を読んでいます。
村上豊
一枚一枚が「作品」と呼べるるほどの、なんというか、あまり好きなことばではありませんが「芸術性」というようなものがあると思います。
古の画家たちに劣らない作品が、こんなにたくさん・・・
新聞小説なんかの挿絵が仕事のメインだろうと思いますが、この人が描いただけで作品の「格」が上がりますね。
夢枕獏さんの「陰陽師」など時代物、歴史物がよく合います。
佐竹美保
基本、端正な絵だと思います。
作品に「品」を与えてくれます。
すんなり入ってくる絵なのです。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品や「リンの谷のローワン」シリーズなど。
佐竹さんの描く表紙も楽しい。
水玉螢之丞
作品に忠実というよりも、作品を少し外しつつ膨らませたイラストを添えてくれます。
この人が書いてくれると作品の楽しさが倍になります。
プラスアルファの絵師ですね。
西澤保彦さんの神麻嗣子シリーズや、アスプリンの「マジカルランド」シリーズなど。
柴田ゆう
米村圭伍さんの作品や畠中恵さんの作品でおなじみ。
なんだかほんわかしてくるのです。
いい具合に緊張感を緩和してくれます。
山田章博
とにかくカッコイイ。
挿絵画家という人ではないですが。
小野不由美さんの「十二国記」など。
天野喜孝
おどろおどろしい絵と、ファンシーな絵、二方向ありますね。
「やさいのようせい」はDVDを続編も含めて買いました。
「敵は海賊・海賊盤」シリーズの途中までや、「創竜伝」など。
この人も夢枕獏さんとのコラボがありますね。
南伸坊
飄々としたストレスのない絵。
そして楽しい。
物語に味を付加してくれます。
この方もこれといったものを取り上げるのは難しいですね。
多すぎて。
上記の米村圭伍さんの作品など。
この人たちが挿絵を書くだけでその作品の面白さがグッと上がってしまう人たち。
いま思い出しただけで、和田誠、村上豊、佐竹美保、水玉螢之丞、柴田ゆう、山田章博、天野喜孝、南伸坊など。
これらの人々が挿絵や表紙カバーを書いているというだけで本を買ってみるのもいいかもしれません。
自分の好みの絵師が描いているという理由はけっこうハズレがないような気がします。
いまさら説明しなければならないような人々ではありませんが、いちおう。
和田誠
ぼくがもっとも愛している線を描く人です。
シンプルでありながらとても味がある。
べつに挿絵がメインというわけではない、クリエイターというべき幅広い人ですね。
どの作品というものは取り上げられませんが、ちょうどいま「お楽しみはこれからだ」という映画に関する本を読んでいます。
お楽しみはこれからだ PART2―映画の名セリフ | |
和田 誠 文藝春秋 1976-01 売り上げランキング : 74122 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫) | |
和田 誠 村上 春樹 新潮社 2003-12-20 売り上げランキング : 116591 おすすめ平均 素敵な画集に村上春樹のエッセイ 一冊で二度美味しい 2枚ずつ揃えます。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
村上豊
一枚一枚が「作品」と呼べるるほどの、なんというか、あまり好きなことばではありませんが「芸術性」というようなものがあると思います。
古の画家たちに劣らない作品が、こんなにたくさん・・・
新聞小説なんかの挿絵が仕事のメインだろうと思いますが、この人が描いただけで作品の「格」が上がりますね。
夢枕獏さんの「陰陽師」など時代物、歴史物がよく合います。
陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫) | |
夢枕 獏 文藝春秋 1991-02 売り上げランキング : 155471 おすすめ平均 「人とは、いつか死ぬのがよいのだな」 芸術作品 独特の雰囲気が素晴らしい Amazonで詳しく見る by G-Tools |
陰陽師 鉄輪 | |
夢枕 獏 村上 豊 文藝春秋 2005-06-10 売り上げランキング : 394073 おすすめ平均 既に読んでいるお話でも、絵と文の相性を堪能したくなる 以前から読んでいた作品 村上さん、最高! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
佐竹美保
基本、端正な絵だと思います。
作品に「品」を与えてくれます。
すんなり入ってくる絵なのです。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品や「リンの谷のローワン」シリーズなど。
佐竹さんの描く表紙も楽しい。
九年目の魔法 (創元推理文庫) | |
ダイアナ・ウィン ジョーンズ Diana Wynne Jones 東京創元社 1994-09 売り上げランキング : 62441 おすすめ平均 大人の女性に読んで欲しい 大好きです 意味不明 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ローワンと魔法の地図 (リンの谷のローワン 1) | |
エミリー ロッダ 佐竹 美保 あすなろ書房 2000-08 売り上げランキング : 67053 おすすめ平均 臆病者が勇者に 臆病だけど、最後には社会のために役立つ 臆病者が村を救う Amazonで詳しく見る by G-Tools |
水玉螢之丞
作品に忠実というよりも、作品を少し外しつつ膨らませたイラストを添えてくれます。
この人が書いてくれると作品の楽しさが倍になります。
プラスアルファの絵師ですね。
西澤保彦さんの神麻嗣子シリーズや、アスプリンの「マジカルランド」シリーズなど。
実況中死―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫) | |
西澤 保彦 講談社 2003-11 売り上げランキング : 385365 おすすめ平均 《神麻嗣子》シリーズの第二長編 なるほど これは怖いなぁ、なんていうかありそうで怖い。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
進め、見習い魔術師!―マジカルランド (ハヤカワ文庫FT) | |
ロバート アスプリン Robert Asprin 早川書房 1997-09 売り上げランキング : 553022 おすすめ平均 オゥズとスキーヴ…素敵すぎだ! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
柴田ゆう
米村圭伍さんの作品や畠中恵さんの作品でおなじみ。
なんだかほんわかしてくるのです。
いい具合に緊張感を緩和してくれます。
しゃばけ | |
畠中 恵 新潮社 2001-12 売り上げランキング : 221926 おすすめ平均 面白い! 自分の血筋をどう受け入れるか 病弱な若旦那と妖怪たちのドタバタ物語 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
退屈姫君 海を渡る (新潮文庫) | |
米村 圭伍 新潮社 2004-09 売り上げランキング : 292231 おすすめ平均 期待を裏切らないおもしろさ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
山田章博
とにかくカッコイイ。
挿絵画家という人ではないですが。
小野不由美さんの「十二国記」など。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート | |
小野 不由美 山田 章博 講談社 1992-06-11 売り上げランキング : 11086 おすすめ平均 “ライト”ノベルでは無い 傾国の麒麟 すべての始まりはこの作品から Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ラーゼフォン〈1〉 (MF文庫J) | |
大野木 寛 山田 章博 メディアファクトリー 2002-07 売り上げランキング : 463984 おすすめ平均 原作アニメを見たことはありませんが ラーゼフォン!!!!! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
天野喜孝
おどろおどろしい絵と、ファンシーな絵、二方向ありますね。
「やさいのようせい」はDVDを続編も含めて買いました。
「敵は海賊・海賊盤」シリーズの途中までや、「創竜伝」など。
この人も夢枕獏さんとのコラボがありますね。
敵は海賊・海賊版 (ハヤカワ文庫 JA 178) | |
神林 長平 早川書房 1983-09 売り上げランキング : 50324 おすすめ平均 娯楽作品の大傑作 とりあえず神林長平 頬が緩む Amazonで詳しく見る by G-Tools |
創竜伝(9) 妖世紀のドラゴン (講談社ノベルス) | |
田中 芳樹 講談社 1994-11-24 売り上げランキング : 634206 おすすめ平均 おもしろいんですが、もう少しさくさく進んでくれてもいいかも。 面白いです。 おもしろくなくなってきた。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
鬼譚草紙 (朝日文庫) | |
夢枕 獏 天野 喜孝 朝日新聞社 2006-09 売り上げランキング : 348442 おすすめ平均 「陰陽師」ファンならよんでおかなくちゃ。 夢枕獏の平安の闇 風流な官能時代劇 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
南伸坊
飄々としたストレスのない絵。
そして楽しい。
物語に味を付加してくれます。
この方もこれといったものを取り上げるのは難しいですね。
多すぎて。
上記の米村圭伍さんの作品など。
桜小町―ひやめし冬馬四季綴 (徳間文庫) | |
米村 圭伍 徳間書店 2010-02-05 売り上げランキング : 70733 おすすめ平均 ぐいぐい引き込まれる あの米村圭伍が。。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
日本異界絵巻 (ちくま文庫) | |
小松 和彦 鎌田 東二 宮田 登 南 伸坊 筑摩書房 1999-01 売り上げランキング : 258043 おすすめ平均 異界の水先案内人,大いに語る! 読んでいて楽しい 40人の異人達 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「ヴァルザーの詩と小品 」 [読書・鑑賞]
孤独で静かな作家。
あまり知られていない小さな世界。
そこはかとなく山川方夫さんなんかと重なるようなところもあるかも。
もっと詩的だが。
あまり知られていない小さな世界。
そこはかとなく山川方夫さんなんかと重なるようなところもあるかも。
もっと詩的だが。