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ママチャリ改造するなら [自転車]

一昨日購入し、昨日えらい目にあった太タイヤのママチャリ。そのせいで、すでに相棒感を覚えてる。
当分の間はデフォルト状態で乗るつもりやけどいずれ改造始めるやろう。
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改造してると必然的に同時にメンテナンスもすることになるんで傷みを遅らせることはできる。
で、どこを改造することになるやろう?
錆びるパーツを錆びにくいパーツに代えるのが主眼になるか。
基本的に今のカタチは気に入ってるのであんまりイメーズを崩さないでいたい。
手持ちのパーツが使えるならそうしたい。
 
  • まずはハンドルとステムか。手持ちのアルミ合金製プロムナードハンドルがある。ステムもおそらく今のより軽いのを持っている。腰痛めてることもあってアップライトの姿勢は維持したいが、プロムナードでなくライザーバーでもおそらくは可能。
  • シートポストもアルミ合金製にしたい。
  • 前ブレーキはすごくチープなサイドプルなんやけど、も少しマシなのにしてもええかな。
  • サドルは飽いたらもっと細くて軽いのにするやろう。このへんまでで1kgくらいは減らせるかな。
  • 前カゴは用途的に必要やけどリアキャリは基本的には使わないので外してもいい。これ単品で2kgくらいあるんでないの?見た感じでは。そのかわりメチャ強そうやけど。まあ、ごく稀にあったらええなってときもあるんやけどそれはなんとかなるやろう。そのときだけ付けてもええし。
  • 前ギアにはガードがついていてさらにその上に鉄板製のチェーンカバーもついてのるのでチェーンカバーの方は外してもいい。これ、たぶんかなり重い。ただ、この自転車のデザイン面を決めてるようなとこもあるやろうから優先順位は低くしておこう。
  • 前ギア(クランクセット)は数えてないので正確なところはわからないけど見た感じ40Tか42Tくらいに思える。今はいっちゃん重いギア比で普通に走れるけども少しトシとってきたらちょっと重いかもしれない。しんどいというほどではないが車重のせいで今でも若干の重さは感じる。それに普通に走ってたら予定より少し速い。時速12km〜14kmのゆっくり感を想定してるけど自然に16kmくらいになってる感じ。リアは6段変速やけど重い方から2段軽い「4」くらいがおそらくは適当なんではなかろうか。なので入手可能なうち一番小さいのを付けてもいいかもしんない。34Tくらいのはあるんでなかろうか?走行感覚もだいぶ軽くなるやろう。
  • リアのブレーキはこれまで使ったことないローラーブレーキってヤツらしい。バンドブレーキほどには音鳴りせえへんってことやけど、見た目重そうではある。これを外してピスト用のアルミ板なんかつけてキャリパーブレーキに代えてもええとは思う。ただ、ボクのゆっくりな走り方ではよく効くって必要はないんであくまでも後輪を外しやすくするのが主目的なんやけど。

まあ、今思いつくのはそんなとこか。もし全部やったら3kg〜4kgは減らせるかも。希望的観測では。
その上でギア比も低くなったらトシヨリにはだいぶ扱いやすくなるかもね。
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人生最後の自転車は重量級 [自転車]

昨日自転車を買った。
人生ラストのつもり。
あと何年生きるかわからないけど。

これまで乗ってたうちタイヤの太さが1.95インチのがそろそろ寿命っぽいということもあった。

最後の自転車ならやっぱりママチャリやろ。
日本が世界に誇れる自転車カテゴリ。

これからトシヨリ年齢に入っていくので安定性最重要に考えた。
 ・ママチャリフレーム。
 ・太いタイヤ(1.95インチ以上)。
 ・ある程度重い車重。
 ・ホイールは26インチ以上。
 ・ハブダイナモ、オートライト。
 ・軽いギア比がある。
 ・大きな前カゴあれば便利。
 ・2点以上で立つスタンド。

小径でなるべく軽いのがモノとしては扱いやすいとも思ったがやはり走行時の安定性を優先して考えてみた。

わりと長いこと探してたけどなかなかあらへんかった。
ところが新聞にはさみこまれてたチラシでいきなりふたつ見つけた。

ひとつはイオンバイクオリジナルらしい「ネオサージュ スパイク」ってやつ。
もうひとつは自転車チェーン店「てるてる」オリジナルらしい「フォルテ」ってマシン。
どちらも26インチママチャリで1.95インチのタイヤ履いてる。

フレームはスパイクはトップチューブが丸いパイプではない。
フォルテは全部パイプ。

それぞれの店で持ち上げさせてもらったらどっちかいうとスパイクの方が軽く感じた。それでも20.5キロらしいけど。どっちも充分に重い。自転車は基本的に軽さが勝利なので悩みどころだが重いのも悪いことばかりではない。
持ち上げて扱おうとしなければなんとかなるんではないかと。

スパイクは27インチのも含めたらいろんな色がある。中ではオレンジ色(黄色に近い)が目立つのでトシヨリにはいいかも。
フォルテは黒とモスグリーンだけ。でもモスグリーンは好き。タイヤの太さも相俟って戦車とかジープみたいな印象。

スタンドはスパイクのは普通の二点で立つタイプでフォルテのは四点かな?テコの原理でラクに使えるタイプ。その代わり少し重いやろう。

サドルはスパイクのは安っぽい。フォルテのはフィット感あって椅子っぽい。低くしといたらホント椅子的に使えるかもね。走行時にはどっちもどっちかと。フカフカ系が好きでない人には耐えられへんやろう。ボクはどんなサドルでも対応できるタイプ。

パーツは全体的に同レベル。

価格もほぼ同じ。税込み3万円ほど。

一〜二週間ほど考えて結局フォルテを選んだ。
決め手は・・・
よりママチャリっぽかった。
モスグリーン。長く乗り続けるには結局のところ色がいちばん大事よ。細かくメンテしつつ15年は乗ろうと思ってるし。

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昨日はちょっとした用事で10キロほど走った。
今日本格的に試走してみた。
せめてこれくらいは楽々クリアできんとなと「なにわ自転車道」に。

ところがどっこい、なにわ自転車道は一面泥におおわれていた。
神崎川河川敷なのだが、おそらく一度冠水したのだと思われる。先日の台風21号かな?
そして川底の泥が流れ込んだのではなかろうか。
ドブくさかった。

それでも、タイヤ太いし少しくらいなら大丈夫かと進んでいくとだんだん深くなり10センチくらい泥に埋まってタイヤが空転して走れなくなったのでなんとかかんとか最寄りの横道からリタイア。

自転車を見てみると泥の塊なのか自転車なのかわからないほど。
雨が降ってたので写真撮れずちょっと残念。

タイヤと泥除けの間にも泥が詰まり、ブレーキも泥まみれ。ライトも泥で包まれてた。7割くらいほぼ泥。
MTBの大会後かって感じ。

たまたま近くで見つけた公園に水道があったので使わせてもらい走れる程度までは洗わせてもらった。
あとはなるべく水たまりを走って少しでも泥を落としていった。

帰ってから掃除をしたが、泥というより濡れた粘土という感じでへばりついてなかなか落とせない。
いろいろ考えて、近くのダイソーに行って、園芸道具らしい、水を霧状とか細い水流にして吹き付けることのできるノズルがついたボトルを買ってきて、細い水流で隅から隅まで洗い落とした。効果は絶大だった。今後も使えそう。
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とにかく、購入二日目にして早くも手ひどい洗礼やったねえ。いきなり錆びそうや。ま、この価格帯やとどっちにしても遠からずサビサビになるのは間違いないんでそれがちょっと早まっただけとも言える。
モスグリーンの車体にはそれも似合うやろう。









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ママチャリの設計思想 [自転車]

題名は大層やけど中身はたいしたことありまへん。

なんかええことあらへんかなあと思って手持ちのスポーツサイクル(MTBルック車)をママチャリ化しようといろいろ改造してきてけっこうええとこまできたなあ、とってもラクでかつ安定感抜群の自転車ができたかなあと自己満足。
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そんな最近、ごくごく普通でノーブランドでメイドインチャイナで安物でシングルスピードやけどママチャリとしては車重が比較的軽めの一台もらったんで久しぶりに乗ってみたらこれがまあぜんぜんちゃうんやなあ。
「ママチャリってこんなにラクやったんや」とちょっと目ぇむいた。
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改造したヤツはええ自転車にはなったし走行性能自体は上やと思うけどなんかなし一味ちゃうとこがあるんやなあ。
で、考えてみた。

仕様としての理由はいろいろあるけどまず同じ自転車ゆうてもとりあえずの設計思想がぜんぜんちゃうんやろうなと思う。

思うにロードバイクあたりに代表されるところのスポーツサイクルゆう連中にとってニンゲンなんてもんはただのエンジン、パーツのひとつにすぎないんではなかろうかと。
で、エンジンとしてのパフォーマンスを少しでも向上させるためニンゲンにはいくばくかの無理を強いているんではなかろうかと。主役はあくまでもマシンの方やから。
まだ肉体が若い間は(あるいは年齢とはかかわらず若さを維持できてる間は)それをしなやかに吸収し無理を無理とも感じないですむんやろうけどトシくって肉体に余裕なくなってあちこちガタもできてくるとその無理がなかなかに厳しい。

一方ママチャリゆうのはニンゲンと少量の荷物を運ぶために作られてる道具であって、ニンゲンを主役としていかにラクに移動させるかが主眼となってるような気がする。
いわば移動する椅子、あるいは極小で開放された居間って感じ。
乗る者に無理はさせない。
ニンゲンをエンジンと扱ってないんで走行性能そのものにはこだわっていない。速度は出えへんし(アシしだいでけっこう速くは走れる)、登りにはちょっと弱い(セッティング次第ではけっこう強くはなる)、向かい風にはもともと意外に強いなあ。まあそういうイレギュラーな走りは想定せず、ご近所(平地)を安楽に移動することに特化してる。とはいうものの走った感じでは平地で80kmくらいまでの距離ならラクラク走れそう。

ともあれ、ママチャリゆうのをかなり見直しました。
一家に一台持っとくといいと思う。オールインワンってのはホンマ便利や。
これからどんどん使っていこう。

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自転車依存症? [自転車]

2017-04-22T14:33:03.jpgいつもは別の場所に置いてる自転車をいったん連れ帰り手持ちの3台並んでる情景はわりと珍しい。

最近思う。
自転車依存症かもしれない?
なんだかしじゅう自転車に乗りたいなあと考えてるような気がする。
特に速く走りたいわけでもないんでただ乗りたいだけみたいや。

普通依存症っていうと薬物、アルコール、ギャンブルなんだろうけど結局同じようなもんじゃなかろうか。
脳のそのあたりが快感を得て離れ難くなってるような。ただ自転車の場合はこれといった実害がないんで目立たないだけで。
イヤ、たまに新しい乗り味の自転車欲しくなるという害はあるかも?

そう言いはじめるとスポーツ、趣味、研究、ヲタク系の何か、のめり込んでしまうものはなんでも依存症なのかもしれない。
スポーツ選手も学者さんもみんな依存症なのかもしれない?

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「エディメルクス」という名の自転車 [自転車]

この記事は少し変更があるたびにその日付に変更していきます。




あるとき(数十年前)久しぶりに実家に戻り、久しぶりに愛車で走ってみようとしたら、自転車が見つからない。
「自転車は?」と母に聞いたら、
「ああ、あれは捨てた」

今回はそんな末路を辿った自転車について。
捨てられなかったら今でも乗ってたでしょうからブランクをはさみつつ、ほぼ40年以上乗ってる自転車ということになったでしょう。ザンネン。まあ、フレームにガタがきてなかったらですけど。

その自転車には「エディメルクス」という商品名がついていました。たぶんナカグロ(・)のないエディメルクスやったと思います。
知っている人は知っているでしょう、ミヤタのスポーツ車です。
知っている人は「ああ、あのメタリックオレンジの」と思うでしょう。少し高級なタイプでした。
でも、ボクのエディメルクスは違います。そんなに高級なタイプではないです。
メタリックオレンジのラインナップが出る数年前、おそらくシリーズの最初に出たマシンだと思われます。
漆黒つや消しのボディでした。後のカタログにも載っていない。
そのカタログにはたしかに黒いマシンもひとつだけあったようなのですが、ボクが乗ってたのとは仕様も価格も異なっていたようです。
ジャンル的には当時「快走車」と呼ばれていました。

ナカグロのある「エディ・メルクス」というのは当時ブイブイいわせてたロードレースの名選手の名前です。
ツール・ド・フランスで何連覇もしてた選手です。
スーパースターです。王・長嶋みたいなもんでした。
当時日本ではドロップハンドルの自転車に乗ってると「競輪の自転車」と呼ばれてましたが、そんなロードレース辺境の地でロードレースやってる少年が唯一名前を知っている海外の自転車選手って感じでした(日本人の選手ならたしかロードレースではなかったですけど長義和さんなんかが有名でした)。

高校生の頃、ロードレースやってました。大学に入る頃までやってました。ケガでまともに走れなくなるまで。ケガは完全には治ってなく、実のとこいまでもちゃんとは走れません。
かつてレースやってたわりには今ロードバイクに興味は持てません。かつてのロードレーサーはほぼ例外なく美しくてうっとりさせられましたけど、今のロードバイクはあんまり美しく見えません。物欲がかきたてられない・・・
強いて言えば今のロードバイクは子ども用自転車に見えるかなあ。

レースに参加はしていましたが、ボクの目的は自転車旅行でした。レースに出ていたのはそのためのトレーニング。
当時はママチャリではないですがスポーツ車とも言えない、中学生の頃から乗ってたセミドロップハンドル5段変速の自転車でレースに参加してました。
それでもマシな方。ママチャリというか実用車で参加してた人も多かったです。
そんな時代。
いいマシンなんてそうそう買えない。みんなビンボやったから。

「ツール・ド・○○」なんてタイプのレースは国内にはなく、高校生の部活や実業団のレースでもおそらくは同じコースを周回し続けてたんではなかったでしょうか。

そんな中でちょっとはマシな自転車が欲しいなあと思ってしこしこバイトして3万8000円くらい貯めたところでした。
最終的にめざしてる自転車は東叡社のデモンタブルって輪行向きランドナー。フレームを分解できるのが特徴。完全オーダーメイドで、だいたい80000円台からでした。
めざしてはいたのですが、まだ成長期でオーダーメイドは怖いってのもありましたし、まだまだボクの技術も体力もその自転車に乗る格ではないなあと自覚はしてました。
いい自転車に乗りたいならそれなりの資格が必要です。
なので、次善の選択として大阪の自転車ショップ「トモダ」が出していたオリジナルのセミオーダーの自転車、たしか名前は「ジャーニィ」やったと記憶してますが、それを買おうと考えてました。それがだいたい5万円くらいやったと思います。これでもいくらかオーバースペックやったと思いましたが、まあそれくらいの方がいいだろうと。あとしばらくバイトに精を出さなあきまへん。

トモダと言えば、当時は「サイクリングショップ・トモダ」と言ってたような記憶がありますが、ちょうど桃谷駅前に支店ができた頃でよくそこに行きました。
店員さんとも顔なじみになったのでとても楽でした。顔なじみの店を作るのはいいことです。
トモダが出してた「ニュー・ワールドパーツ」というカタログはボクのバイブルで、最初から最後まで繰り返し繰り返し眺めては次の改造をどうしようか考えていたもんです。パーツや工具の用途や使い方、メンテナンス方法や自転車の組み方なんかまで載ってました。スポークの組み方なんかも。
以下の改造はだいたいその「ニュー・ワールドパーツ」で探して、トモダの店でパーツを購入して、参考にしながらやったものです。
当時は通販なんてのはほとんどなかったので、そのカタログ自体で売ろうとしてたのではなかったのでしょう。専門店としての矜持のようなものがあったのだろうと思います。一般に馴染みのないスポーツ系自転車(特にパーツ)についての啓発目的もあったでしょう。あくまでも自転車界のために、ユーザーのために発行しようという意識かと思います。もちろんひいては自分の店のためにもなるはずだというココロはあったでしょうけど。
当時はパーツ屋というイメージが強かったですが、最近行ってみると支店はなくなってたようでした。いまだ本店はありましたが完成車がたくさん並んでいて普通の自転車ショップという雰囲気でした。しかたないこととはいえちょっとガッカリした気分も覚えました。

閑話休題。
自転車が欲しいと悶々としてたそんなある日、「サイクルスポーツ」誌の表2から表4までの広告のどれか忘れましたが、かなり大々的な場所での広告に「エディメルクス」という自転車の広告が載っていました。
今すぐ買える価格!!そう、3万円台やったのです。
気分的にはちゃんとした自転車が欲しいとかなり飢えた状態にまで達してたので「これやっ!!!」となってしまったのでした。
その雑誌片手に近所の自転車屋に走りました、文字通り。
「お、お、おっちゃん!!この自転車取り寄せてんかっ!!」
で、数週間後めでたくマシンを嬉々として手に入れたのでした。
ボクが自転車に求めていたものからするとエディメルクスというマシンの選択はもしかしたら間違えていたかもしれません。でもとても嬉しかったのでした。

かなり長いこと乗りました。14年間ほどでしょうか。

今日はかなり長くなりそうやなあ。
前述のとおり今はもう手元にないので記憶だけで書いていきます。うろ覚えのところも多いです。

重量
重さは広告ではたしか13キロ台やったと思います。
13.5キロよりは重かったような。
当時一般的に入手できる自転車としてはすごく軽い部類でした。

フレーム
フレームは本体、フォークともハイテンション鋼。
当時の憧れはクロモリ(クロムモリブデン鋼)でしたが、さすがに高額で、少なくとも高校生の手はなかなか届きません。大人でもなかなか。
実はクロモリのもう一段階上にさらに「レイノルズ531」という素材がありました。マンガンモリブデン鋼だったでしょうか。そいつはもう究極の憧れでした。ま、いずれにせよ鉄は鉄に違いはないんですけどね。
それはともかく、ハイテンションでも当時としてはかなりいい方です。だいたいの自転車はただの鉄。

けっこうタフなフレームで、2度ほどそこそこの事故を起こして、2度とも前リムはぐにゃっ、ぼこっと大破したりしてたのですが、フォークもフレームもほとんど歪んでませんでした。2度目の事故ではボクの膝も大破しましたが。
分析したらもしかしたらフレーム内部に亀裂などはいっていたかもしれませんが少なくともまったく何も感じませんでした。
案外クロモリなんかの方が肉が薄くて弱かったりしたかもしれません。クロモリフレームって、ヘタすると指でつぶせるんじゃなかろうかというくらい薄いことがあるくらい。それでも大丈夫なほど強いからこそ軽くできるんですけど。そしてその分乗り心地は柔らかくなるかもしれませんね。

フレームの色は黒のつや消しでした。
焼き付け塗装と書いてあったと思います。
すごく丈夫な塗装で、色を塗り替えるために(当時の改造で色の塗り替えは当然でした)、ペーパーで塗装をはがそうとしても少し削れるだけでほとんどはがすことができませんでした。
なので、途中であきらめて黒色の上に直接スプレーで塗り替えました。
塗り替えた色は水色。
バーテープのビリジアンと合わせて長いことボクのトレードカラーでした。

タイヤとリムとスポークとハブ
車輪は27インチでした。当時普通に店で買える自転車にそんなサイズはなかったです。ミニサイクルも出始めてたかどうかという頃なのでほぼ26インチ。あとは子ども用の24インチくらいやったでしょうか。
エディメルクスは名称からしてもいちおうロードレーサーもどきを作りたいって感じやったんでしょう。だいたい今で言うロードバイクのイメージですね。
タイヤの幅はシブイチでした。1 1/4インチですね。見たこともない細いタイヤ。こんなんで走れるんか?

はっきり覚えてませんが、当時のロードレーサーは1 1/8インチのチューブラタイヤを履いてることが多かったかと思います。今はチューブラではないけどこの幅のタイヤを履いたマシンが普通にあって、ボクもそれに乗ってるんやから隔世の感。
当時のボクのイメージではロードレーサーの条件は、(1)ドロップハンドル、(2)10段変速以上、(3)チューブラタイヤ、(4)車重12kg台以下、でした。今のロードバイクはロードレーサーのルック車って感じでしょうか。チューブラタイヤを履いてないので。

シブイチはさすがに悪路はそんなに得意でない感じでした。その辺はボク本来の目的には合致しないところでした。
接地面は黒色で、サイドが生ゴムがむき出しになってるような飴色でした。それも珍しいタイプでかっこ良かったです。

それまで乗ってた自転車とは走行距離じたいも違いますがパンクはそれなりの頻度で発生しました。
精神的にゆとりがあればちゃんと修繕しましたが、旅のさなかでタイトな予定の日なんかやと少しでも時間を短縮したくて布製のガムテープを貼ってすませました。その日の行程くらいはなんとかなるもんです。で、宿に着いてから本格的に修理。

パンクの原因になった異物を見つけることができずに2度3度とパンクしてチューブがボロボロになることもありました。ゴムに埋まってることもある異物は確実に探し出すようにしましょう。チューブに穴があいてるあたりに対応するタイヤのゴムに生じてる傷という傷は開いてみましょう。裏側から指先で探るのも手ですね。見つけたら引っこ抜くために先っぽがピンセットみたいに細くなってるペンチ類があると便利です。

特に何も踏まなくても、だいたい2000〜4000キロほど走るとチューブがバーストするので交換してました。この場合は修理できるレベルではありません。裂けてますので。あるときのバーストで黒い部分と飴色の部分の間が裂けたのでほぼ同タイプのタイヤに交換しました。
あ、チューブは英式バルブでした。当時すでに仏式バルブのチューブはあったような記憶がありますが、ホンマモンの競技者以外では入手することはなかったでしょう。ボクらは所詮シロートレーサー。

リムは鉄製で断面としては箱形のタイプだったと思います。
こいつはあるとき事故ってへしゃげたので前後輪とも交換しました。
リムはスポークのつく穴に向かってアールがかかってるタイプ。アラヤ製でアルミ合金やったと思います。ちょっと風情のあるタイプ。
スポークは端っこが普通の直径で中央が細くなってるタイプ。少しでも軽くということと、風の抵抗を減らすためののものやったでしょう。どこ製やったかなあ、やっぱりアラヤ?

このとき初めてホイールを組みました。
前述の「ニュー・ワールドパーツ」を参考にしながら。
前後輪で合計8時間かかりました。その後はもう少し短い時間で組めるようになりましたが。
いずれにせよふつうのニップル回し以外の工具も、専用の台も持ってなかった(台代わりに自転車を逆さにして作業しましたが、たぶん普通のユーザはだいたいそうしてたでしょう)ので、自分のも含め何本も組んだヤツが常にフレもなく中心線も問題なかったというのはけっこう運がよかったかもしれません。

ハブはナットで留めてましたが、輪行のときめんどくさいので全部を蝶ネジに換えました。今見かけないですね。でも当時はわりと普及してました。クイックレリースはすでにありましたが高額で素人には手がでないものでしたからシロートは蝶ネジ。
強度的に疑問もありましたが、問題が発生したことはありません。蝶ネジをより強く締めるための単純な器具もありましたが、ボクは使ったことはありません。

マッドガードはついてました。アルミのが。いわゆるフルフェンダーってヤツ。
MTBなんて車種もなかったんであの中途半端な感じの泥よけもなかったです。
ただショートサイズのはありました。重量軽減のため普段はショートのを使ってましたが頭から背中にかけて襲ってくる泥ハネを防いではくれません。せいぜいブレーキを守ってくれる程度。
なので雨のときは元々ついてたのに付け替えてました。
競技のときはショートのも外してました。

ハンドルとステム
ハンドルはドロップハンドルでした。さすがに当時でもドロップハンドルはめちゃくちゃ珍しいってほどではなかったです。でも多少は珍しかった。
大人たちからは危険やと言われることが多かったです。ま、危険は危険かもしれませんね。だからセミドロップなんてハンドルが産まれたのでしょう。あれはけっこうよかったなあと今となっては思います。わりと思い通りに操作できた。プロムナードハンドルを裏返したらセミドロップにならへんやろか?一回試してみよか?
ドロップハンドルを裏返してなんかヘンなアップライト用ハンドルとして使ってる人もけっこういましたね。
バーハンドル(棒っぽいヤツ)なんてものは存在してませんでした。単車にはそういうのがあったかな。

バーテープはビニール製(だったと思う)の黒いヤツ。さすがにこれはナンボナンデモと思って早々に明るいグリーンのコットンにしました。
フレーム色水色との組み合わせは当時テレビ中継で見たテニスのウィンブルドン選手権のエンブレムみたいのがきれいな青と緑色の組み合わせやって、それに影響されたかも。と後に考えたりしました。

当時のバーテープは革製かコットン製かビニールかそんなとこやったでしょう。
今のみたいにフカフカのテープはなかった。ハンドルの金属の堅さを感じつつ握ってたもんです。





ハンドル、ステムともに素材はたしか鉄でした。
ステムは今で言うクイルステム(あるいはスレッドステム)でした。当時はそれしかなかったんですけどね。
これらはちょっと錆びてきた頃にアルミのに交換しました。
それがまたどちらも美しい光沢と美しい曲線を持つタイプで、走りながらときどき眺めてはうっとりしてました。

昔の自転車ではアーレンキ(六角レンチ)を使うパーツってほとんどなかったけど今はかなりの確率でアーレンキ使うパーツが多いように思います。その方がラクでいいのだけど。
昔のでは比較的高品質のパーツだけがアーレンキを使ってたかなあって感じ。元のエディメルクスにはまったくそんなパーツは付いてなくて上記のハンドルが初めてやったと思います。
もうひとつはセンタープルブレーキの千鳥を滑車タイプのものに交換したのだけどそいつのブレーキレバーからのワイヤを固定する部分で細〜いアーレンキを使ってたと思います。それだけ。

今、よくあるアヘッドステムって言うんですか、ボクのマシンのひとつもそれですが、あれはなんかあんまり美しくないです。いつかクイルステム(あるいはスレッドステム)に交換したい。でもたぶん見た感じそのままでは無理そうですね。ヘッドそのものが異なるようです。けっこうな改造が必要になるのかもしれません。あんまり大層なら諦めましょう。
それでも、クイルステム(あるいはスレッドステム)は探してるんですけど、以前のような美しさを感じるのをまだ見出してないです。それでもアヘッドステムよりは美しい。
ステムはとりあえず比較的イメージの近いヤツを下に。でも、ハンドルはまったく見つからない。




ブレーキとブレーキレバー
ブレーキは前後ともダイアコンペのアルミ製センタープルブレーキやったと思います。たしか。
これは性能よかったです。調整もラクやし何の不満もありませんでした。
が、当時はボクも高校生。かなりスピードを出してましたから自転車で最重要の部品としてブレーキを位置づけていました。いつでも即止まれなアカンと。

今はもう、ブレーキなんてまともに使わないような走り方です。10キロ走って一度もブレーキレバーを操作しないことすらあります。止まるというよりはただスピードコントロールするためだけの機能。せやから制動力そのものはそんなに強くなくても大丈夫です。むしろ制動力が強すぎてロックする方が嫌い。

ともあれ、当時はブレーキが効かなければイノチが危ないという走り方でしたから、いろんなブレーキを試しました。
同じダイアコンペのサイドプルブレーキ、今はキャリパーブレーキというとだいたいこれをさすようですね。センタープルブレーキよりちょっとだけですが軽くなるので競技に出るときには使ったりしてました。がセンタープルに比べていくらか制動力が落ちるのと、機構上どうしても本体が傾き調整がめんどくさかったのでメインブレーキとしては使いませんでした。当時の最高峰カンパニョロのサイドプルブレーキは美しかったですが、ほぼ車体と同等の価格でしたのでとてもじゃないけど手に入れられるとは思えませんでした。ダイアコンペのはとても安かった。1割以下だったでしょうか。
今よくあるVブレーキは一見カンティレバーブレーキ(カンチレバーブレーキ)に似てますが、機構上はサイドプルブレーキに近いように思えます。ちょっと調整がめんどくさい。

最終的にはカンティレバーブレーキにしました。今はカンチレバーと言うようですが当時はカンティレバーと呼んでました。
ボクのマシンにはカンティレバーブレーキを取り付けるための台座がありませんのでフレームに取り付けるための鉄製のバンドと台座がセットになってるタイプのを入手して使ってました。
これに決めたのはレバーの引きがすごく軽くなったのと、やはりその制動力でした。ピッ、と瞬間的に止まれる感じでした。カンティレバーブレーキは効かないというのが今の評価のようですが、当時はそんなことない印象やったなあ。

調整もとても簡単でよかったです。

当時のブレーキの効きのイメージとしては・・・
バンドブレーキ < サイドプル < センタープル < カンティレバー
でした。右にいくほどよく効く。今とはたぶんイメージ違うようですね。

あまり使われてなかったものに、ドラムブレーキ、ディスクブレーキ、コースターブレーキ。
ドラムブレーキとディスクブレーキはバンドブレーキよりは効くイメージ。
ディスクブレーキは最近の方がちょくちょく見かけますね。たぶん進化してるんでしょうね。見た目が昔のより複雑です。
初めて見たハブダイナモを「あ、ドラムブレーキ」と思ったのでドラムブレーキはあんな感じのヤツです。似たような形状のブレーキらしきものを今でも見かけることはありますが、当時と同じ構造なのかどうかはわかりません。
コースターブレーキをボクはよく知りませんが、ボクらより少し前の世代にとってはわりと一般的やったそうです。父親なんかは使ってたそうです。ペダルを後ろに回すとブレーキがかかるタイプですね。
道交法には違反してないらしかったんで一度コースターブレーキの自転車を作ってみたいなあと考えてました。慣れるまで戸惑いそうですが、慣れたらけっこう快適なんじゃないかと想像してて。
調べてみたら今でも存在はしてるそうですね。
サーフボードを片手で抱えるかもしれないということを想定しているビーチクルーザーなんかで採用されているようです。ちょっと関心。

ブレーキレバーはドロップハンドルなのでそれ用でした。補助レバー付きのタイプ。
メインレバーはドロップハンドルが前に曲がり下に向かって降りていくあたりに取り付けてあって、ハンドレストでもありました。
今よく見かけるのは(ボクのマシンもそうですが)レバーの台座がほぼ前方に突き出しているくらいの角度ですが、当時は斜め45度くらいに傾げている感じのが普通で上体もその分起きる感じになったでしょうか。下ハンだとレバーに指は届きにくいくらいの角度。

直付けの補助ブレーキレバーがそこからハンドルのフラット部分まで伸びていました。
補助ブレーキの機構は、メインレバーの開く部分に金具を噛ませてあって、補助ブレーキレバーを引くとその噛ませた部分がメインレバーを操作するという形でした。今一般に売られているタイプの補助レバーとは少し異なりますね。探してみると今でもそういうタイプはあるようで、いつかこのタイプに付け替えてみようかなと思ってます。



でも、当時はまだ腰も痛めてへんかったし高校生で体力も有り余ってたからずっと前傾のままでも全然平気やったし、こんなヘンなのいらへんワと他のタイプに交換しました。
説明しにくいんやけど、レバーの開く部分が横に回転させることができて、普段はちゃんと閉じて使うんやけど、そこが左右に動いて、そうすると普段より余計にレバーが戻るようにできる機構でした。うーん、言葉だけでは理解でけへんやろけど、要は、ワイヤーを外しやすい構造になってたのです。始終改造やらパーツの取り付けをやってたボクとしてはなかなか便利なのでした。

そうそう、センタープルブレーキですのでワイヤーで引いてました。
なんてわざわざ書くのは当時はまだブレーキの力の伝達に細い金属の棒を使ってる自転車も多かったから。金属の棒を何カ所か関節みたいな感じでつないで動かしてたのも多かったから。
そう書いただけでは知らない人には見当もつかないとは思いますが。
あれがまたよく外れてそのつどつなぎ直さないといけなかったんですねえ。
でも金属の棒なんかでよくもまあそんなことができてたもんです。

ついでに言うとその手のブレーキのブレーキレバーもまたただの金属の棒だったりしました。なんの形も整えてない。ホントに棒。
でも意外に使い勝手はよかったりして。

サドルとシートポスト
サドルは、今では珍しい革製でした。当時は普通だったと思います。型くずれしないようメンテナンスには注意を払いました。
今のスポーツサドルよりはちょっと幅広ですがママチャリや実用車ほど広くはないという感じでした。
バネはついてませんでした。
このサドルは気に入ってたので取り替える気はありませんでした。

サドルの後ろ側にはサドルバッグなどを取り付けるための金具がついてました。
ボクはフロントバッグも使ってはいましたがサドルバッグ派で、大きめのを付けて長期の旅をしてました。
最初その金具には簡単な工具セットがゴムっぽい小さなバッグに入ってました。ゲンコツレンチなどひとつであれこれに使えるタイプの適当なのがいくつか入ってました。あとパンク修理セットと。
この自転車を手に入れた頃は豊中市の蛍池で暮らしてました。伊丹市にはそれなりの自転車屋があったので、ときどき当時の大阪国際空港(伊丹空港)の下を走ってるトンネルを抜けて通いました。そこで携帯工具セットが安く売りに出されてたのでそれを買って補充・差し替えしました。
その工具は今でも残ってて使ってもいますが、「MAFAC」という刻印が入ってます。

シートポストは鉄製だったと思います。当時はシートピラーって言うのが普通やったと思います。
これはわりと早いうちにアルミ合金製のに取り替えたと思います。
当時は規格なんてほとんどなかったので(いや、規格が少なかったので、かな?)、どの部品もそうですが、「それ」を買うとまずサイズは問題なかったです。だから「それ」を買うとそれでOK。今はけっこうたいへんですね。使えるかどうか相当入念にチェックしとかないと不幸な目に遭いそうです。シートポストみたいな単純なパーツですら。

ディレイラーとギアと変速レバー
フロントディレイラーはメーカーは覚えてないです。
羽型で銀色の鉄板を二枚並べただけのような愛想もなにもない感じでした。
いつかもっと美しいのに交換しようと考えつつ、機能的になんの不満もなかったので結局そのままで終わりました。

リアディレイラーはシマノやったと思います。カシ、カシと素早くスムーズな変速をしてくれて全く不満はなかったのでやはり交換せず終わりました。
ただ予定として、登り中心の走り屋だったボクとしてはリアのギアに特大のを一枚入れようと思ってたので、それをやるとディレイラーのキャパシティが足りなくなり、当時はそのギアを使えるほどのキャパを持ってたディレイラーは一般に入手できるブツとしてはサンツアーの腕の長いヤツだけだったのでそいつに交換するつもりはありました。

変速レバーは最初どんなのがついてましたっけ、まったく記憶がありません。
この自転車のフレームは何かの台座なんてのはいっさいありませんでしたので、たぶん金属のバンドでダウンチューブなりに前後のレバーを並べて付けるタイプやったんとちゃうかなあと思います。
記憶にないくらいなのでこれはかなり早いうちに交換しました。
ドロップハンドルのバーエンドに付けるタイプの小さなレバーで、サンツアー製やったと思います。
今みたいに段ごとに設定されているのではなく、ラチェット式でフリーな感じのやつです。当時はそういうのしかありませんでしたが今で言うとインデックスタイプではなくフリクションタイプってことですね。
それに慣れきってたのでインデックスタイプはあまり好きではありません。自分で勝手に決められる方がラクでいいなあと思います。慣れたら速く変速できるし。調整もラクだし。

最近では変速機は必要ないなあと思ったりしています。
「変速」とは言いつつも、実際は速度を変更するためのメカではありません。
おそらくは回転数を一定にするためのメカだろうと思います。
「変負荷機」という感じでしょうか。まあ、「変速機」の方がいいネーミングですね。
どんな状況でも同一のペースで。結局、それが最終的な速さにはつながるでしょう。
そのための微妙な調整ができる人はリア11段×フロント3段とかにすればいいとは思いますが、普通の人は正直3段、多くて5段あれば充分だと思います。

単純な数字にすると、一番重いギア比を3にし、真ん中を2、一番軽いギア比を1にするのでいいかな。これで道路をそこそこの速度で走ることもできるし、ほぼどんな急坂でも走れます。が、このままだと段差が大きすぎて脚痛めるかメカ痛めるかしそうなのでそれぞれの間のギア比も作っておきたいところ。2.5と1.5。これで5段。やっぱり5段で充分だなあと。

じつは個人的には最近はそれも必要なく感じてきました。自分にとって充分軽いギア比の構成にして、平地でも坂でもゆっくり同じペースで走ればそれでいいので。まあその程度は今でもできますので。
強いて言えば、イザというときのための、平地は走れないくらいの超軽いギア比も欲しいとは思いますけど。

そもそも速さということに関しては11段変速が5段変速より速いということはおそらくないでしょう。問題はギア比なので。
もっとも、11段変速の最新のパーツの方がレトロな5段変速のそれよりは性能自体が高いだろうから、結果的に11段変速の自転車の方が5段変速の自転車よりは速いでしょう。でも今の技術で最大のギアと最小のギアの歯数が同じ5段と11段を作れば、さほど差は出ないでしょう。33段の微妙な調整をせなアカンほど人体は微妙じゃないんじゃないでしょうか。チェーンを厚くできるとかメカ的な安定性の面で5段の方が速い可能性すらあるのでは?
もちろん、道を走る用途の自転車でシングルスピードの場合、ひとつのギア比ですべての状況をまかなわなければならないのでギア比自体が低くなりがちでしょう。ゆえに同じような車体の仕様ならシングルより多段変速機構のついてる自転車の方が速く走れるギア比を持っているとは思います。

ともかく、変速機は便利ではありますが、それのおかげで速く走れると思っていてはアカンと思うのではあります。要は人(エンジン)の問題なんですけどね。

えーと、かなり脱線してしまいましたが、チェーンは鉄製でした。
かなり走った頃ステンレスで銀色のチェーンに交換しました。
錆びる部品を極力減らそうという意識です。メンテナンスフリーを狙ってました。
かなり長い距離を走りましたが使ってる間ことに問題は発生しませんでした。
最近はステンレスのチェーン、見かけませんね。なんででしょう?

クランクとペダルとボトムブラケット
クランクは鉄製だったと思います。当時から持ってる工具を見た限りではクサビで留めるタイプではなくネジで留めるタイプだったようです(コッタードではなくコッタレス)。
どんなのだったかはっきり覚えてませんが、最終的に鉄製の部品はほとんどなくしたはずなので、ここもアルミ合金製にしたはず。
当時クランクセットという販売方法は記憶にないので、フロントのギアは元々のヤツそのまま使ったんやないかなあと思います。

ペダルも鉄製だったと思います。
トゥークリップとトゥーストラップを付けてました。ストラップはゆるゆるでいつでも足が抜けるようにしてましたが登りではそれでけっこう役に立ちました。
クリップはペダルに正しく足を乗せる目安になりました。こんなつま先で漕ぐ感じなのが本来なのかぁ、と最初は驚きました。

あるとき下りを猛スピードで降りてたときカーブでペダルの下側の角が路面に当たって派手にコケてしまったので、もっといいのないかなと探しました。で、上から見たら端っこが円形になってさらに下側の角っこを削ったような形のに交換しました。少しはマシにならへんかなと。
アルミ合金で三ヶ島製やったと思います。
このペダルはあるとき盗まれましたので、ほぼ同じタイプのをまた購入して付けました(少しバージョンアップしました。悔しかったので)。
そのとき実は車体そのものが盗まれたのですが、必死で探してさほど遠くない場所で発見しました。が、ペダルだけ外されていた。このマシンはつごう3度盗まれましたが、3度ともなんとか車体自体は発見できました。同じヤツが盗んだのかどうなのかわかりません。鍵(チェーンロック)はかかったままでした。

登りは基本ココロの問題で、下りはセンスと度胸かなあと思います。でもボクのような山屋は同じだけの下りも経験するのでそれなりにスキルは上がります。
ボクは下りでもペダルを回します。後輪には常にエネルギーが伝わっていないとコントロールしにくいというのが持論で。ですが、上のコケかたをしてからはさすがにちょっと怖くなって回さないようになりました。でも、慣性だけじゃあ走ってるうちに入らないよなと3ヶ月くらいしてから根性出して再度回すようにしました。車体を傾けたら簡単にペダルが接地するということは学習しましたのである程度注意は払うようになりましたが。
とはいえ、この後も下りコーナーで路面をこすることは結局たびたびありましたが。
あるとき肩が路面に当たったことがあってさすがに驚きましたが。そのときはコケませんでした。道の状況とかさまざまな要因が重なってそんな事態が偶然発生したのかなあと思います。

ボトムブラケット部分は特にいじりませんでした。が、今でもそうですがだいたい2000キロ〜3000キロも走るとガタというか引っかかるような感じがして不快になるので、ベアリングだけは何度か交換したでしょう。中の太いシャフト(鉄の棒)は交換した記憶はありません(・・・したかも?なんかあのシャフトだけをしばらく持ってたような気がする・・・。ちょっと記憶があいまい)。最終的に輪っかにボールが固定されているタイプのを使ってたような記憶。あるいはそれはヘッドパーツやったかもしれません。ここも記憶があいまい。

キャリアとライト
フロントキャリアはついてました。鉄製やったと思います。
当時、サイクリングと言えばフロントバッグ。フタの上に透明な地図を入れる部分があるタイプがほとんど。そういうタイプのバッグ用のキャリアだったでしょう。
ボクもフロントバッグを使ってはいました。キャンパス地が好きでしたが、あえて安っぽいビニール製のにしました。中のものが濡れないように。案外丈夫ではありました。
いずれにせよ、フロントにそこそこの重さがあるとハンドル操作がしにくくなりますので最終的には上の方にも書いたようにサドルバッグメインになりました。

リアにキャリアがあったかどうかは覚えてません。たぶんなかったと思います。

フロントキャリアには大きなライトが付いてました。乾電池で光る懐中電灯タイプでした。銀色の金属製でした。
上から見たらT型。Tの字の横棒の部分がレンズで大きく広がり、長〜い縦棒の部分に乾電池を入れます。単一電池4〜5本ほど入れたでしょうか。
当然のごとく当時はLEDライトではなく普通の電球でしたので電池の消耗は激しく2時間もたなかったんじゃないでしょうか。なので即外しました。重いだけ。
で、夜走るときだけダイナモとライト一体型のをフロントフォークに付けてました。普段外してたのは車体を少しでも軽くするためです。コケたときに壊れやすい代物だってこともあります。

シートステーにはリフレクターが最初から付いてました。
これの性能はかなり高く、自分から発光してるんじゃないかというくらいギラギラに光ってることもありました。たぶんキャットアイ製やったと思います。なので今でもキャットアイ製品には信頼感抱いてます。

その他
鉄製のサイドスタンドがついてました。
重量削減のため普段は外してましたが、必要なときには付けてました。
当時は鉄製以外の選択肢はなかったので他のに交換ということは考えませんでした。

ベルも付いてました。普通のチンカンベル。
これはもっともっと小さくて、すごくいい音で鳴いてくれるベルに交換しました。安かったですが。

フレームのどの部分だったかに携帯ポンプが取り付けられてました。
この当時の携帯ポンプはまともに空気が入りませんでしたので少しでもマシなのをと探してお守り代わりに付け替えました。樹脂製の、フレームと同じ水色のにしました。ポンプとしてはあんまり役に立ってくれたことはなかったです。
一日の行程を終えサドルバッグを外したら、サドルの金具に取り付けるための革製ベルトにこのポンプを通して手提げバッグとして使ってました。これは便利でした。

ボトルは付属してませんでしたのでケージもセットになったTA社のを。当時はTA社以外の選択肢はほとんどなかったような記憶があります。いろんなデザインのがあった記憶もあります。さっきも書いたけど、この自転車(というより当時の自転車はそこそこ高級なの以外)は台座の類はないのが普通やったんでどんなパーツでも金属なり樹脂製なりのバンドをフレームに巻いて台座等をセットできるようになってました。その点は個人的には当時の方が好きです。バンドの分重くなるんですけどね(知れてるけど)。どんな自転車でもだいたいなんでもセットできたんで。

用途
この「エディメルクス」という自転車は、コンセプト的には公道をなるべく高速で走るという目的のために作られたのだと思います。
ですが、ボク本来の用途はゆっくりの自転車旅行なんですよね。だから基本的には旅するための仕様にしてました。本当はキャンプ仕様にしたかったところですが、さすがに自転車の性格が合わなすぎてあきらめました。やはり選択は失敗ではあったのでしょう。でも不思議と後悔はしてませんでした。けっこうこの自転車気に入ったのだと思います。
旅のためのトレーニングとしてロードレースをやってましたのでそのときには旅用からレース用に組み替えて使ってました。当時は毎日のように自転車をいじってましたのでそれ自体はまったく苦になりませんでした。
旅と高速走行の折衷としてファストランというのもよくやりました。と言っても本来のファストランのようにサポートカーがついてというようなのではなく、ひとりファストラン。
ただひたすら長距離をノンストップで走る。あ、信号では止まりますし、食事や休憩はします。もちろん。
だいたい400キロほどのコースを設定して一気に駆け抜けてました。気持ちいいのはたしか。最近改めてそのコースを計測しなおしてみたら600キロ超ありました。おー、かなり走ってたんやなあと自分で感心しました。

でもまあ、あるとき、その途中、真夜中、暗くて気づけなかった路面の穴ぼこに突っ込んで前輪が大破、投げ出された人間も膝が大破して自転車から離れることになってしまったわけですが。
自転車は比較的近場の駅から輪行で持ち帰り、病院にも行かずそのままボクは登山に行ってしまったのでした。あ、ボクは登山歴は自転車レース歴より長く、小学5年の頃からやってまして、コースを走破したら即山登りに行く予定にはしてて、その予定を壊したくなかったんで。
それがアカンかったかなあ、今でも膝の上5センチくらいのところから1円玉を落っことしても脂汗が出るくらい痛いところがあります。
山じたいは普通に登れたんですけどねえ。あっちの方が脚に重力かかるからキツいはずなんですけど。
自転車を修理してから走ってみると長い距離は走れなくなってました。100キロ程度でもう、まともに脚が動かなくなってました。今は連続200キロくらいなら大丈夫ってとこまでは回復してますが、それ以上は難しいでしょう(どちらかといえば故障のせいではなく体力的にですが)。

そうして自転車から離れることになっていったのですが、ちょうどその頃シマノがデュラエースというシリーズを発表し、ようやく海外のパーツに対抗できる国産のパーツが産まれたかという雰囲気の時代。ちょっとのズレでデュラエースを使えなかったなあ、と。まあ、高額やったんでどっちにしろ使えなかったかもしれませんけどね。
当時はカンパニョロを代表として、やはり海外製品の方が圧倒的にいいという感じの中でした。特にハンドル、サドルその他の人間が直接触れる部分の快適さはダンチという印象でした。
登山用具も同様で、けっきょくいいものは海外製品でした。モンベルあたりが似たようなのを安価に出してくれてましたが使ってみると全く別もんで使えないって感じでした(今はかなり品質よくなってるようですね)。自転車もそんな感じ。

・・・さすがにしんどくなってきました。
今日はこの辺で。
次は別記事にするか、この記事を改訂していくか、どっちにするかはわかりませんが。

・・・ここに書き継いでいくことにしました。修正・追加するたびに最初にもってくるようにしましょう。
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アーレンキ(六角レンチ)購入 [自転車]

昔の自転車はアーレンキ(六角レンチ)なんてほとんど使う部分なかったけど、今の自転車はアーレンキなしでは何もできない感じ。
今はアーレンキという呼び方も普通はしないようですね。そういう場合もアーレンキーと伸ばすようです。

常時携行してるマルチツールにもちゃんと入ってますが、マルチツールは形状から使えない場合もあります。
なので普通のタイプも持ってはいますが、自転車買ったときに組み立て用に付いてきたヤツ以外はダイソーで買ったもので、切断面が面取りされてなくて使いづらいです。
なので使いやすそうなのをゲットするつもりではありました。

条件としては・・・
1)最低限必要そうなサイズのセット。
2)整理用のホルダーがある。
3)自転車は狭い部分が多いのでカーブの先が短い。
4)お尻に球みたいのがあるのが意外に便利やったんで、そんなの。
という感じで探したらありました。


試してみると狭いところでも使いやすかったです。自転車には最適。

工具には詳しくないですが、高儀というところの「HANDIWORK スタビー・ショート ボールポイント六角棒レンチ」となっています。コーナンで税込み699円。この手のものとしては安価な製品なんやろうと思います。

これは昔から使ってる自転車用携帯工具の中に入れておきます。自転車の鍵を入れた鍵ケースのポケットに。
ホルダーの余計なでっぱりは切り落としました。
これでだいたいのことはできるでしょう。

他の工具は40年前に買ってずっと使ってます。MAFACという刻印が打たれてます。
あとプラスマイナスのドライバが必要ですがそれは右の方にある鳥の頭みたいな金属板でなんとかなります。というかむしろ使いやすいです。

マルチツールを鞄に入れ忘れても、こっちのキーケースはまず忘れないのでいつ問題が発生しても何もできないということはなくてすみそうです。

今日はらくらく [自転車]

今日は昨日の倍くらいの距離走ってきた(自転車)。
曇り空。
涼しい。
楽だった。
途中雨がしぶいてきたがすぐやんだ。
残念だ。
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使い捨て自転車? [自転車]

どーでもいいことやけど、古い写真、ここ15年くらいの間に乗ってた自転車の写真を見つけたのでその歴史を書いとこうかなあと思いました。

あるとき、今後はメンテナンスも改造も修理もせずただ乗り潰しては新しいマシンに交換していこうという方針を始めたのでした。
各マシンの予算は1万円前後と決めました。5台分くらいでまずまずの自転車が買えますがいろいろ乗り換えるというのも愉しそうやなあとも思って。
基本的に購入するのはコーナンとしました。あそこは新しいの買うとき前のを下取りしてくれるんで痛んできたら乗り換えるというのをしやすいと。もちろん安物自転車しか置いてないというところもポイント。

おおむね5000キロほど、あるいは2〜3年も走ったら安物自転車はどこかしら痛んでくるのでそれくらいで乗り換え。まあ、安くなくてもそれくらい乗ったら痛みますか。
基本的に、この手のはだいたいの場合BBまわりが不調になりました。修理は難しくないけど上記の方針で乗り換えに。

《初代ママチャリ》
とりあえず最初はダイエーで買った6000円くらいのごく普通のシングルスピードの黒色ボディのママチャリでした。これは写真が残ってないです。
そいつが車にぶつかられて完全に歪んでしまったので、そのとき上の方針を立てて乗り換えを始めました。

《MTBふうママチャリ》
img035.jpg
MTBに似た風貌を持つ前カゴもついてるママチャリですね。6段変速、レボシフト。
メタリックレッドのアルミフレームは夜駐輪しててもけっこう見つけやすくてよかった。
タイヤはブロックパターンで太い感じでしたが、今思い返すとそれでも1.75インチの太さやったでしょう。
ハブダイナモ、オートライトが便利でした。でもLEDでなく普通の豆球やったのでしょっちゅうフィラメントが切れてました。LEDのに換えようと思ったんやけどどこかわからないメーカーのハブダイナモで、そこらへんで市販されてるLEDライトとは規格が合わへんかった。ナショナルかサンヨーの規格でないと?
この自転車はなぜかしょっちゅういたずらされてて、駐輪してるとパンクはさせられるわ倒されるわひっくり返されるわでけっこう痛い目に遭った子でした。
パンクは路面で尖ったものを踏んで発生したのが1回、駐輪場で都合5回くらい。最初はなんかがひっかかったりしてたまたまかと思いましたがあるとき人為的だったとわかりました。その都度直してチューブはつぎはぎだらけ。フレームは傷だらけ。部品は歪むわ狂うわで、いろいろ苦労させられました。
そういえばコーナンで買うときも横を通る子どもたちが興味ぶかそうに見つめてたので子どもっぽい人の関心を引きやすいのか反感を抱かれやすいのかそんなマシンだったのかも?

《クロスバイク》
その次がこれ。
Image173.jpg
クロスバイク風のママチャリですね。てゆうかボクは、クロスバイクを分類したらママチャリの仲間やと思ってるんで、そう考えるとこれもホンマモンのクロスバイク。
前のマシンで赤色がけっこう飽きないし夜駐輪してても見つけやすいので今回も赤色アルミフレームを。明るいきれいな赤でした。
6段変速、レボシフト。
今考えるとこいつは残して改造しながら使ってもよかったかなあと思います。けっこう車重が軽かったので。実測してないけど持った感じは13kg台やったでしょう。
意外によく走る自転車でもありました。なぜか性能が良かったのですが、おそらく性能が高すぎて安物の部品が能力に耐えられなかったのでしょう、痛みが早かったです。改造しても大元のフレームも安物でしょうからやっぱり問題が発生してくるやろなと思い踏ん切りました。
それでもちょうど2年間5000キロは走りました。

《二代目ママチャリ》
次はこれ。
img 049.jpg

再びごく普通のシングルスピード、鉄フレーム(たぶん)のママチャリです。
トップチューブ(いや、ダウンチューブってことになるのかな?ともかくメインのチューブ)が菱形をしてました(菱形でもチューブと言えるのか?)。写真では黒色に見えると思いますが、ものすごく深い緑色でした。明るい陽光の下では緑っぽく見えました。
ハブダイナモ、オートライトはママチャリの基本やと思います。便利でストレスないです。今回も普通の豆球でしたが、2つ前のMTB風ママチャリのとき購入したLEDライトがこいつには使えたので交換しました(買う前に規格だけは確認しておいた)。
前のマシンがなまじよく走る自転車やったんで、なんとなくのんびりと悠然と、移動する椅子に乗ってる感覚で走りたくなりました。
でも、ホンマ普通のママチャリですからとにかく重い。あんまりのんびりという感じにはなれなかったです。

《ちび自転車》
これと並行して一台のマシンを買いました。
それがここでもときどき取り上げてる16インチのちびマシン。
androidapp/31164160213230944464238814.png
必要があって約6000円代で購入しました。
ある場所に自転車で行き来したいのですが置けるスペースがすごく狭かったのです。自転車を置くのはまず無理という感じでした。
それでもなんとかと、あちこち探して少しでもサイズの小さいのを。結局コーナンでしたが。すっぽりキッチリはいってなんとかなりました。
このマシンは乗ってみるととても快適で、これまでの人生で乗った中でも最も気に入ったマシンとなりました。
ホンマに走る椅子です。ひじかけと背もたれが欲しいくらい。歩くような気分で走れます。

こいつに乗ってると自転車ってのは速くてスムーズなだけが能やないなあって思わされます。無駄があったって効率的じゃなくたってええやん、て感じ。何を愉しいと思うかは人それぞれ。もっと装飾過多な効率をいっさい無視したようなのを愛する人もいるでしょう。ま、ボクはあんまり好きやないけど。だいたい、速さやスムーズさを求める人が作るとどんな自転車も最終的にはおんなじような感じになってしまいます(高校の頃のボクもせやったわけなんやけど)。削ぎ落として削ぎ落としてシンプルに骨だけになっていく。それは美しいのだけどどうしたってワンパターン。究極を求めたらそうなる。
でも、無駄って欲しいよね。
のんびりまったりがええ人にはこんなマシンが向いている。

それはともあれ。
ちび自転車、そろそろガタがきてて、そうそう長くは乗り続けられそうにないです。改造してもいいのですが、なんせ6000円のマシンなのでどーしよーかなーってとこです。
悩み中。

《三代目ママチャリ》
2つ上のママチャリの重さに耐えつつ2年ほど乗った後、今も乗ってるママチャリに。
IMG_2014-11-22_09_21_36.jpg
前のはあまりにも低性能で却って痛みようもなく特に問題は発生していなかったのですが、今回も必要があって前のマシンから替えました。
あちこちへ大荷物を運ぶ必要が発生して自転車にリュックだけでは無理そうやったんで。リアキャリアと変速機能が欲しいと。鉄製薄紫色ボディです。
スタンドも重い荷物を載せることを考えて片足スタンドではなく2点で立つタイプに。
ハブダイナモ、オートライトはいつも通り。今回は最初からLEDライトやったんで前のママチャリにつけたライトは再びお蔵入りとなりました。今も持ってます。いつか再度の出番があるか?
車重そのものはこれも重いです。まあ、軽く20kgはあるでしょう。ママチャリでは普通ですが。
でもその気になればけっこう速くも進めました。タフなおばちゃんのママチャリとタメ張れるくらい。
基本は荷運び用なので速く走ることはしていませんが。
今はもう荷運びの必要がなくなったので、そろそろ廃車です。もう数ヶ月で3年になるし。




で、あとは今現役中のマシンですね。このブログでもたびたび取り上げてます。
現在4台持ってることになりますが、上記ラスト2台はおそらく今年中には廃車にするのでしょう。ゆえに実質的には手持ち2台です。

残った2台はもう使い捨てはしません。
以降はメンテナンスも修理も改造もしながら乗り続けていきます。
数十年後に(ボクが生きてたら)えらいレトロな自転車に乗ってんなあと言われるように。

《ロード系ミニベロ》
そのうち1台はこれ。
IMG_20160320_093615.jpg

今朝各種微調整を完了して、これでこのマシンにかける手間は終了かな。
これからはメンテナンスをしながら走るだけ。
いちおう走りを楽しむためのマシンとして持っておきたいです。

今日はハンドルの角度と補助ブレーキレバーの角度を扱いやすいようにしました。
まあ、見た目はこれまでと変わらないんですけどね。
乗った感覚はけっこう異なります。
IMG_20160320_091618.jpg
このマシンはもし盗まれたり大破したりしても買い替えはしません。

《MTBもどき》
あとはこれ。
androidapp/15151160131000548-446177566.png
今後のメインマシンですね。
のんびりとした普段走りと改造で遊ぶマシンとなるでしょう。
このマシンは盗まれたり大破したりしたらなんらかの買い替えを行います。
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自転車ギア比を検討してみた [自転車]

きょうも数字の話なので不本意ですがなるべく正確に。

自転車で走ってて、そのときどきに応じてギアチェンジはするのですが、なかなか面倒ですよね。ほとんどの人にとって。
なぜか速く走るために多段があるというふうに思ってる人が多いようですが、ボク的には脚の回転数を一定にするためにギアを変えるというつもりでやってます。要はラクに、消耗を抑えて走るためにということですね。まあ、結局は速く走るということにつながりますか。そのときのスピードを出すという意味ではなく。

だいたい感覚でやってるわけですけど、一度ちゃんと計算しておこうと思いました。

まずはMTBもどきの方。重い方から順に。
前ギアは48T-38T-28T、の3段。
後ギアは14T-16T-18T-21T-24T-28T(シマノMF-TZ20)の6段。




計算すると次の感じ。
前 後 ギア比
48 14 3.428571429
48 16 3
38 14 2.714285714
48 18 2.666666667
38 16 2.375
48 21 2.285714286
38 18 2.111111111
48 24 2
28 14 2
38 21 1.80952381
28 16 1.75
48 28 1.714285714
38 24 1.583333333
28 18 1.555555556
38 28 1.357142857
28 21 1.333333333
28 24 1.166666667
28 28 1

普段(平坦で無風)ないしは軽い登りや軽い向かい風のときは、前38、後18のギア比約2.1にしようかと考えてます。かなり軽いです。
車重が重いので、これでちょうど快適なくらいかと。
ゆっくり回してもそれなりの距離を稼げるギリギリのところですか。
街なかで人や車が多いところでは後ギアを一段軽くしようと思ってます。
強い向かい風や、そこそこ強い登りなら前ギアを一段軽くしようと思ってます。
車道で速く走りたいときは前ギアを一段重くするつもりですが、この自転車じたい高速に向いてないのでおそらくほとんど使う必要はないでしょう。どうしてもってときだけ。

試した結果、普段走りには38×16=ギア比2.375の方が良さそうでした。上の設定ではサドルの前に降りるとき、発進で乗るとき、軽すぎて体重を支えきれずちょっとだけグラつくことが発生することがあります。それはカッコよくないので(おそらく他の人は気づかないレベルですが、自分で許せない感じ。スーッとスムーズにこなしたい)。ちょっとだけ重くします。
軽い登りでもちと重いですが、短いならそのまま充分登れるし。

ギア比の順でいくときれいに段階を踏むとなかなか複雑なギアチェンジが必要だけど。
実際にはそんなめんどうなことしないので、前38Tならそれはずっとそのままで後ギアだけチェンジしていくことになるのでしょう。ま、それでほとんどコトは足ります。
あるいは、どんな状況のときにはどんなギア比にするかあらかじめ決めておいて、上のギア比から近似する組み合わせを見つけて覚えておいて、その組み合わせで走るようにするか。
「状況」は5種類くらい設定しておいたらだいたいのことには対応できるでしょう。

この自転車でボクの場合は前38Tを標準として、外の一枚と、内の一枚は秘密兵器というか、とっておきというか、切り札的に使いましょう。基本は後輪のギアチェンジだけで。




次は20インチの方。
前は、52T-42Tの2段。
後は、12T-14T-16T-18T-21T-26T-28T(シマノCS-HG20-7)の7段。




計算すると次の感じ。
前 後 ギア比
52 12 4.333333333
52 14 3.714285714
42 12 3.5(フロントディレイラーと干渉し実質的には使えない)
52 16 3.25
42 14 3
52 18 2.888888889
42 16 2.625
52 21 2.476190476
42 18 2.333333333
52 26 2
42 21 2
52 28 1.857142857
42 26 1.615384615
42 28 1.5

全体のバランスは悪くない感じですね。軽い方の1.5は、もう少し軽いギア比も欲しい気もしますが、車重の軽さでカバーできてます。
そう、車重が軽いこともあって最も重いギア比で普段は走ってます。
それで苦にはなりません。小径ですしストップアンドゴーもスムーズ。
一番重いギア比のシングルスピード自転車みたいなもんです。
重量が軽いってのは偉大です。
急坂のときだけ一番軽いギア比にすることもあります。
うーん、2段変速自転車?

40年前のロードレース(草レースレベルですが)では競技でも前2段、後5段がせいぜいでしたからシンプルなもんでした。人によってはシングルスピードでした(ピストではないです、普通車ってこと)し、後5段だけって人も多かったです。
そういうのって単純でいいですねえ。
5段のギアが懐かしいです。正直あれで充分やったなあ。
ま、今のたくさんの枚数のギアを使いこなせてる人なんてほとんどいてないでしょうから、世の99%の自転車のギアは宝の持ち腐れになってるんでしょうね。
ほとんどの人はたぶん、3段でも充分かと。
標準の一段。少し速く走りたいとき用の一段。坂を登るための一段。それだけで。
できることなら、それに超軽い一段もあったら便利かな。

実現はしなさそうですが、車重がひたすら軽く(マッドガード、スタンド付きで8から9キロくらい)、ギア比も軽めの(2から2.5くらいかな)、シングルスピードの自転車を作ってみたいと思ってます。26インチ×1.95インチくらいのタイヤ履かせて。状況には回転数の変化だけで対応する。気楽に安楽に走れて良さそうだなあとか思います。もちろんゆっくり走るための自転車です。
でも、けっこう高くつきそうです。
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サドル高の設定 [自転車]

普段はあまり正確な数字の使い方をしません。どこか面映ゆさがあります。
自分の中を探ってみたら、数字に正確なニンゲンにはなりたくないという意識がどこかにあるようです。
でも今回は数値の話なのでなるべく正確な数字を書きます。
 書いた翌日にもう一度あれこれ試し直して、若干修正しました。

ボクは身長171.5センチ。
同じ身長でも手足の長さは人それぞれとは思いますが、ボクは日本人としてきわめて標準的なバランスを持ってると思います。

また、ボク個人に関して言ってもペダルの長さやサドルの幅なんかが関わってきますので常にこれが適応されるわけではないですが。

ともあれ、サドルの高さをいろいろ試してみました。

80センチなら両足カカトまでペタンと地面につけることができます。膝はかなり曲がった状態で余裕がたくさんあります。
どんな場合でも安定して足で支えることができます。
あと10年後にはこの高さにしようと思ってます。10年後にはほぼお爺ちゃんなので。
今でもママチャリや16インチのちびサイクルはここ以下に設定してます。特にちびサイクルの方はかなり低くしてます。移動する椅子としての使命を全うするために。
IMG_20151115_091459.jpg

85センチだと両足カカトが少し浮きます。無理すればカカトまで着きます。
片足ペダルに乗せた形でもう片方はカカトまで地面に着けていられます。
足で支えることに問題はありません。
停まるとき座ったまま足を着くならカカトからドスン!!もう片方の足も少し遅れてドスン!!と蹴るように着地するのが安定します。それができるギリギリがこの辺。完全に安全優先にしたいならここまでですね。でも、走行感覚はまだ少々重いです。

87センチでも両足カカトが少し浮いた状態です。無理しても両足ともカカトを地面に着けるのは難しいです。
片足ペダルでも、もう片方のカカトを接地させるには車体を少し傾ける必要があります。
こぐときペダルの最下点で膝はまだかなり曲がったままなのであまり効率はよくありません。
でも、普段乗り用の方はここに設定することにしました。安全優先です。


90センチだと両足つま先立ちになります。でも余裕はまだかなりあります。
片足ペダルに乗せた状態で、もう片方のカカトがそこそこ浮いてます。つま先立ちというほどではありません。
とはいえ、とっさに足で支えようとするとガタつくこともありそうです。
逆に、この辺から走行はラクになってきます。とはいえ、ここではまだ膝はけっこう曲がった状態のままなのでまだまだ効率的ではありません。
でもCDR 214ALの方はここに設定しました。安全性優先しつつ、こっちの自転車ではある程度走行の快適さも得たいので。速く走る気はありませんが、ラクに走りたい。
ある程度のラクさとある程度の安全性を。
停まるときは基本的にはサドルの前に降りますが、軽く停まりたいときには足をなんとか使えます。


93センチだと片足ペダルでも、もう片方がつま先立ちという感じになります。ただつま先立ちにまだかなり余裕があります。
それでも停まるときはサドルの前に降りるようにした方が無難でしょう。

95センチでは両足つま先立ちできないでもないですが、というよりは片方を接地するともう片方が浮くという感じになります。
片足ペダルでは、もう片方つま先立ちで余裕があまりなくなっています。それでも足を支えに使うことはギリで可能です。
こぐときにペダルの最下点でまだ少しだけ膝は曲がっています。もうひと声って感じです。完全に伸びきってしまうとかえって効率は悪くなるでしょうが、そこに至るまでにもう一段階くらいありそうな気もします。

理想的にはもう2センチほど高くして97センチくらいにした方がいいのだろうとは思いますが、腰も痛めてて前傾が厳しいし、無理はせんとこうと考えました。
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これで夜も走れる [自転車]

注文してた、自転車用のフロントライト、リアライト、空気入れが来た。

フロントライトは定番と思われます。
キャットアイの製品。
前照灯として使えることになってるそうです。
まだ実地には試してないですが、点灯してみたところまずまず明るそうです。

ついでに同じキャットアイのベルも買っておきました。
写真では目立たませんがライトの裏にセットしてる黒いのがベル。
同じベルトでとめられそうです。
もっとも、何十年も自転車に乗ってますが、ベルなんて鳴らしたこともないので、あくまでも気分の問題。
だいたい、鳴らすと、ほとんどの場合道交法違反になりますもんね。
特に歩行者に対して鳴らすのは厳禁ですね。

リア用のライトは、よく知りません。
カタチと小ささがが気に入って買いました。
点けてみたらとっても明るいです。
もしかしてフロントライトより明るいんでない?(そんなはずはないか)。
かなり目立ってくれるんではないでしょうか。

この二つでようやく夜も走れるようになりました。
ボクはけっこう夜のお散歩するので早く買おうと思いつつ、ズルズル二ヶ月近く。

空気入れは携帯用。
これも小さいのが気に入って。
仏式専用です。
カタログスペック的にこれで目一杯入れてちょうどいいくらいの空気圧。
入れすぎてパンクという憂き目だけは避けられそうです。高すぎない能力も購入動機のひとつ。
イタリア製のようです。中国製とやったらどっちがええの?比べようもないか・・・

自転車買ったとき、いちおう英式→仏式のアダプタがおまけで付いてきてたのですが、今持ってる空気入れはいろんなものに空気を入れる用途なんで、英式に入れるときにもアダプタを付けなアカン。
アダプタにアダプタを重ねるのはイヤやなあとひとつフンパツしました。
もう二ヶ月空気を入れてないわけで、この次走るときに試してみましょう。

ママチャリもわるくない [自転車]

今日、久しぶりにママチャリに乗った。
なんていうか、抜群の安定感って感じしますね。
不安はいっさいなく。
段差も何も気にしないでいい。

サドルをかなり下げてるということもあるでしょう。
あまり細くはないタイヤだってこともあるでしょう。
安いのであんまり遠慮しないでいいってこともあるでしょう。
でも、この安定感の主な要素は車体の重さかもしれないと、走りながら考えてました。
ずっしりしててなんかビクともしない感じ。
ぶつかられても自転車同士ならそれなりに耐えられそう。

自転車の価値の最重要ポイントは軽いことだという気持ちは変わりませんが、重い自転車にはそれはそれでいいところもあるかもしれないと思い始めました。
数日前に考えてた「老人向けの自転車(要するに自分が老後に乗りたい自転車ってことですが)」ってのに「軽いこと」って事項を入れてたのですが、たしかに降りた後の取り回しは軽い方が、小さい方がいいに決まってますが、走っているときの安定感の方が重要だと考えると、むしろ「重いこと」って条件に変更した方がいいかもしれませんね。

重た目で、タイヤの太い自転車なんかもちょっと探してみようかな。
「マウンテンバイクもどき」なんかがよさそうな気がします。実はママチャリなんやけど、一見マウンテンバイクのような顔をしているって連中。2万円前後でありそうですが。
マウンテンバイクもどきはだいたい低速仕様のギア比になってると思うので、それも老人向けかも。
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自転車のパーツ等購入予定 [自転車]

a.n.design works「CDR214AL」に乗って一週間ほど。
どういう改造(というほど大層なもんでもないけど)をしようか概ねプランが固まってきました。

まずは夜も走れるように前と後ろのライトですね。
この辺で充分かな。
これで好きな夜のお散歩も大丈夫。







その次は、自転車のイメージに合ってないペダルを交換したい。とりあえずは安物でいいです。
色はシルバーが車体の統一感としてはいいでしょうか。




空気圧がわかる空気入れも一本持っておきたいところ。これも安物で可。




ここまでは無条件です。年内くらいには揃えときましょう。
ブレーキは交換が必要だろうと思っていましたが予想よりもちゃんとしてたので、具合が悪くなるまではこのままでいきましょう。

ここからは条件付き。
全体に好調なので、基本的には調子が悪くなったら交換するという感じで。

まずワイヤーは半年くらいで調整が必要になるでしょう。そのときついでにワイヤーまわりもいじってみましょう。
補助ブレーキレバーはあった方が快適なので取り付けましょう。
40年前の補助ブレーキレバーといえば、主ブレーキレバーのストロークを犠牲にして、開く部分に補助の端っこをかませて、主ブレーキレバーを補助ブレーキレバーで操作する感じのものでしたが、今のは少々構造が異なるようですね。今の方がカッコいいですが、いまいち構造がわかってないので、若干不安です。ま、現物を買ってから観察して、必要そうなものがあれば揃えましょう。
ケーブル長が足りなくなるかもしれないので、その場合はケーブルも。本末転倒ですね。
正月休みあたりに作業するのがいいかもしれませんね。




そのときバーテープも交換しましょう。車体色がダークグリーンなのでバーテープも緑系で。モノトーンが好きなので緑と銀(ないしは白)で統一したいと思います。なので、白の方がアクセントにはなるかもしれませんが、白は汚れが目立つので。




当面、この辺が大きい改造(部品の付け替え)になるでしょう。

あとはだいたい2年ほど走ったら6000キロくらいになると思われるので、そろそろチェーンの交換時期ですね。まあ、切れるか不調になるまで待っててもいいのですが、この場合こちらの寿命の方が先に来るかもしれませんね。
その頃ボトムブラケットまわりもガタがきてると思われるのでオーバーホールと必要なら部品の交換をしましょう。
この辺は今はまだどれにするかとか考えてはいません。
チェーンは30年ほど前ステンレスのを使ったことがあって、結果としては強度的にも問題なかったので今でもあるならそういうのでもいいかも。多少ほっといても錆びないということで。

それ以外の小物や消耗品は随時取り付けたり交換したりすることになるでしょう。
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自転車に乗って [自転車]

ふぅ・・・
帰ってきた。
今日はかなり安定した走りができたと思います。
30年ぶりのスポーツサイクルやったんで、なんやかやと不安定やったかな。
気づいてなかったけど緊張もしてたみたいやなあ。
今日はリラックスできてた。
肩に力が入ってなかったし、鼻歌が自然に出てた。
やっと、昔の感覚を取り戻せてきたゆうとこかしら。

歩道を走るときは後ギア7段の真ん中(ギアの歯数まだ数えてない)、あるいはもっと軽く5段目でええかもしれへん。
今日は重い方から3段目で特に走りにくくはなかったけど、歩道ではだいたい6キロか速くても8キロ以内で走ることにしてんので3段目やとちゃんと回せず、カシンとちょっと当てては惰性・・・ってのを繰り返してたから。
自転車の安定性は2つの車輪と、クランクの3つの回転で作ってるんやろうし小径はそうでなくともちょっと不利なんで、クランクはちゃんと回せる軽さにしとくべきやろうとは思う。

それにしても(大阪の?)自転車マナー(&交通法規の守り方)は悪いなあと、自分も自転車で走ってると実感できます。
けっこう疲れの原因になります。
この人は近くを走ってても大丈夫と思える人と、近寄りたくない人、あるいは遠くにいても注意しとかなアカン人とかをチェックしながら走らないと怖いです。
計ってみるとだいたいボクは3秒後の世界をイメージしながら走ってるみたいですが、マナーの悪い人はそれから外れてしまうので。
マナーがいいから技術的にいいとは限りませんが、技術のレベルが上がるほど交通マナーがよくなっていくというのは確実かと。
ヘタでもマナーのいい人の方が、多少うまくコントロールできるけどマナーは悪いという人よりは安心して一緒に走れますね。

総じて言えば、交通マナーもテクニックのひとつなんだろうと思います。だからマナーが悪いってのはそれだけでヘタな人ってことになるんでしょう。
人のことを言えるのか!?ってことになると、まあ大丈夫と返事できるとは思ってますが、他の人から見たら「こいつの近くには寄りたくない」と思われてたりしてね。
ただ「こいつトロトロ走りすぎ。ジャマ!!」とは確実に思われてるような気がします。それは昔からたぶん同じ。

もう一台自転車買うとしたら・・・ [自転車]

一台買ったばかりで、もうこれを最後の自転車にしようと思ってたのですが、それがなかなか繊細な感じの自転車やったんで、もっと「がさつ」な自転車も欲しくなってしまいました。
自転車購入の予算が5万から6万円やったんですけどわりと安くあがったのでもう一台買えるくらいの金額は残ってるということもあるし。
ずっと乗ってた16インチのちび自転車の調子が悪くなってきてるってこともあるし、個人的に小径車が好きなので、小径でがさつそうな自転車をネットで探してると、やっぱりドッペルギャンガーが引っかかってきました。

とりあえずの候補は・・・
ドッペルギャンガー245



ドッペルギャンガー215



上記二つは基本的に同じ内容で色違いというだけのようですが、どうなんでしょう?
車重はちょっと重いですが、前後にサスペンションが入ってて、MTBのような使い方は無理でしょうが普通のガタガタ道くらいならどこでも楽勝そう。
この手の自転車には乗ったことがないので興味もあります。

あとひとつ、16インチのを。今あるちび自転車と同じ径なんでポイント高いです。車重も上記ふたつよりは軽いですし。タイヤの幅自体は上のふたつと同じようですし。



まあ、こうやって候補をあげてたって、ほんとに買うわけでもないんですけどね。さすがに今すぐには。

あ、こんなのもありました。
これは安いです。
これで6段変速ありとか。重量は・・・14.3kgですか。ちょっと重いけど、この値段なら充分かと。
なかなか信用できそうにないですが、今乗ってるのも6000円くらいでかつ無印みたいなもんやったんでそう捨てたもんでもない可能性もありますね。う〜ん、あんまりおもしろみはないですが、これなら今すぐにでも買っていいかも?



ん!?これは、安くない?
21段変速、ディスクブレーキ、サスペンションあり、送料込みで15,556円って。
どーやったらそんな価格で?
16kgか。重い。ほぼママチャリ。マウンテンバイクのように見えるママチャリってことかな。
それにしても安い。危険なにおいがします。



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